28日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。半導体関連などハイテク株の一角に買いが入り、指数を支えています。
28日午後には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、通常取引の終了後には大型ハイテク企業の四半期決算の発表もあり、持ち高を一方向に傾ける動きは限られています。
個別銘柄ではエヌビディアが高く、中国当局が中国の大手ハイテク3社に対し、人工知能(AI)半導体「H200」の購入を認めたとロイター通信が28日報じています。中国事業を巡る収益回復への期待から、買いが入っているようです。
ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、ハードディスク駆動装置(HDD)大手のシーゲート・テクノロジーが一時(18%上昇)でした。27日に発表しました2025年10〜12月期決算では売上高などが市場予想を上回り、2026年1〜3月期の収益見通しも市場予想以上でした。
オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが同日発表しました2025年10〜12月期決算で、受注額が市場予想を大幅に上回りました。いずれも(AI)関連投資が好調との受け止めにつながり、半導体関連銘柄の買いに波及しています。
28日の通常取引終了後にはマイクロソフト、メタプラットフォームズ、テスラがそれぞれ2025年10〜12月期決算が発表されます。内容や見通しを確認したい投資家が多いようです。
ダウ平均株価は、前日比12ドル19セント(0.025%)高の4万9015ドル60セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比40.35ポイント(0.17%)高の2万3857.45で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比0.57ポイント (0.0082%)安の6978.03で終えています。