罪プラ日記

アイン：ボードウィン特務三佐、これが本当に最後の食事ですね。
ガエリオ：アイン、悲しむことはないよ。また来よう。 ガエリオ：左下のこんな巨大なバター、どこに使うんだ！

ガエリオ：アイン、これで欧州の朝食も食べ納めだね。
アイン：ボードウィン特務三佐、残念なのですか、それとも喜びなのでしょうか。 ミカ：オルガ、俺たちどこ行くの？
オルガ：ここシャルル・ドゴール空港からアムステルダムを経由して帰国だ。 アイン：また、サンドイッチとは・・・
ガエリオ：ベジタブルを選択して、少しは気を使ったのだよ。 アイン：ボードウィン特務三佐、またディナーですね。
ガエリオ：そうだね、アイン。最後まで洋食で通そう。 ガエリオ：それにしても、洋食なのに何で寿司をつけるんだ！大して美味しくもないのに。 アイン：ハトムギなんて初めて食べたかもしれません。

ミカ：オルガ、何も見えないけど。
オルガ：朝7時だってのに、全く夜が明けねえな。 アイン：ボードウィン特務三佐、フランスに来てもあまり変わりませんね。
がえりお：アイン、何を言っているんだ！右下にフランスのガレットがあるだろ！ オルガ：見ろよ、ミカ。あれがエッフェル塔だ。
ミカ：ふ〜ん、でかいね。 オルガ：今度は、サクレ・クール寺院だ。
ミカ：なんか周囲にミサンガを売りつけてくる黒人がいるけど、どうする？
オルガ：とにかく無視して、巻き付けられても振りほどけ！ オルガ：サクレ・クール寺院の前から見たパリの街だ。
ミカ：曇っててよく見えないや。 オルガ：ルーブル美術館前だ。
ミカ：オルガ、中に行くの？
オルガ：今回はやめておこう。 オルガ：最後の観光地、凱旋門だ。
ミカ：近くまで行くには、地下道を通るんだ。 ガエリオ：アイン、この旅、最後の晩餐だよ。
アイン：オニオングラタンスープなんてフランスっぽいですね。 アイン：ボードウィン特務三佐、さすがにほとんど食べ終わった鴨のコンフィの写真を載せなくても良いのではないでしょうか。
ガエリオ：仕方ないだろう。ここまで何とか撮って来たのに、最後の最後で忘れたんだから。 アイン：ボードウィン特務三佐、これは？
ガエリオ：罪人と訳されたクレープだよ。役を間違ったんじゃないか。

アイン：フィレンツェもローマと同じような食事ですね。
ガエリオ：国は同じだからな。 オルガ：ヴェッキオ宮殿だ。ミケランジェロのダビデ像のレプリカが前に飾ってあるぞ。 オルガ：サンタ・クローチェ教会だ。中国人だらけだな。 ガエリオ：これからパリへ移動する飛行機での機内食だ。
アイン：先ほど昼ご飯を召し上がらなくて良かったですね。 アイン：もう夕食ですか？
ガエリオ：パリに着いたらもう夕食の時間だったからな。それにしても、大味なステーキだな。 アイン：ボードウィン特務三佐、相変わらず、デザートも大きいですね。

ガエリオ：今日でこのホテルでの食事も最後だ。 オルガ：あれがシエナの大聖堂だ。街並みが綺麗だな、 オルガ：カンポ広場だ。ここでは年2回、周囲に土を敷き詰めて競馬をやるそうだ アイン：ボードウィン特務三佐、この食べ物はなんでしょうか？
ガエリオ：名前は忘れたけど、パンを煮込んだシエナの郷土料理だったと思う。2日目の鍋みたいだ。 ガエリオ：マメに埋もれているけど、ソーセージのようなハンバーグのような料理だったな。豆が食べても食べても減らなかったけど、肉は美味しかったよ。 アイン：本日のドルチェはパンナコッタですね。 オルガ：サンジミニャーノ、塔の街に着いたぞ。
ミカ：サン・・・ジ・・・塔の街でいいや。 オルガ：塔の上からトスカーナ地方の丘陵地隊の景色だ。 オルガ：ミケランジェロ広場から眺めたフィレンツェの街だ。 オルガ：随分と豪華な部屋だな。 ガエリオ：前菜から先が思いやられる量だな。 アイン：ボードウィン特務三佐、先ほどは大丈夫でしたか？
ガエリオ：お皿の斜面が思ったよりきつくて料理に落ちてしまったが、大丈夫だ。かなりモチモチした食感でボリュームタップリだな。 ガエリオ：さらにリゾットが出てくるんだな。 ガエリオ：ここで、Tボーンステーキだと！真ん中まで火が通ってないぞ。筋もそのままだし。 アイン：今日のドルチェはチーズケーキですね。
ガエリオ：柔らかくて甘めで美味しいな。 オルガ：フィレンツェのドゥオーモだ。

