“山あいの華”《襍感・/・点描‘17-11’》

キバナアツモリソウ(黄花敦盛草... キバナアツモリソウ(黄花敦盛草) ラン科(Orchidaceae)
学名:Cypripedium segawae
プロフィールも中々のものだ^^... プロフィールも中々のものだ^^)。


※ ※ ※ ※ ※ ※
キバナアツモリソウ(黄花敦盛草);
アツモリソウの黄色花種。形態として良く似た花にクマガイソウがある。
キバナアツモリソウはどことなく地味な花だ。
花は、葉の間だから花茎を伸ばして先端に咲く、草丈10~20cm位と言われている。
この面白い姿の為か盗掘が多く、絶滅危機種になってしまった。
昔、若いころ林野庁の山岳指導員をさせていただいたことがあった。
当時、山で使う「背負子」作りの名人を探して7月だったか?入笠山の麓を訪れた。
現物がなく、その年の秋でなければ作らないと云われた。
仕方なく周辺の植物をお聞きしたのだが、大まかな場所的位置周辺に咲く花を教えて頂いた。
作業場の脇をお借りして、ツエルトを張って3日間「ホテイアツモリソウ」の標本等を採取した。
バイトの特権・・植物採取に精を出した。
しかし花との出会い出合いは、中々訪れない。漸く3日目に群落を見つけた。
ホテイアツモリソウを探せたと喜んで2株採取して違う道を進むとキバナノアツモリソウが!!
キバナノアツモリソウの群落が眼前に広がっていた。場所的に熊が餌を求めて来るような場所。
キバナノアツモリソウは、笹で日差しが遮られ、風通しが良い場所に咲いていた。
生きている花々の場所は、人間にも気持ちよく感じる場所だった。
喜びいさんで山荘の老人に報告、笑った尊顔が今でも脳裏にある。
この老人、持って帰る処方を教えてくださり、お使いの背負子に括り付けて下さった。
夕飯は、ええ・・・・! 早く帰宅しろと。お言葉に甘えて駅まで車を走らせてくださった。
この時の2種類のアツモリソウ、東北方面の植物研究機関に継続して毎年花を咲かせている。


先日、白州のワイナリーを案内する機会があった。東京で、行動予定を説明した時、
お供をさせて頂いた方々にちょっとめずらしい野生の植物を見に行きましょうと、話しておいた。
事前に情報を得て目的地に向かうと、少なくなった感があったが、キバナノアツモリソウを探せた。
己の趣味を押し付けたようでもあったが、皆さん喜んでくださた、と確信してる。

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《時節感慨・・ひとりごと・・》
7月13日夕方に2010年のノーベル平和賞受賞者、中国人の劉暁波氏が死去されたとネット情報を得た。
日本では、余り大きく報道されていないようだ。何故なんだろう。
世界での人権弾圧の極みだった「劉暁波氏」の報道は、隣国の日本人としても哀悼の意を表明すべきだ。
こうした中、『ニューズウィーク日本版』(7・25)が追悼号を出した。
中に「中国と世界に遺した劉暁波、魂の書簡」と言う頁があった。
2010年のノーベル平和賞授賞式で読もうとしながら、出席がかなわず代読されたメッセージ。
もともとは前年に行われた「08憲章」をめぐる裁判での最終陳述書だった由。
〈妻の劉霞に、そして祖国に宛てたこの「手紙」は7年がたち、
本人が死去した今も劉の生きざまを雄弁に物語っている〉
〈あなたの愛は高い塀を乗り越え、監獄の鉄格子を貫く太陽の光だ。
その光は私の皮膚をなで、私の体の全ての細胞を温め、心に平穏と開放、快活さを常にもたらし、
獄中の全ての時間を意義あるものにしてくれる。
(中略)たとえ粉々に打ち砕かれても、私は灰となってあなたを抱き締めることができる〉
そして祖国への思い。
〈私は自分が、中国で綿々と続いてきた言論弾圧の最後の犠牲者となることを願っている。
(中略)表現の自由は人権の基礎であり、人間らしさの源であり、真実の母でもある。
表現の自由を抑圧することは人権を踏みにじり、人間らしさを抑え込み、真実を封印することだ〉

隣国の実情は、本当のところわからない。けれど諸々情報によると、自由とは何か、と危惧する。
中国の植物の素晴らしさ奥深かさ。朝鮮人(李朝)の木工技術の素晴らしさ。
諸々、素晴らしい文化を持った国が、何故に思想的に偏向するのか・・・不可思議だ。

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“池・沼の華”《襍感・/・点描‘17-10’》

ヒツジグサ(未草) スイレン科... ヒツジグサ(未草) スイレン科(Nymphaeaceae)
学名:Nymphaea tetragona Georgi var. tetragona
別名: カッパグサ, カメバス, コレンゲ等々
ヒツジグサを間近で観ると、蓮の... ヒツジグサを間近で観ると、蓮のような艶やかさは感じない。
しかし蕊や花弁は、独特の風情がある。
日本固有種であることが、日本人として見ると、楚々として感じるものがあった。


