《 雅羅・/・襍囈〝3月花XVII〟❖ ’24-79 ❖ 》

ウラシマソウ(浦島草) サトイモ科 (Araceae)     
学名:Arisaema urashima H.Hara
Arisaema thunbergii Blume subsp. urashima (H.Hara) H.Ohashi et J.Murata
ウラシマソウ(浦島草);
林床の木陰に春の訪れを教えるように楽しげに生えてくる。
地中の球茎は、栄養繁殖が盛んでかたまって生育することが多い。
葉は、花茎より高く直立し鳥足状の根生葉が1枚出てくる。
その太い葉柄先に小葉が11~15枚、暗緑色で傘のように広がる。
鳥足状複葉と称される様に、扇を一杯に広げたような状態になる。
葉柄は長さ40~50cm、基部が鞘状になっているため茎に見える。
 葉柄基部から花茎を出し紫褐色の仏炎苞に包まれ肉穂花序を付ける。
葉の陰に肉穂花序を大きな苞が包む。変わった形の花弁の様に見える。
花に見える苞だが、花序は中にあって外からは見えない。
花序を構成する花には花弁がない。 雄花には雄蕊のみ雌花には雌蕊のみ。
花序の先から釣竿の様な 長さ約60cmの付属体が上向きに延び垂れ下がる。
花後に玉蜀黍の様な果実ができ、 冬に液果が赤く熟す。有毒である。


《  '24/3/17; 泉の森で見た花々⇒早春の釣竿・観察1?? 》
春到来を知らせる様に、林床では草花が顔を見せ始めた。
余り人気はないようだが、関心を以って観察してる“浦島草”。
今年も顔を出し始めた。葉が傘をつぼめたような姿、楽しい。
草花は、表土の温度を確りと受け止めているのだろう。
温暖化とは思えないが、季節が早まっているのは確かなようだ。
令和参年(2021年)4月4日、同じ場所で観察した。
植物は、感受性豊か!!って感じる。
書斎でBGMでながしている松居慶子の曲。
“WHISPER FROM THE MIRROR”に草花画が重なって。。。! 

「令和陸年(皇紀2684年)3月19日、記」
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