「大化の改新」と言われる飛鳥時代の政治的大改革(645年とも646年とも言われる)。中大兄皇子、後の天智天皇と中臣鎌足、後の藤原鎌足が中心に蘇我氏を滅ぼし、天皇中心の政治に変革した事は教科書で習った事ですが、この二人が出逢ったのが「蹴鞠会」だと云われています。蹴鞠は仏教の伝来と共に我が国に伝わり、平安時代には宮中で盛んに催されたそうで、清少納言も著書「枕草子」のなかで「蹴鞠は上品ではないが面白い」と書いてあるそうです。 子供の日の5月5日、金毘羅宮で「奉納 蹴鞠会」が開催されました。昔ながらの所作に従い、鞠壺(まりつぼ)あるいは 懸(かかり)と言われる四角形の広場に6人が囲んで鞠を蹴ります。鞠壺には四隅に二股のサクラ、ヤナギ、カエデ、マツが植えられています。鞠は鹿の皮などで縫い合わせて出来ています。見た目にもやや曲がった球状です。足の甲に上手く当てないと飛びません。ましてや歪んでいる鞠ですから運が無いと真っ直ぐ上げれなくて続いてパスするのは至難の様です。 話を基に戻して今「忌部氏」の足跡を辿って色々神社を廻っていますが、大化改新以後古代王朝の祭祀を司っていた「忌部氏」は次第に歴史から消えていきます。香川や徳島には忌部氏の祖先を祀る忌部氏ゆかりの神社が幾つか残っています。訪れてみるとそこに色々と想像をめぐらせる物が多くあります。今また話題のスターウオーズの世界観の様です(スターウオーズも大昔の話として始まりますね。)
投稿日 2015-05-06 09:29
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2015-05-06 10:27
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投稿日 2015-05-07 11:20
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