“夏花野草八”《襍感・/・点描‘18-46》

ミソハギ(禊萩・溝萩) ミソハギ科(Lythraceae)
学名:Lythrum anceps (Koehne) Makino
別名: ボンバナ(盆花)、ショウリョウバナ(精霊花)、ソビソウ(鼠尾草)

《時節感慨・・呟記・・》
ミソハギ(禊萩・溝萩);
梅雨明の頃、咲き始めるミソハギ。田圃等などで見える。
ミソは、禊(ミソギ)を意味するが、萩の仲間ではなくサルスベリの仲間。
お盆に供える地方では「盆花」ともいう。 全体に無毛。
茎は、4綾形。葉は、十字形に対生し、基部は茎を抱かない。
花は紅紫色で直径約1.5cm。花弁は4~6個。萼片は6個で三角形。
萼片と萼片の間には針状の付属片があり、開出する。
雄蕊12個、6個が長く6個が短い。
日本の在来種でミゾハギ属は2種で一方の蝦夷禊萩は茎、葉、萼等に短毛がある。

*    *    *    *    *

森の藪は、むっとして暑いが池の辺りの高木の下は涼し気な風がとおる。
そんな所の林床に咲くミソハギと思う花に脱皮前の蝉が見えた。
この花には、蜜があるのだろうか!?! 共存共栄。
宅地化が激しくコンクリートに敷き詰められた所に、蝉は見れない。道理である。
里山と呼ばれる所、泉の森すぐ近くに「厚木飛行場」がある。
半世紀以上前は、飛行場の周りに民家はすくなかっただろう。
今や郊外の住宅地として宅地化が勢い良く広がっている。
だが一部里山公園として「泉の森」が整備され30年以上になろうか。
公園とか、里山としての整備が進むにつれ、人の手が入り込みすぎたと思う。
「画一的貧化」の表現通り整備しすぎたきらいがあった。丁寧に下草刈りをしない。
一方この泉の森は、引地川の原点でもあり、貯水池もある。
この池周辺は、金網で囲われており一般人は、立ち入れない。
おかげで自然環境は、程々に保たれている。そんな所で見た光景は、原風景に映る。

広島と長崎に原爆が投下されてから73年を迎えた。
原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が、毎年、営まれ平和宣言を全世界に向かって発信している。
非核兵器を訴えているのだが、未だに核兵器を傘に自国の保身を図っている他国の現実。
なんと悍ましいことか。核の安全利用と核兵器を一緒にかたってほしくない。
手足を縛られてる日本の安全保障政策ってどうすれば良いのか、良策を提示してほしい。

我々国民の為に戦って下さった先人に感謝の真を捧げたい。
而して、被爆され亡くなった方々のご冥福を祈ります。
今なお後遺症に苦しまれておられる方々に我々は、何ができるか。
非暴力・非戦闘を願うしかない、が国民の安全ってどうすれば!?!

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“夏花野草七”《襍感・/・点描‘18-45》

ハグロソウ(葉黒草) キツネノマゴ科(Acanthaceae)
学名:Dicliptera japonica
Peristrophe japonica (Thunb.) Bremek. var. subrotunda (Matsuda) Murata et Terao
Peristrophe japonica (Thunb.) Bremek.
ハグロソウ(葉黒草) の花弁、斑点にも色々な表情がある。
仲良く並んでいる花もある。微笑ましい。

《時節感慨・・呟記・・》
ハグロソウ(葉黒草);日本では関東より西(南)に自生していると言われている。
以前掲載したしたキツネノマゴは、姿が良く似ている。
2枚の花弁植物は、日本には数種類しかない。その一つのは、ツユクサだ。
ハグロソウは、本州中部より南の森林帯で自生しているが、見る機会は少ない。
葉の色が暗緑色であるというのが名前の由来に由。葉は細長い卵形で、対生してる。
草丈は20~50cmになる。茎は、直立しまばらに分枝、短毛が散生する。
真夏に顔をみせ清々しい。茎先や上部の葉の腋から花柄を出し、淡紅紫色の唇形花を魅せる。
花冠の内側に赤褐色の斑紋があり、手の平が合わさったような2枚の苞が特徴である。
花期は、結構長い。更には、日本固有種。楚々と咲く姿は、誇らしく映る。
口唇花に見える斑点、様々な姿だ。観ていて飽きない。しばしテレパシーで語り合った。
「2018/8/4,泉の森」
*    *    *    *    *

