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Slow Life & Trips

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奥床しい名前

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奥床しい名前
春になると草花が一斉に芽吹き、花咲く。
雑草といわれ、桜や梅に比べると脚光を浴びることの少ない草にも名前はある。

この写真は
「カキドオシ」
 Glechoma hederacea var.grandis

つる性の多年草、和名は”垣通し”の意味で、垣根を通り越してその向こうまでつるが延びていくことから名がある。
平安貴族が垣根を越えて偲んで行く様を彷彿とさせる、名前である。

#自然

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fz10さんからコメント
投稿日 2005-04-19 17:05

いや確かに、良い響きの名前ですね。その薄紫の色も雅やかです。

以前、洛北は円通寺拝観時に覚えた「まぜがき(混垣)」のひびきを思い出しました。

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snailwalkerさんからコメント
投稿日 2005-04-20 02:38

fz10さん
この話題には、fz10さんが来てくださるだろうと、期待していました。

ところで、「まぜがき(混垣)」は「籬垣」(ませがき又はまがき)が本字かと思います。
「竹冠に離」と言う難しい漢字をどうにか覚えた記憶があるからです。

丁度、今読んでいる「白州正子」の「西行」に
”籬(ませ)に咲く花に睦れて飛ぶ蝶の
          うらやましくもはかなかりけり”
が在りました。

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fz10さんからコメント
投稿日 2005-04-20 03:26

いやあ、パターン認識されまくりですねー。snailwalkerさんにはかないません。

ませ、の文字、確かに見たようにもおもうのですが、多分、ここ(円通寺)では、混ぜが正解だと思います。たてつくようですみません。なお、まぜがき、は禅宗のお寺には一般的でなにも円通寺に限ったことではないと思うのですが...

ませ、を引きますと こんなsite もみつかりました、ませとかきは同意文字かもしれませんね。

それから、もしまだ行かれたことがなければ、真冬の晴れた日に、どうか一度、円通寺をご訪問ください。すばらしきひとときが過ごせること請け合いです。

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SnailWalker
wahootasteさんからコメント
投稿日 2005-04-20 03:48

煙薫君さんにも書きましたが、数十年前、まだ若かりし頃真冬の泉湧寺を歩いたことがあります。
奈良の斑鳩の里をやはり寒い1月か2月の青空の下行った記憶が強烈に脳裡に染み付いています。
円通寺も素晴らしいでしょうね。
「立原正秋」の文章力と「渡辺淳一」の描写力をミックスして京都や奈良の寺社や料亭、旅館を書けたら楽しいでしょうね。(今、白州正子と平行して堀辰雄の大和路を読み返していました)

「混垣」の件
文字の美しさから、籬垣を出しただけです。どれが本当でどれが間違いのことではないと思います。

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fz10さんからコメント
投稿日 2005-04-20 07:46

いやはや、私が混同してしまったようですね。申し訳ありませんでした。

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