日経平均株価(4月28日)終値5万9917円46銭
4月
28日
28日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比299円15銭(0.49%)安の6万0238円21銭でした。日経平均は前日に終値として初めて6万円の大台に乗せ「6万0557円36銭」で終えています。これまで急ピッチでの株価上昇が続いていたとあって、前日の最高値更新をけん引した人工知能(AI)・半導体関連株を中心に、利益確定売りが出ています。
日経平均への寄与度の大きいソフトバンクグループ(SBG)やアドバンテスト、東京エレクトロンの下げが目立ちました。27日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は19営業日ぶりに(1.0%)の下落でした。(SBG)傘下の英半導体設計アーム・ホールディングスが大幅安となり、28日の東京市場でも(SBG)に売りが波及し、相場全体の重荷になりました。
アドバンテストを巡っては、27日に2027年3月期の連結純利益(国際会計基準)が3年連続で過去最高を更新する見通しだと発表しました。旺盛なAI向け半導体の需要を追い風に、最先端の半導体が正常に動くかを試験する高性能の検査装置の販売が伸びていますが、市場予想を下回りました。27日に株式分割考慮後の上場来高値を更新していただけに、利益確定売りに押されました。
日銀が28日まで開いた金融政策決定会合で政策金利を据え置きを決めています。あわせて公表しました「経済・物価情勢の見通し(展望リポート)」の内容が今後の利上げに前向きな「タカ派」だったとの受け止めが広がりました。国内債券市場で長期金利が上昇(債券価格は下落)し、株式の相対的な割高感が意識され、金融政策の据え置きに対し、反対票が3人に増えたことで、早期の追加利上げへの思惑が強まったことも株売りを促しました。
終値は3営業日ぶりに反落し、前日比619円90銭(1.02%)安の5万9917円46銭で終えています。








田中 久史