夏真っ盛りどころではない。暑すぎな酷暑、斯様に高い気温だ。
庭に出てみると・・・!?!耐えられる暑さではない。言葉にしっする。
そんな中でも野草は、健気に咲いている。強健だなぁ~~と感じる。
数日前サフランもどきが咲いていた。そして次々と野草が花姿を見せている。
前年より早い顔見世^^)。気候変動(時期)だろう、長い目で見れば。
一方、社会現象、とりわけスポーツの世界でも変動しているやに見える。
大人達が、可怪しいのではなく、過去の行動が露呈し始めている。
政治の世界でも同様だ。反省のまえに見過ごした過去を検証すべきだ。

今日は、広島に原爆が投下された日である。
あのような惨事を二度と繰り返しては成らない。あの悪夢を反省しないのかって思う。
北朝鮮だけではない。核保有国たる各国も非核化に向かうべき、切望する。

我が国を思うと、全くノーテンキだ!?! 戦後70年を超えて地力がついてきた。
外交にして、日本の存在感が見えてきた。今年の今月を以って国内でも法整備を検討すべきだ。
法整備の根本は、現行憲法の見直し・・改正に尽きる、と言いたい。
「和の国」ニッポン。天皇制も世界に冠たるものがある。
戦没された総ての人に哀悼の意を表したい。




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“夏花野草六”《襍感・/・点描‘18-44》

ヒメジョオン(姫女苑) キク科(Asteraceae/Compositae) 
学名:Erigeron annuus (L.) Pers.
タイワンホトトギス(台湾杜鵑草) ユリ科(Liliaceae)
学名:Tricyrtis formosana Baker

《時節感慨・・呟記・・》

ヒメジョオン(姫女苑);
ハルジオンとの違いは、ハルジオンの蕾は、下向き、ヒメジョオンは上向きのまま。
茎は粗い毛がまばらにあり、直立して分枝し茎高は、0.3~1.3m。
内部には白い髄がつまっている。根生葉は花のころには枯れる。
根生葉は長い柄があるが、花期にはない。上部の茎葉は披針形で先が尖りほぼ無柄。
下部の葉は幅が広く卵形で縁の鋸歯の先が鋭い。頭花は、舌状花で白色~淡青紫色。
頭花は直径約2cmと小さく上部の枝先に多数つく。舌状花は白色か、少し淡紫色を帯びる。
舌状花の冠毛は短く、筒状花の冠毛は長い。総苞片は披針形~線状披針形で2~3列に並ぶ。


タイワンホトトギス(台湾杜鵑草);
日本で一般的に見られのは、日本固有種のホトトギスとタイワンホトトギスの交雑種が多い。
日本の西表島だけにわずかに自生する(var. formosana)固有種は、貴重だ。
台湾には他にvar. grandfloraとvar. glandosaの2変種がある。
茎は普通、屈曲し、無毛かわずかに毛がある。葉は互生し、倒被針形又は狭い楕円状披針形~倒卵形。
葉表は無毛に近く葉裏は有毛、特に脈に沿って多い。葉の基部は茎を抱き縁に毛があり先は尖る。
茎頂又は葉腋の集散花序にまばらに花をつける。小花梗は、有毛。
花はトランペット形、花被片は斜め上向きに開き青紫白色、縁が濃く表面に濃い紫色の斑点がある。
花被片の内面基部の橙色の斑紋はやや不明瞭、基部の両側の膨らみが黒色を帯びる。
花柱や柱頭、花糸にも斑点がある。

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夏真っ盛りって云う季節だが、現実的には風情と言った表現を使えない程の高い気温だ。
庭に出てみると・・・!?!耐えられる暑さではない。言葉にしっする。
そんな中でも野草は、健気に咲いている。強健だなぁ~~と感じる。
数日前にサフランもどきが咲いていた。そして次々と野草が花姿を見せている。
前年より早い顔見世^^)。気候変動(時期)だろう、長い目で見れば。

