2011年3月11日の大地震と津波。その津波で流されたハーレーがカナダの島に流れ着いた。ハーレーは日本のオーナーに連絡をしてバイクを修理して送り返すことを提案したが、オーナーは家族3人も失ってまわりの人も何もかもなくした今、バイクが戻ってきてもうれしくない。その代わりにミルウォーキーにあるハーレーの博物館で3月11日の大地震と津波を多くの人に知ってもらえるように展示してくれないかという要請があった。
それをうけてハーレーは特別の展示スペースを準備してくれたそうだ。バイクは塩水に浸かった、砂などがついたままの状態なので、腐食が継続している。ハーレーとしては、展示できるかぎり展示してゆくと言っている。
こういう話はいい話だ。企業イメージを上げようとしてやっているわけではないだろうが、すごく嬉しく思う。企業はついついお金を儲けることだけを考えているようだが、このような姿勢を見せることは大切だと言うことは言うまでもない。
http://archive.jsonline.com/business/tsunami-bike-at-harleydavidson-museum-297bc0l-175708661.html
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