《 眼福(48)“春めく森!?!”❖21-64❖》

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ヒサカキ(姫榊 )  モッコク科(Pentaphylacaceae)
学名:Eurya japonica Thunb.
別名:ビシャシャキ, シャシャキ、アクシバ、ビシャカキ、サカキ
《“泉の森の早春日”❖2021/2/28❖》
ヒサカキ(姫榊 );
神事でおなじみの サカキ の小型種なのでヒサカキ(姫榊)と呼ばれる。
海岸に近くに自生する種類にハマヒサカキやムニンヒサカキ、 ヒサカキモドキ がある。
最近、新分類でツバキ科 Theaceae からモッコク科 Pentaphylacaceae に分離された。
低木だが、稀に高木になる。樹皮は、暗褐色〜黒灰色で滑らかで不規則な小皺が多い。
葉は互生し、楕円形的、光沢があってやや厚く縁に鈍鋸歯があり、先が尖る。雌雄異株。
葉腋に花を下向きに1~数個びっしりとつける。小さいが、花柄がある。
蕾のうちは萼と同じように黒色。花弁は5個、黄色を帯びた白色又は淡紅色。
花には独特の香(臭気?)があり、早春を感じ臭気と言う語感を感じない(私感)。
日当たりの良い場所に生育し、ヒサカキの枝にはびっしりと下向きに花が付く。
雌雄別株。葉腋に鐘形〜壺形の花を1〜3個束生するが、雌花のほうが小さい。
雄花は、直径約5㎜、雄蕊12~??個。雌花は先がやや開くカップ状で直径約3㎜。
花弁は帯黄白色、花弁の先端がわずかに紫色を帯びる。
雌花には中心に1つの雌蘂があり、先端は3つに別れ時として退化した雄蘂もある。
萼片は暗紫色で5個。花柄は長さ2mmと短い。日本では、枝葉は神前に供える。
『古事記』『日本書紀』で神武天皇「来目の歌」にイチサカキと詠われている。
九州地方の中には、ハイジルシバ(灰汁柴)と呼び枝葉を燃やした灰を染色に利用している。
「令和参年(皇紀2681年)3月4日、記」




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#植物

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