ワシントン州は、禁酒時代からお酒の流通はワシントン州政府の機関が専売で行なっていました。これが先月の州民投票で民営化されることになりました。これによって扱われるお酒の数、価格などが全て自由化されることになります。価格は下がり、色々なお店(COSTCO やスーパーなど)でお酒の販売が来年から開始されます。 これに最後まで反対したのは、実はお酒の流通会社なんです。専売ではお酒の価格は固定で決められた価格で、しかも即日決済で販売することができました。これが自由競争になるわけですから、いやがるのも当たり前です。これからもお酒以外にも民営化されることがよい産業がまだまだあると思います。 政府は民営化された企業の管理・監視に力を入れるのが正しい姿だと私は思っています。