※ ※ ※ ※ ※ ※
ヒツジグサ(未草)は、スイレンの花より小さく、5~10cmの花をつける。
ひつじ(未)の刻、午後2時ごろに咲くというが、朝の10時に花は開いていた。
山のヒツジグサは早起きなのかも知れない。
なおスイレンの正式名もヒツジグサで、園芸種をスイレンと呼ぶとのこと。
多年生の水草で地下茎は太く短い。すいれん属唯一の日本固有在来種である。
葉は卵円形かあら楕円形で底着し,長さ8~19cm,幅5~12cm。
花は白色で広披針形から狭卵形,6月から9月に咲く。
花弁は8~15枚。果実は水中で成熟し萼に覆われている。
昔、花は止血や鎮痛剤に利用された。
花名の由来は、開花時期が昔でいう「羊の刻」つまり午後2時頃であることから。

「研究者ノート」(筑波大;加藤雅啓)
睡蓮科は今生きている日本の植物の中で最も原始的な被子植物である事は案外知られていません。
かつてはモクレン科とかキンポウゲ科などが最も原始的であると考えられたことがあったが、
最近の分枝系統解析からそうではないことがわかりました。
ちなみに、世界で最も原始的な被子植物はニューカレドニアに固有のアンボレラです。

高原で見る風情は、最近人気があるとか。そして高山では、同じ頃にコマクサが見れる。
植物鑑賞の聖地、 尾瀬ヶ原池糖では8月頃に見れた。
今年の「志賀高原」は天候に恵まれなかった。己の所業故か。
でもつかの間の光景っは、迫り来るものがあった。
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《時節感慨・・ひとりごと・・》
以前、鎌倉の鶴岡八幡宮源氏池の「孫文蓮」のことを記したが、未だ仔細は分からないままだ。
元気なうちに池の蓮DNAを調べて欲しい。観光だけでなく史実としてとどめてほしく感じる。

親父の知り合いを訪ねて花めぐり行脚をしている。
夏期は、出向くのがおっくう、怠惰な感覚でいるのだが。。。!
現役としての実務処理から身を引きのんびりと気ままに過ごせると、思っていた!?!
それば間違いで、知人の関係者が来訪、応対に四苦八苦の日々である。
案内する出先で、植物鑑賞をこっそりとできる時が至福なとき。

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“樹上の華”《襍感・/・点描‘17-9’》

フウラン(風蘭) ラン科(Or... フウラン(風蘭) ラン科(Orchidaceae)
学名:Neofinetia falcata (Thunb.) Hu
別名:フウキラン(富貴蘭)
移植されたものと思えないほどの... 移植されたものと思えないほどの姿だった。


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フウラン(風蘭)
セッコクと同じ様に木や岩の隙間に根を張り出したまま成長する着生植物。
日本の蘭原種の一つ。純白な姿、形が美しいことで園芸用として流通している。
が、自生固有種は絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
葉は多肉質で湾曲し7月頃に下方の葉鞘腋から花茎を伸ばす。
花は白色で2~5花を総状につけ、花被片は長さ10mmくらいで細長い距を持つ。
栽培され園芸品種も多い。黄色やピンク色の花のものまで出回っている。
ヒスイラン属 Vanda に分類する説もある。
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《時節感慨・・ひとりごと・・》
昨年の7月、ブログルに「フウラン」の事を記載した。
親父の後輩より、山に移植したものが花を咲かせたと! お便りを頂いた。
ご自宅近くに所用があり初めてお訪ねした。裏山全てが自邸内!!
早速、散策に・・山麓の湿った所、古木の高所に風蘭が咲いている。
都会の喧騒を離れての日々、かく有りたいとしみじみおもった。
この所、かつてお世話になった諸師の関係者が来訪され各地を案内してる。
個人的なかつ癒やされた一瞬、感慨深かった。
昔、山で採取した植物を鉢植えにして育て、場所は違えど山に帰った風蘭。

帰宅して、梅雨明けしたことを知った。だが、天候自体は早、真夏の体だ。
長い目で見ると、季節感・天候自体が変化しつつあるのかもしれない。

各地を訪ねてみると、事象情報が、テレビ(地上波)と新聞に寄る事が多い。
とりわけ中高年層では?? ネット社会は、都会に限ったことのようだ。
地域での違いを分かっているからか、大手メディアは、偏った報道をする!?!
知らせない自由って??? 報道は、真実を全て見せるべきである。
比較衡量するのは、個人の自由だ。しかし知らされていなければ分からない。
せめてNHKは、ありのままの報道に心すべきだろう、って思うのは僕だけか。
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“朝顔”《襍感・/・点描‘17-8’》

アサガオ(朝顔) ヒルガオ科(... アサガオ(朝顔) ヒルガオ科(Convolvulaceae) 
学名: Pharbitis nil (L.) Choisy
Ipomoea nil (L.) Roth.
朝顔って全く分からない!?! 朝顔って全く分からない!?!
浴衣って、ヤッパリ情緒ある。い... 浴衣って、ヤッパリ情緒ある。いいなぁ~~!


