ダウ平均株価(12月3日)終値4万7882ドル90セント
12月
4日
3日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。低調な米雇用指標を受けて米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が高まり、相場を支えています。反面、ハイテク株の一角に売りが出て重荷となりました。
3日、米民間雇用サービADPが発表しました11月の全米雇用報告で、非農業部門の雇用者数(政府部門除く)は前月比3万2000人減でした。市場予想(4万人増)に反して減少でした。中小企業の雇用削減が目立ち、米労働市場が減速しているとの見方が強まりました。
3日、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表しました11月のサービス業景況感指数は(52.6)と、市場予想(52.5)を上回りました。個別項目では「雇用」が増減の目安となる(50)割れが続いたほか、「価格」が低下しています。市場では、(FRB)の利下げ期待を高める内容だとみられています。
上記経済指標から(FRB)が9〜10日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で(0.25%)の利下げを決める確率が高くなっています。雇用の減速は利下げ判断を後押しする材料になるとの受け止められています。
ダウ平均株価は、前日比408ドル44セント(0.86%)高の4万7882ドル90セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比40.42ポイント(0.17%)高の2万3454.09で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比20.35ポイント (0.30%)高の6849.72で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比40.42ポイント(0.17%)高の2万3454.09で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比20.35ポイント (0.30%)高の6849.72で終えています。










田中 久史