春になると草花が一斉に芽吹き、花咲く。
雑草といわれ、桜や梅に比べると脚光を浴びることの少ない草にも名前はある。この写真は
「カキドオシ」
Glechoma hederacea var.grandisつる性の多年草、和名は”垣通し”の意味で、垣根を通り越してその向こうまでつるが延びていくことから名がある。
平安貴族が垣根を越えて偲んで行く様を彷彿とさせる、名前である。
ようやく、桜が開き暖かと思いきや、残念ながら吹く風は冷たい。
桜の開花はゆっくりとしている。
早朝ウオーキングで小さい用水路の土手に咲いている桜を、近づきつつ、撮ってみた。
早朝の光は弱く、空の青さも花曇に近く、はっきりとしない。
確実に春はやって来て、通り過ぎる。季節の移り変わりは緩やかだが、決してとどまることはない。この桜も花を終え、葉が繁り、病葉となり樹木だけとなる。
人間の人生と輪廻を表現してくれているようだ。
体調が悪いのに、「懲りずに」早朝ウオーキング
今回は海岸から、松林へ抜けた。
里山の荒廃が叫ばれているが、この松林も荒れている。
昔は炊きつけ(今は死語)などで人々が松葉を競って集め、根元が綺麗に整備されていたものである。
秋にはキノコや松露などが出て食彩を豊かにしていた。
しかし、この松林で「コブシ」(千昌夫で有名)をゲット
早速「カミさん」に活けて貰った。
木からは独特の香りが漂う。(黒文字とほぼ同じ)「コブシ」辛夷 モクレン属
Magnolia kobus「タムシバ」と良く似ているが、「コブシ」は花の下に一葉があり、「タムシバ」は葉がないので、見分けられる。
自然の造形や色にはいつも感動を覚える。
日本の秋を表現するものに、「柿」があるが
「ほおずき」もその一つである。
木彫や香合のモチーフとしても良く使われる。昨秋の「ほおずき」はそのまま
部屋の置物として、色褪せずに飾っている。「ほおずき」 酸漿・鬼灯
ナス科ホオズキ属
Physalis slkekengi var.francheti
昨年、流木とタコブネの報告をしましたが
ウオーキングで知り合った、W氏から多くの
「タコブネ」をゲットしました。
さて沢山の「タコブネ」で何を作って楽しみましょうか?「タコブネ」「アオイガイ」の2種があると
インターネットで分かりました。「タコブネ」
Argonauta hians(Light foot)「アオイガイ」(カイダコ)
Argonauta grigo Linnaeus
横に置くと(葵の葉)に似ている事から命名
「筋撒き」と云う言葉を今まで知らなかった。農家の春は、作業の為に準備や段取りが忙しい。
これから始まる農作業の内、田植えが最大の「お仕事」である。「ヘギ」と呼ばれるプラスチックの平箱に2〜3日前に土を半分ほど敷いておく。
次にその平箱をベルトコンベアの機械に乗せる。
すると、最初にノズルから水が噴射される。
そして、籾(モミ)が蒔かれ、土がその上に敷かれる。
その平箱をビニールハウスに並べる。
全ての箱を並べ終えると、その上に薄い発泡のシートを被せる。
1週間ほど経つと芽が出る。5月上旬に田植え機で大地に下ろされる。
後は秋の収穫まで大切に管理される。
山から採って来た植物はやはり春の気配を早く感じ、芽や花を見せてくれる。☆上の鉢
ネコノメソウ(ネコノメソウ属)
Chrysosplenium grayanuum
薄緑色と淡黄色の葉が特徴クサソテツ(オシダ科)
若葉が巻いているのを、かがんで(こごんで)いると見て、コゴミ又はコゴメと云う。
食用となり、スーパーなどに並んでいる。☆下の鉢
ショウジョウバカマ
Heloniopsis orientalis
漢字では「猩々袴」
花の色を猩々の顔の色に、下部の根生葉を袴に見立てた。
ようやく、北国にも春の兆しが目にする事が出来るようになった。川原の土手にそれを見つけた。ツクシンボ
スギナ(トクサ科)
ツクシ「胞子茎」ヒメオドリコソウ(シソ科オドリコソウ属)
ヨーロッパ原産の越年草まだ桜の開花には遠い。
春の訪れがゆっくりと感じられる。
「春の海ひねもすのたりのたりかな」の句のようにはなかなか
ならないが。
これから穏かな凪が続き、海水の温度が高くなると海中の
植物や生物が活発に動き出す。
若布や他の海藻が伸び出し、それらを食べる貝類や産卵の魚
ウニ、なまこが出てくる。2003年、2004年に採取したサザエのうち一番大き
なものを、参考に残した。石の上のものが’03年、金属の台に乗っているのが’04年のもの。
果たして今年はどんなものが取れるか。
昨日、投稿したものは昨年何回か記載した40Kトレッキングで行っている、標高481Mの登山道で見つけたものです。
15年位前にこの山で見つけた人から頂戴し、これまで秋には捜すのですがなかなか見つけられませんでした。衝羽根(ツクバネ)ビャクダン科ツクバネ属
ツガ、モミ、アセビなどに半寄生する。
とあります。参考
この山は今、「HEPATICA」で人気を呼んでいます。
栽培変種は凄い数がありますが、この近辺では野生種が今咲いています。
インターネットで検索すると、多くの美しい花を見る事ができます。
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