世間を傍観すると、中高年以上の大人達の言動・行動に解せない。不可思議だ。
大人と言われる人々が、若者批判をする。でもその大人達が、可怪しい。
時世を自分なりに解く。情報収集が多角的な若者に対して大人達は、偏っている。
ネット情報の利点、一方リスクも在るが。
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“藪睨み・自然との共存”《凡声・/・囈‘18-07》

お江戸にっぽんばし。。。日本道路標示の原点。
日本橋が、木造からコンクリートに代わり、そして上に高速道路が通ってしまった。
こんな光景見たくないって思っていたが、
この高速道路が、地下に通る事になるという。
国道の原点、日本の伝統文化指標でもある。嬉しい事だ。
東京駅周辺の整備が着々と進んでいる。
駅周りは、近代的高層ビルに成ってしまった。
しかし、文明開化の香りが、皇居に向かって薫っている。
ここ周辺にも伝統文化を感じ取れる。
全国災害地の復興もこんな日本的感性で進んでほしい。

《時節感慨・・呟記・・》
2018年7月は、猛・酷暑が早々にやってきた。気候変動か??
最悪だ、だが更に更に酷い災害に各地は見舞われてしまった。
関東地方は、幸い水害はあまり無かったが、考えさせられる事があった。

今、団塊の世代前後の人々は、次世代の人々に伝えて置くべき事があるやに思う。
庶民の日常生活、些細な出来事でも記録して置く事って大切って思ってきた。
若い頃、記録方法は紙&ペンだった。量がかさむと結構難儀だった、と思い出す。
各地の情報は、新聞等の紙面からで保存も大変だった(全体的に反権力感覚!?!)。
今にして思えば庶民の感受に偏向的(反権力的)に成らざるを得なかった。
今の情報源は、ネットであらゆる面からのものを得られる。これは、重要な変移だ。

この度の水害で思い出した言葉がある。水源涵養保安林という表現。
「保安林とは、水源の涵養、土砂の崩壊その他の災害の防備、
生活環境の保全・形成等、特定の公益目的を達成するため、
農林水産大臣又は都道府県知事によって指定される森林です。
保安林では、それぞれの目的に沿った森林の機能を確保するため、
立木の伐採や土地の形質の変更等が規制されます」(ウィキペディアより引用)。
この保安林等を管理していた上級官庁は厚生省であった。この下に林野庁があった。
この両官庁は、夏休み期間(大学生)に山岳地帯で「監視員・指導員」を雇っていた。
このアルバイトは、山好きには絶好のものだった。森林の状態確認と登山者調査。
おまけに山のガイドも兼ねていた。当時の森林形態はよくよく覚えている。
半世紀近く前までは、日本の山岳地帯裾周辺は、植生・生態系は堅持されていた。
そのために「水源涵養保安林」は、程々に効用されていた、と確信している。
保安林と山間部の堤防計画は、緻密に行われていた。当時から土木技術はすごかった。
大方の水源涵養保安林・土砂流出防備保安林・国有林等が、保全されていた。
所が高度経済成長に関連して市街化が、山間部奥深くに入り込んできた。
更には、観光開発で都市化していった。このことが、特定保安林制度導入に至ったが、
間伐などの手入れの遅れ、水源の涵養や山地災害の防止等の公益的機能が低下して、
保安林に必要な施業を計画的に推進し保安林機能の確保を図ることが遅れてきた。
先般来の国土災害の要因の一端でもあるだろう。更には、縦割り行政の弱点も露呈した。
国土保全・水管理は、国土交通省、自然環境保全が環境省で、相互協力が不十分。
戦後、日本の法体系構築の欠点がさらけ出された。今改革しないでどうするって言いたい。
被災された人たちには無礼だが、今が根本的に改革する時、って信じて止まない。
国土保全、都市計画をもっと根本的に分かりやすく法整備して欲しい。
都市計画法で云う「表土の保全」をもっと広範に森林とも関連付けて頂きたい。
民主党政権が「コンクリートから人へ」などとマスコミがこぞって報道していたが、
ここには、日本国土で最も大切な「緑」が欠落している。
自然との共生は、日本の伝統ではなかったか! 天は、我々に試練を科したのだろうか。
復興は、慎重にだが、もっともっと早急に善後策を講じて頂きたく政府にお願いしたい。
「鎮守の森」これは、真意をついた表現ではあるまいか。
思想信条、自己保身に終始してる代議員・官僚諸氏、マスコミ陣等々、国益って何だ。。。!

