古銭買取について調べてみるかのぅ

古銭は、古いだけに様々な汚れや錆（さび）があります。錆などは見た目に悪いですし、硬貨を錆前の新品のような状態にクリーニング、洗浄していたら良いのではないか？と考える方もいらっしゃるかと思います。

古銭収集家の間では、「古銭は汚れも価値の一つ」「入手した時の状態が保持されているのに価値がある」とされまています。

さびを落とす場合は、結局、錆びた部分がなくなった分、硬貨が薄くなっている、ということになりますし、拡大してみると表面がでこぼこなっている場合が多いです。

買取価値を上げるためのクリーニング（洗浄）は、経年変化にも価値がある古銭の世界では、逆に古銭の買取値段を下げてしまう結果につながることが多いです。

単に自分が保管するために汚れを落としたいのであれば、メガネを洗うための超音波洗浄機などを使うと良いようです。本格的に硬貨の価値を損なわないでやるには、電解還元が使われる場合があります。

日本では、和銅元年（西暦708年）に鋳造・発行された「和同開珎」に始まり、皇朝十二銭など、様々な貨幣・硬貨が発行されてきました。

代々地元で暮らしてきた古い家には、江戸・明治・大正期くらいの古銭だと、どこかに眠っているかもしれませんね。

古くなった家の建替え時にそのような古銭が見つかった場合、あまり興味の無い人には、保管するにも面倒ですし処分に困る、というケースも多いようです。

現在では、インターネットの出現のお陰で、古銭や、記念硬貨、金貨、また海外の硬貨でも様々な方法でリサイクルすることが可能になっています。

自分には不用で価値を感じられない古銭でも、コレクターや収集家の間では高額な取引されているかもしれません。

置いておくのも微妙な古銭の買取や、記念硬貨や海外の古銭のリサイクル方法をご紹介致します。

参考：古銭買取について



オークションでマニアに古銭を買取ってもらう方法
古銭を一番高く買取ってくれるのは、やはりオークションを利用している古銭の収集家かと思います。

ヤフーオークションなど参加人数の多いオークションですと、本当に欲しい人がいますので、値段が釣り上がって行く可能性があります。ただ、逆に買い手が付かない、ということもありますし、遺品の古銭が大量にあったりしますと、出品が手間になります。

オークションは、出品、落札確認、落札者とのやり取り、確実な発送、入金の確認と手間が多いので、時間が豊富にある方向けの方法になります。

また、古銭収集家が相手なので、こちらが素人ですとクレームが入った場合に、それが妥当な言い分かどうかを判断するのが難しいです。

古銭の買取金額が一番良くなる可能性もありますが、時給換算にするとあまり良い方法ではないかと思います。

古銭を他の方法で買取ってもらう際の相場を調べるのには、適していると思います。



記念硬貨や古銭の買取専門店に持ち込んで買取してもらう
古銭を買取ってもらうには、コインや、古銭の買取専門業者に持ち込む、という方法もあります。

どこの買取業者に持ち込んだらよいか判らない、という場合は、日本貨幣商協同組合という団体がありますので、その組合員となっている業者を探してみて下しさい。

組合員名簿のページからは、東京都、大阪、京都、愛知という大都市から、北海道、東北、中国・四国、九州・沖縄まで会員となっている古銭買取業者を探すことができます。

そこから、お住まいの近くの記念硬貨・コインの買取業者を探してみては如何でしょうか？

もし近くに無い場合は、ネットでの買取業者もありますので、そちらを検討して頂くと、手間無く楽々で古銭を現代のお金に換えることができるかと思います。

というのも、下手に磨くとキズが付いたり色が落ちたりするからです。
そうなると価値も落ちますし、キズがついた箇所から錆びやすくなるという事もあります。

もし磨くとしても、ウエスやガーゼで軽く表面を拭うくらいにしておく方がいいです。

それでもどうしても古銭の汚れが気になるという時もあるかもしれません。その時は古銭やコイン専用のクリーナーを使うのがおすすめです。
ただ古銭の製造された時期によっては、鋳鉄の技術がまだまだ発展途上で不純物が混じっている事もあります。そうした場合は、クリーナーの薬品との化学反応で変化や変色をしてしまう可能性もあるというのは、頭の片隅に入れておいた方がいいです。

