イラン、米国に回答
5月
11日
9日、米国の<ルビオ国務長官>と<ウィットコフ和平交渉担当特使>は、フロリダ州マイアミで、イランとの戦闘終結に向けカタールの<ムハンマド首相兼外相>と協議しました。10日、イラン外務省は<アラグチ外相>が<ムハンマド首相兼外相>と電話会談したと発表しています。
10日、国営イラン通信(IRNA)はイランとの戦闘終結に向けて米国が示した提案に対し、イランが交渉仲介国のパキスタンを通じて回答したと報じています。事情に詳しい情報筋の話として伝えました。
具体的な回答内容は不明ながら、情報筋は同通信に「現時点で(米イランの)交渉は地域における敵対行為の停止に焦点が当てられる」と述べています。一方、別のイランメディアは回答について、戦闘終結に加え、ペルシャ湾と原油輸送の要衝ホルムズ海峡の「海洋安全保障」が主な焦点だと報じているようです。
米国は、戦闘終結に関する覚書を交わした後に、最終合意へ30日間の交渉を行う案を提示したとされています。同案には、米イラン双方がホルムズ海峡の封鎖措置を段階的に解除することや、イランによるウラン濃縮活動の一時停止などについて詳細を詰めた上で妥結を目指す内容が含まれているとみられています。









田中 久史