PSPINC代表　内倉憲一の公式ブログ

私の知る範囲の事ですが・・・

中国の家電製品は輸出向けと国内向けと二分されています。

前者と後者は明らかに仕様と価格が違います。

特に差があるのは炊飯器ですが、これに噂の尾ひれがついているようです。



中国政府はエネルギー効率の悪い炊飯器が家庭普及するのを歓迎していません。

電気の供給も全国的に見れば不十分であり、米そのものも華南地方が中心で、灌漑が必要なのです。



いま、日本で購入される電化製品はデジカメ・炊飯器・MPプレーヤーなのですが、どれも中国製なんです・・・・

それも極めて高額な商品なんですが、国策で国内流通はしていないようです。



日本人向けは仕様にうるさく、部品のチェックがうるさくて、故障が少ないことを彼らは良く知っています・・・・・

つまり、どうしたら高性能の製品を作ることが出来るかは彼らのノウハウとして吸収し始めていると思います。

※私のような日本人が片棒を担いでいます



一党独裁のある部分「良い面」で政策をコントロールしているようです。



来日して日本で彼らはマンションを物色しているのですが、固定資産税の存在を知り、驚いているようです。

中国政府が家屋不動産（土地は国有）に課税を始めたらマンションバブルは崩壊します、最近このことがインターネットで流されています。



ここにはかけない話がまだまだあります、それは明日・・・・・・

中国の方が政府は日本より数段商売のセンスがあります。

＞生産を人件費が安いからと海外に持ち出すことは気に入らない

→正にそこです！

企業には社会的責任がある。

ユ△クロは最初からそうですが、自動車メーカーまでが、日本向け商品を海外生産しようとしている。

これでは、日本のＧＤＰはいつまでも下がり続け、論理的に絶対に日本人の所得は上がらない。

国内でコストを下げようとしてもできないのは、派遣禁止、個人請負禁止、コンプライアンス順守等の国策によるものです。

そのために、アジアに発注するほうが気軽なのです。

それをあたかも自慢げに発表する企業は最低です。

日本の生産は海外にどんどん流れるので、

空洞化は避けられないですよね。



どこを見ても中国人街に変貌してきてますね･･･。

生産を海外に出すことは罪悪です。