『山人 縄文の響きが木霊する』@<原村政樹>監督
3月
25日
農業を題材に数々のドキュメンタリー作品を制作してきた<原村政樹>監督が、『若者は山里をめざす』・『山里は持続可能な世界だった』に続き、「山里3部作」の完結編として撮りあげたドキュメンタリー『山人(やまんど) 縄文の響きが木霊する』が、2026年3月28日より公開されます。
福島県奥会津地方の山奥の村に暮らす、昭和28年生まれの<菅家藤一>さんです。山を知り尽くした「山人(やまんど)」である彼は、四季を通じて山に入り、山の自然を壊すことなく、山の恵みに生かされて暮らしています。それは縄文時代から受け継がれてきた暮らしの作法であり、そこにはわたしたちが持続可能な未来を実現するための手がかりがありました。
春には多彩な山菜が芽吹くが、すべては採らずに残しておくことで、毎年途絶えることなく良い山菜が採れます。山の植物を使った伝統的な生活雑貨作りの職人である<菅家藤一>さんは、貴重な山の資源を絶やさずに利用する先人たちの知恵の継承者でもあり、山には神様を感じるといいいます。「狩猟は文化だ」という<菅家藤一>さんですが、害獣駆除で無分別に熊を殺すことに心を痛め、「熊が絶滅するかもしれない」との危惧から山奥での熊狩りをやめました。狩猟が解禁される前には、鳥獣供養を欠かしません。
山の恵みに包まれて生きる<菅家藤一>さんの姿を通し、現代人が見失いつつある大切なメッセージを浮かび上がらせていきます。