結論としてですが、将来的に古銭を売ろうと考えている人は磨かない方がいいです。磨くと価値が下がってしまうので。
そうではなく、個人的にずっとコレクションとして持っておきたい人は、綺麗にするために傷をつけないよう磨くのはありかもしれませんね。

古銭は古いものなので、保管にめちゃくちゃ気を付けていない限りは酸化してサビがついてしまいます。
そのサビですが、手入れをした方がいいのかどうかという問題があります。

まず手入れをする場合ですが、絶対に素人が手入れをするのはやめておいた方がいいです。なぜなら、手入れをすることで古銭を傷つけてしまうかもしれないからです。たとえば汚れを落とそうとタオルやガーゼで拭いてしまうというのはよくやってしまうことなのですが、その時にサビと一緒に古銭の本体までポロッと落ちちゃうというケースや、タオルに異物が付いていて古銭を削ってしまうケース、色が落ちてしまうケースなどですね。

もしどうしても古銭の手入れをしたいという事であれば、古銭の洗浄を専門している業者にお願いするといいでしょう。

逆に古銭を手入れしない場合。それ、正解です。というのも、もし古銭を買取の業者にお願いするなら、業者的には手入れをしてキズが付くよりもそのままの状態で査定に出してもらいたいからです。その方が古銭の持ち主も高く売れますし、買取業者も価値が落とさない方が嬉しいからです。

沢山種類がある古銭の中で日本で最も古い古銭が『寛永通宝』になります。

寛永通宝は鎌倉時代に発行された貨幣です。
それくらい昔に作られた古銭は現代のものと違い質がさほど良くなく、劣化もしやすいので良い状態で残っている物は少ないです。

そのためほとんどの寛永通宝には価値は付きづらくなっていますが、逆にもし状態の良い寛永通宝が残っていれば、価値のあるものになる可能性が高いです。極美品ともなると何百万円、何千万円の価値が付く可能性もあるという人もいてるくらいです。

普通に貨幣として流通していて今でいう100円玉のような感覚で使用されていた古銭なのですが、その100円玉が何百万円になるかもしれないというのはとても夢のある話ではないでしょうか。

ただ昔の貨幣は偽物も多く流通しており、寛永通宝もその例に漏れません。贋作や模造品も多くつくられているので、もし寛永通宝をネットオークションなどで手に入れようと思った際には、注意が必要です。
逆に寛永通宝を売ろうとした場合に、「これは偽物だ！」といって買いたたかれる可能性もあるので、そこにも注意しましょう。

古銭や記念硬貨が見つかった時、『ひょっとして高く売れるのでは？』と思い、夢が広がりますね。

そんな古銭や記念硬貨を売る方法にはどんなものがあるでしょうか。

良く知られる方法として、古銭買取店に持っていく方法があります。また、古銭の買取店というとネットでの買取を専門にしている古銭買取店もあるので、そちらを利用するのもいいですね。

次の方法はフリーマーケットを利用する方法です。これは自分で値段を決めるのできちんと相場を調べておくと、買取店やネットオークションのように買いたたかれる可能性はないので、その点はいいかもしれません。
ただ、フリーマーケットは利用者が選べるわけではないので、古銭や記念硬貨コレクターがお客さんにいなければそもそも買ってくれる人がいないと、フリマの場所代だけ損する事もあるので、リスクは高いですね

その次の方法として、ヤフオクなどのネットオークションで売る方法もあります。ネットオークションは買取店に売るよりも高く売れる可能性がありますが、ただネットオークション初心者にはあまりおすすめできません。
写真を撮ったり、文字をかいたり、手続きをしたりとめちゃくちゃ面倒だからです。

そこで、ネットオークションを利用する場合もう一つ方法があります。それはオークション代行の業者にお任せする事です。
業者にお任せすれば自分で出品するよりも圧倒的に楽ですし、プロに任せるので高値で売ってくれる可能性もあります。。

最後の方法としては、コインのオークションに出すことです。
大手のコインオークションなら利用者の層もいいので安心ですが、敷居が少し高いのとあまり価値のある古銭じゃなかった場合そもそも出品できなかったりします。


上記の方法の中で一番のおすすめは古銭の買取店に出す事ですが、次点で"ネットオークション代行業者を利用する"のもいいと思います。
買取店にお願いするよりは少しだけ手間がかかりますが、それでもそこまで難しくないのと、金額的にも高く売れる可能性があるためです。