災害地の皆さん、体調に留意して、頑張ってください。



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“夏花野草五(狐)”《襍感・/・点描‘18-43》

キツネノカミソリ(狐の剃刀) ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名:Lycoris sanguinea Maxim. var. sanguinea
キツネノマゴ(狐の孫) キツネノマゴ科(Acanthaceae)
学名:Justicia procumbens L. var. procumbens
Justicia procumbens L. var. leucantha Honda form. japonica (Thunb.) H.Hara

《時節感慨・・呟記・・》
キツネノカミソリ(狐の剃刀);
地味なオレンジ色のためか、ヒガンバナと比べ、あまり話題にならない。
キツネノカミソリの名前は、芽ぶいた直後の葉の形が剃刀に似ているから。
他方、面白いことにタヌキノカミソリ(ヒガンバナ科で別名リコリス)がある。
ヒガンバナの仲間だが、真夏の暑い時期に花を咲かせる。
花が咲く頃には葉が枯れてしまうという、変わった植物。在来種(日本固有種)。
ヒガンバナと同じく有毒植物。花はヒガンバナよりオレンジ色が強い。
地下にヒガンバナとよく似た直径3~4㎝の鱗茎(球根)がある。
春出た葉は夏には枯れ、その後に花茎が出て花が咲く。
茎頂に花を3~5個つける。花被片は6個、長さ3~4㎝、橙色~黄赤色、反り返らない。
雄蕊6個、花被とほぼ同長。雌蕊1個。蒴果は、扁球形。種子は黒色で扁平。
ムジナノカミソリ は、九州と対馬の湿った場所に自生。雄蕊は花被片より短い。
オオキツネノカミソリは、花被片がそり返り、雄蕊、雌蕊が花から突き出ている。

「研究者ノート」(筑波大;遊川知久)
夏、何もない地面から突拍子もなく花が現われたかと思うと、
また地上から消えてしまい、春にようやく葉が出てきます。
地下にはチューリップのような鱗茎が埋もれていて、栄養や水を貯えています。
私たちはヒガンバナ科の進化の道筋を、DNAの塩基配列を調べて明らかにしました。
キツネノカミソリなどヒガンバナ属の起源はアジアの西の乾燥地にあって、
さらに時代を遡ると地中海沿岸が故郷のスイセン属など同じグループだった可能性が高いのです。
どうやら、ヒガンバナ属が鱗茎を作って夏に休むライフサイクルは、
夏の乾きがきびしい地中海性気候に適応した先祖の性質を、そのまま残したもののようです。
「春植物」と呼ばれるカタクリなども、夏に地上部が消える点でよく似ていますが、
これは夏に暗くなってしまう落葉広葉樹林の林床に適応した進化で、
キツネノカミソリとは異なった原因で成立したのだと思います。


キツネノマゴ(狐の孫);
キツネノゴマ(狐の胡麻)ではなくキツネノマゴ(狐の孫)。
小さな花と低い背丈で目立たないが、名前が面白い。
ハグロソウと間違えやすいが、こちらはくちびる形。ハグロソウは2枚の花びら。
花の根元に密集している細いガクのような穂が、狐の尻尾に似るという説があるが、孫の意味は不明。
茎高10~40cm。葉は対生し卵形。花は淡紅紫色の唇形花(穂状に密集)。萼片や苞の縁に白い毛がある。
雄蕊2個。葯は2室で上下につき、下の葯のほうが大きくて基部に突起がある。
「2018/7/22泉の森」