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アサガオ(朝顔)
日本の夏を代表する花の一つだが、中国原産か??
遣唐使が奈良時代末期に薬として種子を持ち帰ったと云われている。
江戸時代に観賞用として多くの品種が作られた。
日本原産としてノアサガオがあるらしい。
名前は朝に花を開くことからだが、ヒルガオと同じヒルガオ科。
コヒルガオ、ハマヒルガオ、さらに、ユウガオ、ヨルガオ種もある。
アサガオは種から発芽するので、種を撒くと毎年アサガオの花がを見られる。
古くから漢方でこの種子を牽牛子(けんごし)と呼び、下剤や利尿剤に利用した。
広く栽培されている割りには、野生化したものが少ない。

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《時節感慨》
未だ梅雨明けしていないが、この季節の風物詩のひとつに「朝顔市」がある。
東京では、数カ所で開催されるようだが僕が参ったことがあるのは「入谷朝顔まつり」。
大きな朝顔市で入谷鬼子母神や言問通りに60軒程の朝顔業者と沢山の露店が並ぶ。
入谷の朝顔市は、江戸時代末期頃から開催されているといわれている。
日本における園芸種栽培の代表的な花の一つ。植木屋が造っていたようでもある。
江戸時代からの「夏の風物詩」「江戸っ子に親しまれてきた朝顔」。
かような表現がぴったりとする、伝統・・情緒あふるる催し。今後も続いて欲しい。

後先逆だが、又々、九州に甚大な災害が起きてしまった。
洪水により歿した方々に哀悼の意を、そして被災された方々にお見舞い申し上げます。

改めて思いますのは、森林等の「治水対策」です。
文明の進歩により木材の需要低下、其れによる森の保全を疎かにしてきた。
一方、戦後の「自然保護」の美名の基に森の整備を放置してきた。
「保護」「保全」という内容が混沌として、言葉だけが一人歩き、本質を忘れていた。

今国会で騒いでいた「大学設置」に関する問題が、論理的に「今災害」にも符合する。
既得権益でのせめぎ合い。つまりは、行政官庁と政治との攻防そのものである。
森林国である日本が、国土開発での強い線と弱い線の見極めを怠った。
これは、行政の中央集権化が災いしたものと思える。
各地独特の地形・気候風土に基いて、其々の地域で熟慮、対応することだ。
「地方創生」って、早急に検討されることだろう。
「ボトムアップ」「トップダウン」とか云われているが、
トップが「地方創生」を意識して「岩盤規制」を打破したのが、今回の問題だ。
本質を語らず、手続きが不透明???こんな主張は間違っている。
体制・反体制的で、党利党略だけで中身など全く無い質疑応答。
今件に関して言えば、獣医師育成だけの問題か???
各地における研究機関、拠点を如何に考えるかも重要事項であったはずだ。
天下りも一概に悪いとは思わない。天下り先が中央に多いのが問題。
それと、以前、「事業仕分け」等と悪結果をもたらした政治家が全く反省していない。
政権与党の体たらくも呆れるが、現政権の方向・事の進展は、評価をして然るべき。
隣国等々の事象を、危機感を国民としても意識すべきではなかろうか。
少し異国を知る者として思うのは、早急なる国防の強化!?!
自衛隊って、災害時の救援隊だけが任務ではないでしょう。
自衛隊員の地位を確立すべきが、優先と切実に感じます。
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“湯河原~箱根”《襍感・/・野華17-15‘》

箱根山中で見つけた植物。 箱根山中で見つけた植物。

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先日、キジカクシ科(Asparagaceae)のナルコユリ属;
*ナルコユリ(鳴子百合・Polygonatum falcatum A. Gray)、
*オオナルコユリ(大鳴子百合・ Polygonatum macranthum)、
*ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合・Polygonatum lasianthum Maxim)、
上記種類のひとつと思われる植物(上記画像)を見かけた。
箱根旧街道、頂き近くで出会った。
斜面に1本だけ見かけたが近くにもあるかもしれない。
いかにも自然植生って感じで実に立派。
最近知った山小屋カフェでお茶を頂きながら談笑、至福のひとときだった。

