身近な「森」で今年最初に想った草花、姫踊り子草。
帰化植物で全国的に見られ“侵入外来生物”等と云われる草花。
笠をかぶった踊り子の姿を思わせることから付いた名前に由。
ロゼットの姿で冬を越し、この時期になると開花し始める。
シソ科の特徴的な茎(四角形)で高さ10~25cm位になる。
葉は対生、長さ1.5~3cmの卵円形で鈍い鋸歯があり網目状の脈が目立つ。
オドリコソウ属で日本固有種のオドリコソウは春の舞姫と云われるが、
このヒメオドリコソウ、葉の形、表情が豊かで楽しい。
若葉はお浸し等の食用、根は煎じたものを付けると打撲傷や腫れ物に効く。
葉の付き方を見ていると、上に出る葉は下の葉が陰にならないように生え、
下の葉ほど葉柄が長く、上から眺めるとすべての葉が見える。
すべての葉に太陽が当たる仕組みになっている!!この容姿が中々美しい。
葉で自己主張しているって感じだ。
ヒメオドリコソウ、ミチタネツケバナ、ハコベ、ナズナ、ホトケノザ、
マメグンバイナズナ、スズメノカタビラ、トキワハゼ、オオイヌノフグリ、
オランダミミナグサ、ノミノフスマ、ヒメウズ、ヒイラギナンテン、
ナノハナ、セントウソウ、ツルニチニチソウ、フクジュソウ、タンポポ、
ミスミソウ、レンギョウ。野に花々が見え始めた。
「大和市泉の森 2016/2/16」
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