《 眼福(49)“春めく森(2)!?!”❖21-65❖》

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《“泉の森・水辺の樹”❖2021/2/28❖》
ネコヤナギ(猫柳) ;
猫の尻尾のような花をつけるヤナギをすべてネコヤナギと称しているらしい。
だが、本来はカワヤナギの和名を持つこの柳がネコヤナギである。
樹高は、5mになるものもある。横に広がる匍匐性、また立ち性の2種類。
樹皮は暗灰色、古木になるにつれ縦に割れ目が入る。小枝は黄褐色。
蕾は黄褐色で楕円状卵形、うぶ毛で覆われ、先は尖る。托葉は半卵形で大きい。
葉は互生し葉柄は長さ10㎜前後。葉身は楕円形的先端は尖り縁には細い鋸歯。
新葉の縁は巻かない。側脈は明瞭で、ほぼ等間隔に並ぶ。裏面は全面に絹毛がある。
托葉は大形で、雌雄別株。葉の展開前に開花する。
雄花と雌花は別々の蕪に咲き、花粉を付けるのが雄花だが、見た目の区別は難しい。
尾状花序(catkin)は長楕円形で無柄。雄花序は長さ5cm位、背面に腺があり雄蕊2個。
花糸は合着して1個、長さ約6㎜、無毛。葯は紅色で、花粉は黄色。
雌花は子房が楕円形、綿毛が密にあり、無柄。花柱は細く長さ2.5~3㎜。柱頭は2裂。
種子は綿毛に包まれ、ヤナギの種子の綿毛は柳絮(りゅうじょ)と呼ばれる。
「令和参年(皇紀2681年)3月5日、記」

#植物

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