※   ※   ※   ※   ※   ※
箱根の西南側に位置する「真鶴,湯河原」。
この地域は湯河原火山の鞍掛山,孫助山,箱根古期外輪山の大観山,白銀山,
聖岳峰から早川口の相模湾へ落ちる軸線の南西地域である。
神奈川県の西南部に位置し,三浦半島先端部に次いで最も温暖で,
年間降水量も豊富であることから暖地性植物と特にシダ植物が多く見られる。
沿海部は本来は椎帯の常緑広葉樹林だが、海抜200m以下の大部分はミカン類の栽培地だ。
真鶴半島に続く上部の幕山,南郷山方面の中腹は火山砕屑岩や安山岩系の礫で構成され,
植生は貧弱だが、幕山の上部はススキ草原があり向陽を好む草本類の種類が多い。
だが遊歩道整備を行い山頂部に大量の砕石を敷いた事により乾燥化が進み環境劣化を起している.
かつてよりあった植物は、絶滅に瀕している。
新崎川幕山堰堤付近にはサクラガンピの大径木とコカラスザンショウ(神奈川新産種)が見れる。
幕山にはタチフウロ,イヌガンピ,カセンソウ,イヨカズラ,ヒキオコシ,ハバヤマボクチ,
ソクシンラン,カキラン,ヤマトキソウなどの草原の植物が見られる.
南郷山下ではコガシワ、南郷山の北東側の採草草原中には小湿地があり,カキラン他特殊な草本がある由。
稀産種としてはキバナノショウキラン,バリバリノキ,ヒメバライチゴ,ダンドタムラソウ,カギカズラ,
イズカニコウモリ,シマホタルブクロ(真鶴道路)等が散見できる由。
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湯河原~伊豆半島に関して両親のメモ等を観ると、散策する場所は、山ほどある。
それらを見て回るのにどれだけ時間が必用か??ちょっと焦る。伊豆半島は、植物の宝庫。
山間に分け入りたい、植物観察散策を処したい。楽しみは、増えるいっぽうだ。
みかん入り温泉・・・!!も魅力のひとつである。秋には、ススキを見に行きたい。
幕山(幕岩)は、昔・登攀練習をした懐かしい所。その登山口まで所用あって出かけた。
岩場はそのままだろうが、周辺は全くの様変わりだった。秋に岩場まで行ってみるか!!
伊豆半島の四季、様々な植物を追いかけて。。。準備もできつつある。

《時節感慨》
昨日、参議院閉会中審査が行われていた。今朝の大手新聞紙一面を見て驚いた!?!
昨日の参考人発言の一方的部分しか報道されていない。あまりにも偏っている。
ネット録画をつぶさに見れる時代だが、だれしもがみてるわけでもあるまい。
昨日の閉会中審査の中で、これぞ質疑応答と関心する場面があっただけに紙面には呆れた。
公平に議論を紹介していない。この偏った報道は???
揚げ足取りでない真っ当な議論が、久しぶりに見られたのに。
今は、国土防衛・災害救援、急務的事項が沢山有るのに・・・しっかりしてほしいょ国会議員さん。
「己ファースト」な議員が多い。これは、選ぶ側にも問題がある。
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“あぢさいに想う”《襍感・/・野華‘17-14》

ヤマアジサイ(山紫陽花) アジ... ヤマアジサイ(山紫陽花) アジサイ科(Hydrangeaceae)  
学名:Hydrangea serrata (Thunb.) Ser. var. serrata
Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. var. acuminata (Sieb. et Zucc.)Makino
別名: サワアジサイ(沢紫陽花)
ひっそりと咲いていた紫陽花・・... ひっそりと咲いていた紫陽花・・・「里紫陽花」と呼ばれる自然交配種ではないか??

※ ※ ※ ※ ※ ※
ヤマアジサイ(山紫陽花)、別名サワアジサイ(沢紫陽花)。
外側の大きな花弁は装飾花、萼が変化したもので萼アジサイと同じ形態で判別しづらい。
別名のサワアジサイに相応しく谷沢すじに沿って生育すると説明されて来た。
が実際の環境では、里や海辺近くでも散見する。又、ノリウツギとも見分けが難しい。
幹は灰褐色で樹皮が薄く剥がれてる。葉は対生で薄く広惰円形~長楕円形。
縁にガクアジサイより小さい細鋸歯がある。光沢はなく葉裏に縮毛がある。

※  ※  ※

《時節感慨》
早いもので7月に入ってしまった。日頃の行動を思うと少々焦ってしまう。
扨、さて東京都の都議選も愈々選択審判、結果がでようとしている。
都民でないから単なる野次馬であるが、「選挙運動!?!」って。。。!?!
選挙戦終盤になって、スキャンダル的・三面記事的報道が紙面を賑わせている。
選挙結果が、それぞれの政党に大いに影響するのはわかる、理解できるところだ。
が、党利党略的なる事が多い。誹謗合戦をして何の意味があるか、虚しくないのか?
過去の都政に於ける反省が、全く出てこない!?! 都行政・都議員の驕りが見える。
「民意」とか「議会制民主主義」の本質が、忘れ去られ蔑ろにされている。
視点を変えて、文明・文化。文明の進歩は大いに歓迎されよう。
他方の文化は、脈々と受け継がれてきた歴史を尊び慎重に熟慮すべき事である。
政治を司る人々にはもっと高見識を持ち「現況」の上に立って対処されたい。