*    *    *    *    *

未だ7月というのに、西日本の雨災害、今度は台風災害。各地の皆さんお見舞い申し上げます。
今回の台風、神奈川の西方から静岡熱海市のホテルで大きな被害が出た。
大事に至らなかったが135号線の車の立ち往生では、車が高波を被った。
この道は、真鶴・湯河原・熱海・伊豆方面に行くときよく使う道だ。
夜分・台風ということで通行利用者は、それほど多くなかったと思える。
だが、昼間、地震での立ち往生、更には、津波等と想像すると怖い。
海岸線の風光明媚な道路である。道のあちこちに防災警告が提示されているが!?!
改めて、日頃よりの防災意識を持たねばって痛切に感じた。
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“夏の風物詩”《襍感・/・点描‘18-42》

ヒマワリ(向日葵) キク科《Asteraceae (Compositae)》
学名:Helianthus annuus L
別名: ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)
(この会場は、ハイブリットサンフラワー(Hybrid Sunflower)種が植わっていた。
画面だけではないが10万本は、壮観である。
裏側から観ると、なんとなく「太陽」をイメージできた。
迷路とか遊べるスペースもあったみたいだ。

《時節感慨・・呟記・・》
ヒマワリ(向日葵);
茎のまだ柔らかい時期に、太陽の動きに合わせて花の向きを変えることから名が付いた。
だが、若い茎頂や蕾が少し太陽の方向に傾く程度(但し同じ方向に花は向いている)。
茎は直立し高さ2m前後にもなり粗い毛が生えてざらざらしている。
葉は、ハート型で長い柄があり、縁には粗鋸歯があり、互生する。
花は、大きな1つの花のように見えるが、頭状花序(花が集まって1つの花の形を形成)。
外輪に黄色い花弁をつけた花を「舌状花」、内側の花弁がない花を「筒状花」と呼ぶ。
ヒマワリの栽培品種は用途別に多数あり、ハイブリッド種(F1)も多い。
花の大きさも色々。花色は、黄色・赤色・橙色・白色・黒色などもある。
種子(痩果)は食用のものは大きく油糧用や観賞用のものは小さ、油糧用は、黒色で縞がない。
巨大なヒマワリもあり、最も高いものは高さ5m以上に達し、頭花は直径80㎝以上になる。
「農林水産省品種登録審査基準」ひまわりの代表格は、Sunflower(Helianthus annuus L.)。
「2018/7/22座間市ひまわり畑」

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毎日、猛・酷暑です。熱中症が心配、今年は暑さが厳しすぎる。
西日本のみならず各被災地の皆さん、そして我々自身も体調を気をつけよう。

扨、さて、、、
酷暑といえども己の体調を考え外気に触れろって悪友が誘ってくれた散歩。
今回は、恒例の「座間市ひまわり畑」イベントを見に行った。
座間市の花「ひまわり」は、平成5年から農協青壮年部が中心となって荒廃地、
遊休農地対策の一環として、向日葵の景観植栽を行い「向日葵広場」として公開している。
1994年(平成6年)には「かながわの花の名所100選」にも選ばれた。
年々規模は大きくなり、「座間市ひまわり推進協議会」が発足、
今では総面積5.5haを超える規模に拡大した。
こんな「ひまわり畑」を久しぶりに訪れた。実に盛大なイベントになった。
約10万本のヒマワリ《ハイブリットサンフラワー(Hybrid Sunflower)》は、圧巻。
ひまわりまつり会場では、模擬店、農作物の販売等をも行っていた。
夏を代表する花、ひまわり。目の前の花々は、景観形成作物として開発された園芸種。
短棹で耐倒伏性が強い品種。また、焼酎、ひまわり油、蜂蜜など農産加工品作りのほか、
バイオディーゼル燃料(BDF)としての栽培も増加している由。
リン酸吸収を促進する効果もあり、緑肥作物としての活用も可能と言われている。

猛暑の中、被災地では懸命の復旧作業が行われている、それを思うと少々後ろめたい散歩。
そんな中で先日、災害地の倒壊建物の下からワンチャンが警察官によって救出された!!
災害日から1週間もたっての救出だった由。現地での地道な援助活動、活躍を物語っている。
ホッとした嬉しい話だが、炎天下での作業は、関係者総ての健康が心配です。