アイン：ボードウィン特務三佐、食べすぎではないですか。
ガエリオ：気にするな、アイン。色々と食べて見たいじゃないか。 オルガ：ミカ、ここがポンペイの遺跡だ。火山の噴火で滅んだ街だ。 ガエリオ：La'cryma Christi、キリストの涙という名前の白ワインだ。 ガエリオ：なんだかパンが焦げくさいぞ。味はかなり塩が強いな。 ガエリオ：ファルファーレだ。これでもか、と言うくらい出汁が出ているな。
アイン：ボードウィン特務三佐、無理はなさらないでください。 ガエリオ：アイン、見てごらん、メインのエビだよ。
アイン：意外と細くて身が少ないですね。 ガエリオ：オレンジの切り方が凝ってるね。 ガエリオ：アイン、ここから晩御飯だよ。
アイン：ボードウィン特務三佐、この野菜は何ですか？
ガエリオ：プンタレッレ、という冬にしか食べられrないローマの野菜だよ。
アイン：美味しいので？
ガエリオ：アンチョビと一緒に食べるとアンチョビの味しかしないな。硬めのセロリのような食感だな。 アイン：なんだか穴が空いてますね。
ガエリオ：確かブカティーニというパスタだ。穴が空いているから食感が面白いようだよ。 アイン：またドルチェをお召し上がりになるのですか。
ガエリオ：ドルチェとエスプレッソは、イタリアに来たら必須だよ。

ミカ：オルガ、朝早くからどこに来たの？
オルガ：ローマのテルミナ駅だ。1直線にホームが並んでいて迫力があるぞ。入場してないからわからないけどな。 ガエリオ：アイン、THE欧州って感じのビュッフェスタイルだろ。 オルガ：カトリックの総本山、バチカン市国のサン・ピエトロ大寺院の中だ。 オルガ：外では、ミケランジェロのデザインした服を着た歩兵が版をしてるぞ。
ミカ：ふ〜ん。なんか、すごいね。 ミカ：オルガ、どこに来たの？
オルガ：コロッセオの跡地だ。俺たち宇宙ネズミ痛いな奴らがいたんだな。 オルガ：トレビの泉だ。数週間前には、凍っていたらしいぞ。 オルガ：ここがスペイン広場だ。今は、飲食してると罰金を食らうらいいぜ。 オルガ：上から見た景色だ、ミカ。 アイン：ボードウィン特務三佐、これはなんでしょうか？
ガエリオ：アイン、これはフィットチーネというものだよ。こっちの味付けは随分濃いね。 オルガ：ナヴォーナ広場の四大河の噴水だ。
ミカ：あのミサンガくくりつけてくる奴ら、どうすればいい？オルガが言うなら殺すよ。
オルガ：殺すな。金を払わないだけでいい。 オルガ：フォロ・ロマーノを上から見たところだ。すげーな。 ガエリオ：アイン、すまない。この前に出て来た前菜やパスタの写真を撮り忘れた。これが出てくるまででもうお腹いっぱいだったのだが・・・ アイン：ボードウィン特務三佐、ようやくピザが出て来ましたよ。
ガエリオ：アイン、すまない。私にはもう無理だ。１カットだけはもらうよ。 ガエリオ：彼らは何を考えているんだ！ティラミスがこんなに大きいなんて！