《 雅羅・/・襍囈〝3月花XVI〟❖ ’24-78 ❖ 》

ハナカイドウ(花海棠) バラ科(Rosaceae)
学名:Malus halliana Koehne
別名:カイドウ、スイシカイドウ、ナンキンカイドウ
《  '24/3/18; 近所の庭に観た綺麗な花蕾〝花海棠の蕾〟》
ハナカイドウは、観賞用木花として古くから栽培されて来た。
木高5m以下というのも庭木に適していると云えよう。
又、盆栽としても重用されていて共に見応えがある。
樹皮は灰褐色でなめらか。小枝は、紫褐色で細い。
若いときに微軟毛があり後に無毛になる。
枝に変形した棘があるものがあったり、面白い。
葉は有柄で長さ4~9センチの楕円形~卵形。
 若葉は紅色を帯び、成葉は深緑色になる。
縁に細かい鋸歯があり、葉柄には軟毛がある。
短枝の先に長い柄に花が散形状に垂れ下がる。
蕾は紫褐色で卵形。開花すると淡紅色になる。
中国では「すいしかいどう(垂絲海棠)」と呼ぶ由。
楊貴妃が酒に酔って微睡んでいる姿に喩えているとか。
花期は桜の染井吉野より少し早い。
花が醸し出す雰囲気はおしとやかに映り可愛い。
蕾も若葉も観ていて飽きない。


鎌倉では、長谷の光則寺が良き風情を見せているだろう。
孫娘を連れて参る日が来るだろうか!?!
それにしても昨今の混雑では、足が向かないかもしれない。


「令和陸年(皇紀2684年)3月18日、記」
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