上画像の様な自然環境は、人間の拙速感に警鐘を鳴らし、ある種の暗示を示している。
開発された海岸部裏手丘陵に萼紫陽花と山紫陽花の自然交配種?がひっそりと咲いていた。
この種のアジサイが出現するのにどれ程の時間を要しているかは分からない。。。!
そんな中で人は、身近な所で雑草(草花)を邪魔扱いして無造作に刈り取ってしまう。
己にとって邪魔(美観感覚)かも知れないが、雑草と言えども存在価値あるものだ。
人間は、「もっと慎重に」、物事そして動植物に対峙すべきと思うことしきりである。
「余地を残す」「余裕を持って対処」、心したいことだ。
元に戻って・・選挙・投票って、議員の資質を問うて選ぶのではないか??
昨今の国会審議や今の東京都議会議員選挙を傍観してると、「民意」って何??と思う。
個々の立候補者の素顔は、当選して初めてわかってくる。選挙って、賭け事みたいだ。
「行政がねじまげられた」等と叫んでいる元官僚の発言に、それこそ違和感を持つ。
行政を監督するのが、政治家の役割だ。憲法をしっかりと熟読せよって申し上げたい。
その上で、憲法改正議論を高めてくれると嬉しい。
文科省は、絶大なる行政特権を利して来た。その官僚諸氏も大いに反省すべきと思う。
報道機関も過去の実情経緯の基に立って真摯に報道されん事を切に望みたい。
ゴシップ的問題ばかりで「元文科省事務次官」の仕事経緯が知らされない。。。!
新中学校学習指導要領が平成33年(2021年)に変わる。
地道に改定思案を模索してきた若手官僚の努力が報われる。
特筆すべきは、具体的事例を示していることだ。踏み込んで指導することを示している。
かつての官僚の下では、到底表示されなかった事と推察する。
次代を担う若者に明快な史実を教えることは、とっても大切なことだ。
国会審議でこうした事を深く議論してほしく思うのである。
曲解した・・・洗脳的教育がまかり通ってはいけない。
此処に来て、自国の意思表明をしっかりと発信してる政府の外交姿勢は、高く評価される。
東京都を観ていて、「市場」に当てられてる経費、福祉に回っていたら、諸々!?!
地方あっての東京であることを忘れていまいか、って素朴に思う。
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“梅雨の華”《襍感・/・野華‘17-13》

ガクアジサイ(額紫陽花) アジ... ガクアジサイ(額紫陽花) アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. f. normalis (E.H.Wilson) H.Hara
別名:ズイノキ 髄の木
紫陽花は、しっとりとした雨の風... 紫陽花は、しっとりとした雨の風情に似合うが、
晴れた日に下側から見上げると、明るく可憐に映る。

※ ※ ※ ※ ※ ※
ガクアジサイ(額紫陽花)
小さな粒のような花の周りに、装飾花と呼ばれるガクが額縁のようであることから、
ガクアジサイの名前が付いた。さらに真ん中の花が全てガクに変わったものが 手鞠紫陽花。
ガクアジサイの赤紫に変わった萼片と黄葉。 ヤマアジサイやコアジサイも黄色く色づく
大きな花びらは装飾花というガクが変化したもので、
本物の花は中央にある両性花と呼ばれる部分、4~6mmと小さく近寄ってみないと解らない。
が、ちゃんと4、5枚の花びらと、雄しべ雌しべがある。
ガクアイサイ自生種は、海岸沿いの山地などに自生していた。
古くから品種改良され今までは、殆どが園芸種。落葉半常緑の低木。高さ2-3m。径3cmほど。
房総・三浦半島・伊豆半島・伊豆諸島・小笠原に自生種は現存する(日本固有種)。
ガクは額の意味。装飾花によって花序の縁を囲まれてる様が額のようなことから。
花(萼)の色がピンクからブルーに変わる。
別名のズイノキ(髄の木)とは!!
アジサイの茎の中心にある白い 「髄 ずい」 を、かつて灯心として使ったため。
紫陽花は、紫陽花科紫陽花属に分類される(紫陽花の分類は諸説ある)。
紫陽花(日本紫陽花,本紫陽花)、萼(がく)紫陽花、山紫陽花、蝦夷紫陽花。
それと仲間(玉紫陽花,糊空木:のりうつぎ,蔓紫陽花,小紫陽花など)と分類している。
紫陽花の形は、本来、萼紫陽花のような形が基本で萼花である。
中心にある小さめの花が両性花といい,結実する花。
一方、周辺にある大きめの花は中性花といい、花弁ではなく萼が変化したもの。
そして、すべて中性花(萼)で覆われ球状になったものが手毬花という変種になった。
その他にも萼花で半球状になったものや,穂状になった花などもある。
紫陽花は、6月~7月に新しい枝の先に直径20cm内外の花房を形成し多数の花(萼)をつける。
花の殆どは装飾花だが花弁は4~5枚で緑白色から薄紅・濃紫・藍色、
又は緑白色から藍色に変化する、それ故、俗に紫陽花の色変わり「七変化」と言われる。
この花色の変化は土の酸・アルカリに影響され、一般には酸性のときは青色、
アルカリ性のときは桃色になると言われる。そして今ひとつの要素に肥料の違いがある。
窒素分が少ない肥料を使うと紅色が藤色になり,窒素が多くアルカリが少ないと紅色は強くなる。
更には、アルカリが多いと花色が青色に進んで行く。
※  ※  ※