気候変動もさることながら、自然界自体も変化してる様に思う。
住まい近くで「蝉」の声が聴こえない、否、非常に少なくなっているやに感じる。
暑い中、ヒマワリ見物をしながら周りを観ると若い親子連れが多く見受けられた。
子供の頃、汗をかくことは、夏当たり前って思っていた。汗が夏の証って楽しんだ。
だがこのところの気温は、高すぎる。身体にどんな影響が在るのだろう??
「枕草子」に「汗の香・・・」などという表現が出てくるが、汗自体が、危険!?!
冷房を効かせる環境は、不可欠な時代に入ったのか??屋外の夏行事が、中止に。
今の気温気候が今後も続くなら「オリンピック開催」が危険、と思えてくる。




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“夏花野草・四”《襍感・/・点描‘18-41》

コバギボウシ(小葉擬宝珠) キジカクシ科(Asparagaceae)
学名:Hosta sieboldii (Paxton) J.W.Ingram form. lancifolia (Miq.)H.Hara
Hosta albomarginata Ohwi form. lancifolia Ohwi
別名: フジギボウシ、イブキギボウシ、アオバオモトギボウシ、ハカマギボウシ。

《時節感慨・・呟記・・》
コバギボウシ(小葉擬宝珠);
オオバギボウシと比べ、葉が小さいのが名前の由来。ミズギボウシ同様、湿った草原に見える。
根茎は横に這い、葉は斜めにたち美しい。花は紫色で花茎は40cm前後。花は1日花。
花の長さは4~5?。花被片6個、内面に濃い線がある。雄しべ6個、先が上向きに曲がる。
雌しべは1個、長く花被片の外に突き出し、上向きに曲がる。苞は緑色、先が尖った狭い卵形。
葉は、狭卵形で先は尖り基部が次第に細くなり葉柄へと続く葉脈が縦に窪み、はっきり見える。
在来種(日本固有種)である。白花のものは シロバナコバギボウシと呼ばれている。
似た花に大型のトウギボウシがある。
和名の由来はつぼみが橋の欄干に付けられる擬宝珠(ギボシ)に似ているから。
オオバやキヨスミに比べ茎の細さが際立っています
似た種はオオバギボウシ、カンザシギボウシ、キヨスミギボウシ、ミズギボウシなど。  
「2018/7/21泉の森」

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毎日、猛・酷暑です。やはり気になるのが、西日本のみならず各被災地の皆さん。
重ねてお見舞い申し上げます。

扨、さて、、、
災害地の全容がわかってきた。懸命な復旧活動も進んでいる由。
徹底的な予防措置検討は、国家レベルでも各自治体でも行われているだろう。
だが、被災地の全容が見えてこないのは何故なのだろうか??
更には、野党側からの提案等も聞こえてこない。代議士の役割ってなんだろう。
党利党略に大災害を利用するのも結構だが、地元の現状を鮮明にする必用もあろう。
被災地の正確かつ緻密な現状把握を公表することも大切ではないだろうか。
マスコミ、特にNHK、全体的そして各地の災害現場取材を丁寧に報道すべきだ。
放送局の画像は、素通りだ。対して新聞は、見返せる。役割分担があってよい。
しかしそのどちらも、話題性を求めて映像を流し、紙面もバラエティ化している。
何処で何が不足してる、どの地域の支援が遅れてる等々、正確な情報を発信すべきだ。
メディア取材地が、偏っているゆえに、ボランテァも偏って集まってしまうのでは??
災害が起こるといつも思うことだ。公平に支援できる体制・組織づくりを望みたい。




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“夏花野草・参”《襍感・/・点描‘18-40》

ヘクソカズラ(屁糞蔓/屁臭蔓) アカネ科(Rubiaceae)
学名:Paederia scandens(Loureiro) Merrill
Paederia foetida auct. non L.
別名:ヤイトバナ、サオトメカズラ。
「2018/7/17居所」
花の変化が見て取れる。微妙で不可思議。
「2018/7/20居所」

