takeの電気式日記

かれこれ電車通勤も10年ほど経つけれど一昨日の月曜日に初めて戦慄
を覚えた。自分が電車内でイヤホンをして音楽を聴いていた時、

石鳥谷駅からササッと電車に入ってきて走って奥の方まで誰か行った。
ごく普通に見えたので特に気にもしなかったが、直ぐに変な声が聞こ
えてきた。この曲はそんな変な声など入っていないはず？と思って電
車の奥を見ると、吊革に両手で捕まってジャンプしながら奇声をあげ
ている人がいる。年齢的には20代前半か？
シートは満席なので、別の乗客の目の前でジャンプしている。その瞬
間、全員が彼を凝視した。そして直ぐに我関せずである。どんな奴な
のか顔を見ると、やっぱり目つきがおかしい。よく分からないが普通
じゃない。薬の影響か？これ、やばい状況だから場合によっては車掌
に伝える必要がある。車内を見まわして車掌を探したが見えないので、
車両の一番端に居るのだと思った。その後も車内を走り回って別の吊
革でジャンプして奇声を上げる事を何度か繰り返し、花巻空港駅で乗
客が１人降りて、そこにジャンプを終えて座ろうと走り出すが、空港
駅から乗った乗客が早く座った。行き場を無くして近くでジャンプと
奇声を繰り返す。いつまでこの状況が続くのかと思っていたが、次の
花巻駅で電車のドアが閉まる瞬間にササッと降りて行った。誰も被害
は受けなかったけれど、あんなに電車内の空気が凍りついたのは初め
てみた。なんか、とうとう田舎な岩手県も基地外な乗客が電車に乗る
時代になってしまったのは否めなかった。