《時節感慨》
愈々、注目の都議選が始まった。小国の予算に匹敵するほどの財政運用、それを司る議員選びだ。
そんな折、国会議員の不祥事が発覚した。余りにもおぞましい、言語に失する出来事だった。
又、梨園の若き夫人の逝去が報じられている。哀悼の意を表する。
だが、地上波は、そのことで持ちきりのようだ。昼食の時、脇のテレビを見てそう思った。
人の死、ってなんと虚しく切ないものか、と思う。
たまたま、都議選が進行中だ。そこで思うのは、都内にある「朝鮮大学校」のこと。
拉致とも通じる国家に、独裁者に忠誠を誓い、反日教育を行う「朝鮮大学校」を未だに認可してる。
税制面等の優遇措置を与えている東京都、不可思議と思わないのだろうか??
国会審議も同様だ。観ていると、なんと「ボケ」た審議をしているのか???
これほどに時間と経費を使って質疑することなのか??と嘆かわしい。
これほどの努力を、拉致被害者救出策に向けてほしい。
助けに行くことも出来ないご家族の心を思うと、メディアも大キャンペーンを繰り広げてほしい。
個々人では、如何ともし難いことだ。他力本願はいかん、と思う。が切にお願いしたい。

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※



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“庭の花暦6/22”《襍感・/・野華‘17-12》

サフランモドキ(サフラン擬き)... サフランモドキ(サフラン擬き) ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名: Zephyranthes carinata Herb.
Zephyranthes grandiflora Lindl.

※ ※ ※ ※ ※ ※
サフランモドキ(サフラン擬き)
サフランに似てるが、サフランはアヤメ科、こちらはヒガンバナ科サフランモドキ属。
中央アメリカ原産で、江戸時代後期に観賞用として持ち込まれたものが野生化した。
当初は、サフランと呼ばれていたが、ハーブのサフランの出現でサフランモドキになった。
栽培されたものが人家周辺などに逸出し野生化している。
園芸界では、ゼフィランサスの名称が一般的かも知れない。
ゼフィランサスにはいくつか種類があり、白花のタマスダレ(カンディタ)が一般的。
ピンク(サフランモドキ:カリナータ)や赤紫(ロゼア)などもある。
黄色の花(シトリナ)という種類もあるがあまり目にしない。
タマスダレの葉は線状でツンツンした感じだが、他の種はやや幅があり柔らかめ。
ゼフィランサスは、乾燥した時期が続いた後、雨が降ると花を咲かせる性質がある。

※  ※  ※  ※

《時節感慨》
6月23日、沖縄戦終焉の地で沖縄全戦没者追悼式が行われた。
その場所周辺で反米軍基地運動を標榜する人々が怒声を発していた由。
何故に「静かに慰霊」することが出来ないのか???まったく不可解である。
web報道によれば(産経ニュースから抜粋)、
「われわれは沖縄県民のためにやっているのに、それをぶちこわすのか!」
「警察官が暴力をふるいますよ!」
追悼式会場の入り口近くの交差点で、移動を促した沖縄県警の警察官に大声をあげていた。
「辺野古新基地NO」「すべての米軍基地を撤去せよ」等のプラカード???
戦没者の慰霊とは関係のないものばかり。抗議活動をしていたの「沖縄平和市民連絡会」等々。
など複数の基地反対派の団体のメンバーだという。
追悼式は大きな混乱もなく進行したらしい。会場にいた人のインタビューが記事にあった。
先の大戦で親族3人を亡くした那覇市の70代の男性会社員は、
「沖縄の問題は複雑だから、抗議活動をする人たちの主張もよく分かる」と理解を示す。
ただ、こうも付け加えた。 「政治と慰霊は全くの別物だ。この場で言うことではない」
*    *    *    *    *
大学生時代に沖縄を訪れた事があった。
未だ沖縄が、米国の施政権下に置かれ、‘70年安保闘争が始まる頃。
染め物・ガラス等工芸品を見たくて学友の家に宿泊、本島や竹富島を歩いた。
本島は、随所に手付かずで放置されてた戦争の爪痕が、、、はっきりと覚えている。
日本に返還された後も数度訪ねているが、出会った人々から聞いた事は忘れられない。
戦禍、悲惨さは、言語に絶する。ノンポリ学生には強烈過ぎた。
学友のご家族や色々な方々から聞いた話は、僕が本土の人間がゆえか???
戦地の悲惨さではなく、軍人の凄さを語っておられた。
あの当時を思い起こしてみると、日本国軍人を誇りに思ってやまない(仔細略)。
昨日の沖縄全戦没者追悼式記事を読んでいて「従軍慰安婦」なる言葉を思い出した。
「従軍慰安婦」という言葉は戦時中には存在しなかった、とされている。
そんな言葉が、現代社会で独り歩きしている!?!
韓国での慰安婦問題は、その最たるものだろう。
韓国挺身隊問題対策協議会は、「従軍慰安婦という言葉は正しい表現ではない」、
とし「日本軍慰安婦」と呼んでいる。全くもって!?!である、個人的感慨だが。
沖縄においても酷いことが起きそうになっていた。