《時節感慨・・呟記・・》
ヘクソカズラ(屁糞蔓/屁臭蔓);「屁糞蔓」の名前は有名。
色々資料を見ると匂いの凄さが強調されてる。が花には匂いはない。
葉や実をすり潰したときに臭いがするが、乾燥するとさほど臭わない。
茎は、左巻きで他の木や草等に絡まって長くのび、基部は木質化する。
葉は対生し、楕円形、細長い卵形で先はとがる。葉柄基部には、三角形の鱗片がある。
葉腋から短い集散花序をだし、灰白色の花をまばらにつける。
花冠は長さ約1cmの釣鐘状で先は浅く5裂して平開する。のどと内側は紅紫色。
お灸をすえた跡に似ていることから、ヤイトバナ(灸花)とも呼ばれる。
蔓が枯れてもそのまま冬まで形を残す。リース作りの材料として用いる。


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ブログル、日本在住の、そして異国在住の皆さんお暑うございます。
酷暑、重ねてお見舞い申し上げます。

扨、さて、、、
災害地も少しずつ回復に向かっておられるようです。
しっかりとした復興計画を立てて頂きたいと祈り希します。
陸や海でも懸命に尽力してくれてる自衛隊・消防・警察官の皆さん感謝です。
国会等議会人、行政官僚の皆さん、真摯に今を考えて欲しい、と念じたい。
現況・現実に基いて思うと、反安保などと言っておれない、と痛感する。
日本各地の様々な災害現場に在日米軍や軍人ボランティアの人々が支援してくれている。
この現実を真摯に考えるべきだ。余り報道されていないようだが感謝の声をあげたい。
今日も酷暑。被災地のみなさん、健康をお祈り申し上げます。


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“夏花野草・参”《襍感・/・点描‘18-39》

ノササゲ(野ささげ) マメ科(Fabaceae)
学名:Dumasia truncata Sieb. et Zucc.
別名:キツネササゲ

《時節感慨・・呟記・・》
ノササゲ(野大角豆);ツルマメやヤブマメの花が黄色になったようなマメ科の植物。
山野の雑木林に見える巻き付きながらよじ登る蔓草。茎は細く長さ1~3m位で無毛。
葉は、3小葉で互生する。頂小葉が、大きめで葉先が細くなった三角状長卵形。
夏、葉の腋から出る花序に長さ1.5~2㎝の淡黄色の蝶形花(筒状)を数個付ける。
タンキリマメやトキリマメも黄色花だが、小葉の幅が広く葉裏に腺点がある。
「大角豆」の漢字名は、平安時代の「倭名類聚抄」に「大角豆」として名がみえる。
「2018/7/13泉の森」

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西日本の広範囲で豪雨による甚大な被害がでてしまった。
被災地におられるかもしれないブログルの皆さん、重ねてお見舞い申し上げます。
而して、酷暑お見舞い申し上げます。

扨、さて、、、
災害地の知人から懸命な復旧活動の様子を聞いているも一爺には何もできない。
救援活動を国レベルで早急に検討に入って頂きたい。生活再建が大変だ。
心のケア、特に高齢者には慎重に配慮してほしい(東日本大震災で感じた)。
今回の災害で思うのは、インフラ整備の遅れ!?!
山間部の堤防、河川や橋の安全性検討が遅れていると思える。
「コンクリートから人へ」と転換していったのは、民主党政権時のことだが。。。
災害予測地図での安全・安心を基に国土を保安し、行政(市)レベルで予防対策を。
特に予防方法、批難通達の徹底的措置検討が、河川改修工事も含めて間に合わなかった。
地元住民や企業への事前予防訓練を今後徹底して欲しい。豪雨災害の予防が遅れてる。

立憲民主党等の野党は、災害対応を優先し国会審議を一時中断すべきと言っていたらしい。
だが、立憲民主の幹事長は、安倍首相の外国出張を「国会をさぼりたいために外遊するのか」
と批判していたのは、甚だ論旨矛盾しており、全く以て言いたい放題と思えてならない。
今という期こそ、腰を落着け政策を考え議論すべきだ。そのための国会議員で在るはずだ。
審議中断を言い出すのは、IR実施法案の審議を遅らせる口実にしているのか??
ここに至っても党利党略に大災害を利用しているとしか僕には映らない。
現安倍政権の落ち度は、多々在る。批判のみで良策を構築する姿勢に欠缺する野党は最悪だ。
マスコミにして然り。現場取材に終始する姿勢、バラエティ番組化している。
悲惨な現場に対応すべく良策を模索、提案する報道番組が余り見られない。
現場からの現実・現象を徹底的に洗い出し検証すべきが、報道機関の役割でもあろう。
素人の僕が言ってもどうにもならないが、国を模索する政治家が少ないのは遺憾である。
諸々起こっている事象に早急に対応すべく、政治家、行政者が一丸となって対処する時だ。

