「1ドル=155円30銭~155円32銭」
11月
19日
19日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落でした。12時時点は「1ドル=155円33〜34銭」と前日17時時点と比べて34銭の円安・ドル高でした。
19日、<高市早苗政権>の拡張的な経済対策が20兆円を超える規模で調整されていると報じられています。財源となる2025年度補正予算の歳出規模が前年度を上回る可能性が意識され、円売り・ドル買いが優勢となっていますが、政府は21日にも総合経済対策を閣議決定する方針です。
円相場は12時すぎに「1ドル=155円26銭」近辺まで上昇でした。財務省は19日午前、日銀の<植田和男総裁>と<片山さつき財務相>、<城内実経済財政相>が同日18時10分から会談すると明らかにしています。円売りが進んだ場合の対応などを話し合うのではないか、との警戒から円を買い戻す動きが出たようです。
円は対ユーロでも下落でした。12時時点は「1ユーロ=179円86〜88銭」と、前日17時時点と比べて22銭の円安・ユーロ高でした。財政拡張への警戒から対ユーロでも売りが増え、18日の海外市場では「1ユーロ=180円29銭」近辺と1999年の単一通貨ユーロ導入以降の最安値をつけていました。







kito