敗戦濃厚となり、第32軍司令部司令官牛島満中将が自決したことにより組織的抵抗は終焉した。
那覇市首里城の地下に、「第32軍司令部壕」があり、令部壕は、南北に全長1キ口から2キロ。
その壕に1000人以上の兵士がいたとされる。6か所の入口があったが、現存するは南側の1か所だけ。
壕のなかは、日々浸食が進んでおり、岩盤が大きく崩落しているところもある由。
沖縄県は、司令部壕の保存や公開を検討しているが、費用負担が重く計画は今も進んでいない。
そんな第32軍司令部壕説明板に慰安婦・住民虐殺の文言が入れられそうになった。
最終的には県は、説明板設置検討委員会の「慰安婦」記述を拒否している。
県環境生活部は削除理由を「二つの史実について県は確証が持てない」ためとした。
「慰安婦はいなかっただろう」とする証言記録が1件あること、
住民虐殺は「証言内容の場所が特定できない」ことなどを記述削除の根拠としている。
検討委員会は、壕内部の様子などを説明する文案で
「(壕内に)1000人余の将兵や県出身の軍属・学徒、女性軍属・慰安婦などが雑居」
「壕周辺では、日本軍に『スパイ視』された沖縄住民の虐殺などもおこりました」と明記した。

この文案に対して県内外から「事実と違う」
「証言は捏造(ねつぞう)だ」などのメールや電話、
ファクスなどの抗議・意見82件が寄せられたため、部内で再度文案を検討。
県平和祈念資料館所蔵の映像証言記録に、
当時壕にいた男性の「韓国女性はいたが、慰安婦とは関係ないでしょうね」
とする証言などを確認したとし、
同課は「県として片方だけの意見を盛り込むことはできず、削除することを決めた」と説明した。
看板内容文案に、ありえない!と否定する証言をした老女が、おられる。
牛島中将が自決されるまでを見届けた伊波苗子さん。この方の叫び証言は、重い。
軍人を貶めるような現代人の思考、特に左翼思想標榜者の言動は、おかしいと思える。
史実を検証・歴史を踏まえた上で語ってほしい。

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“庭の花暦6/15”《襍感・/・野華‘17-11》

びようやなぎ(未央柳、美容柳)... びようやなぎ(未央柳、美容柳) オトギリソウ科(Hypericaceae)
学名:Hypericum chinense L. var. salicifolium (Siebold et Zucc.) Choisy

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ビヨウヤナギ
びようやなぎ(未央柳、美容柳)
キンシバイやタイリンキンシバイとの違いは、長く伸びた雄しべ。
セイヨウキンシバイは雄しべが密集し、はけのようにまっすぐ。
ビヨウヤナギは、唐の長安の宮殿「未央宮」にかかわる名前で、
柳の葉に似ていることから日本名が付いた。
中国では金糸桃と呼び、おしべがまさに金の糸でもモノ葉に似ている。
ビヨウヤナギの葉は、紅葉する。樹高は、1m前後になる。
花が大きく雄しべが長い。葉が十字対生し、花の子房は、小さく花柱が長い。
仲間のセイヨウキンシバイ(別名ヒメキンシバイ)は、
樹高が低く、地下茎を伸ばして広がり、グランドカバーに適していると言われている。
又、ビョウヤナギは、切り花に用い重宝されている。