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“夏花野草・弐”《襍感・/・点描‘18-38》

ヤマユリ(山百合) ユリ科(Liliaceae) 
学名:Lilium auratum Lindl. var. auratum
oriental lily名で園芸店に並んでいることがある。

《時節感慨・・呟記・・》
ヤマユリ(山百合)は、ユリ科の在来種(日本固有種)。
つぼみで開花する直前はオレンジ、赤色がかっていて綺麗だ。
ユリの中で最も大きい直径20cm以上にもなる強い香りのある花。
地下に大福もちのような形の鱗茎があって成長する。
鱗茎は、茎の廻りに膨らんだ鱗片が集まった球根の一種で、直径10cm前後。
茎は鱗茎から1本直立し、葉は長さ15~20cm、幅2.5~5cmで先がとがる。
花は茎の先に1~6個、多いものでは20個もつく。花は6枚の花被片からできている。
そのうち3枚は少し細く、もともとのがく片が花びらのような姿に変わったもの。
幅の広い3枚の花被片は本来の花びらである。雄しべは6本、雌しべは1本である。
花被片は白く、赤紫色の斑点があり、中央に黄色い帯状の線が入る。
地方によっては、鳳来寺百合とよばれて親しまれ、よく庭に植えられている由。
夏の暑い日に、野山のあちこちで真っ白な花を見せる山百合の姿は立派だ。
おおよそ150cm位になる。山で見てこそヤマユリと言えるのかもしれない。

研究者ノート「筑波大・遊川知久」
日本は、世界でいちばんユリの美しい国といってよいかもしれません。
14種が北海道から沖縄まで、春から夏の山や野を彩ります。
中でもヤマユリは、豪快な花容とむせ返るほどの官能的な香りで、
梅雨明けを強烈に印象づける植物です。
日本固有の種で、青森県より南、近畿地方まで分布が知られています。
明治維新からしばらく、ヤマユリの球根が大量に欧米へ輸出され、
絹とともに外貨獲得の稼ぎ頭でした。自生地は、本州(近畿以北)。
北海道・北陸・中国地方・四国・九州に生えていた場合は野生化したもの。
庭植え、切り花として用いられ、根は古くから食用にされる。

*    *    *    *    *

西日本は、豪雨で甚大な被害がでているようだ。
戻り梅雨的豪雨、被災されたブログルの皆さん、重ねてお見舞い申し上げます。

扨、さて、、、
被災された知人より無事って連絡をもらっていたが、今、何もできづもどかしい。
毎年、台風等で被害が出ているのに、それらへの対策をもっと堅実にすべきだろう?
有事の際、最前線で活躍してくれてるのが自衛隊。国を守ってくれてる軍隊的組織。
防災もさることながら国防も大切だ。両方を検討すべき国会議員、何やってるんかい!
自民党の重鎮の一部に自己中心的行動しかしてない方々がいる、情けない。
一庶民ができることって・・議員の背中を押すことぐらいだ。自宅でイライラしていた。
それを察してか、悪友が散歩に引っ張りだしてくれた。
里山の休耕田を使って、市民田んぼとしてるらしい所。その周辺の散策路へ。
ここでも友に八つ当たり。里山を管理・整備しすぎる、と^^)。
見たい植物は、整備されていない所に在る。痛し痒しだ。
気になった花があった。画像のヤマユリ・・茎が細く花が横たわっている状態だった。
そんな光景が多く見られた。その周辺、今後、定期観察してみたい。
人が踏み入れない斜面にはキヨスミギボウシらしき花が豪快に咲いていた。
田圃奥の湿った所には、イヌヌマトラノオやキキョウソウが静かに咲いているのが見えた。
自然の中に身をおくと心静かで我を忘れるが、現実の事象に触れると憂鬱になる。

「2018/7/8横浜・寺家ふるさと村」



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