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《時節感慨》
「テロ等準備罪」改正組織犯罪処罰法は、難産の末、15日の参院本会議で成立した。
熟慮を重ねるべくものであったが、論点・議論点が的外れでお粗末あったのでは??
先日見かけた反対行動集団の関係者か、仲間割れ?こぜり合いがあった由。
夜半の国会前でのことらしい。こうした報道がされないのは何故だろう??
こうした事象は、反体制側!!の人々に多く垣間見られる。
沖縄の基地反対運動者が、国連人権委員会で権力からの弾圧を訴えた由。
それとは別に沖縄の基地問題は、首都圏に居るものとしても真摯に考えるべき問題。
東京都の問題にしてもそうだが、日本はのんきすぎると、思って止まない。
驕りたかぶることなく、真摯に対峙して欲しい。現国会人に申し上げたい事は、
やはり本質論優先の議論をして欲しいに尽きる。

一庶民の戯言を言っているいるに過ぎないが、今をしみじみと思う報道があった。
52歳で旧西ドイツの首相になったヘルムート・コール氏の訃報。
首相になった当初、欧米メディアの中傷記事は実に卑劣であった。
それが、1989年11月9日のベルリンの壁崩壊という事象をふまえると、
1年後には、ドイツ民族の悲願である東西再統一を成し遂げてしまった。
ドイツ帝国初代首相のビスマルクになぞらえるまでに評価され16年間も国を率いた。
EU・・欧州統合の推進論者でもあったコール氏が先週、87年の生涯を終えた。
「強運の政治家」の政治家と呼ばれていたが、晩年、不正献金疑惑批判にさらされた。
「ヘルムート・ヨーゼフ・ミヒャエル・コール(Helmut Josef Michael Kohl)」
謹んで哀悼の意を捧げたい。

今の情報システムが、当時の1980~90年代にあったなら!?!
歴史・情報記録は、違ったことが記録されていたかもしれない。
「印象操作」なる言葉が、脳裏をよぎる。
自虐史観を持つのではなく、歴史・伝統を大切に、現在を真摯に考えたいと思う。

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“庭の花暦6/10”《襍感・/・野華‘17-10》

コモチマンネングサ(小持ち万年... コモチマンネングサ(小持ち万年草) ベンケイソウ科(Crassulaceae)
学名:Sedum bulbiferum Makino


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コモチマンネングサ(小持ち万年草)
葉の付け根に双葉状の珠芽(むかご)をつけ、これが地面に落ちて繁殖する。
ベンケイソウの仲間で日本の在来種。
似た草にツルマンネングサ、コゴメマンネングサ、マルバマンネングサがある。
下部茎は地を這うが、上部で立ち上がる。草の間からも立ち上がり花を見せる。
茎は、赤味を帯びることも多く、葉は下部で対生し、上部は互生する。
葉形は、扁平なへら形、多肉質で厚みがあり、表面の基部が凹む。
葉先の縁に微細な突起がある。花は、黄色の5弁花。雄しべは10個、花弁より短い。
葯の表面は濃黄色、葯が花粉を出すため縦に裂開して半分ほどに縮み葯が橙赤色になる。
萼片は花弁より短い。珠芽は小さな円葉の新芽に見える。種子はほとんどできない。
よく見られるツルマンネングサは茎が這い、葉がへら形で、3個輪生する。
この花の大きさ直径5mm程度。可愛い花だ。

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《時節感慨》
昨日・今日と過ごしやすい天候だ。庭に健気に顔を見せていた小さな草花も姿を消した。
次は、どんな草花が現れるか楽しみだ。

先日、所用・出向き先が国会議事堂に近いので国会前を通ってみた。
何やら騒々しい一団がいるではないか。
ある法案に対する反対行動、シュプレヒコールを発している集団のようだ。
見れば、僕より少し^^)年下の老人が多かった。
道路・・舗道いっぱいに広がって、歩き・・通行が出来ない。
警邏・警備中の警察官に、通行できる幅を作ってほしいとお願いすると、
反対側道路を歩いてほしいと言われた。
それなら、信号機の所で誘導すべきではないかって・・・。。。?
デモ行進するのではないことで、道路使用許可申請はしていないのだろう。
それ故、歩道いっぱいに参加者は好き勝手に陣取っている。
一般通行人が少ない場所ではあったが、“迷惑”って誰も思っていない様子!!
見ればその集団の中に国会議員が数名もいるではないか!!
道路の反対側から暫く観ていて、沖縄の基地反対運動者の行動とダブった。
昨今、よく聞く“ヘイトスピーチ”なる表現。
目の前から聞こえてくる言葉の数々、これぞまさしく“ヘイト”ではなかろうか??
己の主張は、自由。だが己の意に反すると“ヘイト”。言論の自由は、双方にある。
反対のための反対運動・行動はやめにしたい。
70年安保を傍観していたノンポリ、デモに参加せずとも考えは持っていた。
現行憲法の条文解釈からすれば、違憲と思える事象は確かにある。
しかしながら、現在の国情・国際関係において改憲を模索検討することは必用だ。
『「国連」は、公平・公正・・・世界の裁判所的機関ではなく思想の駆け引き機関』
自虐史観を持つのではなく、歴史・伝統を大切に、現在を真摯に考えたいと思う。
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