弁護士渡辺秀行のコーチングブログ

 キコ・ウィルソンさんは3歳の頃から神様を信じ，クリスチャンとして生活しています。
キコさんはSNSやスマホに没頭している子どもたちをみると，その世界に逃げこんでいるように思えるように思うとして以下のように述べています。

 

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 『SNSは，確かに便利で楽しいツールですけど，『いいね』の数でその人の価値が決まるわけじゃないですよね。SNSって，自分の本当の価値を忘れてしまいやすい場所だと思います。神様は愛をもって私たちを造られたこと，私たち一人一人をそのままで愛してくださっていることを，思い出すことが大事かなと思います。そしてデジタル化する世の中だからこそ，本を読んだり，外で友達と遊んだり，自然の中で冒険したり，そんな楽しさをもっともっと体験して，楽しんでもらいたいです。』

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確かにスマホとの付き合い方，親としては悩みますよね。

 

 情報収集や勉強やコミュニケーションツールとしては役立ちますが，ゲームに夢中になりすぎて，夜更かしをしたり，陰湿ないじめや性被害，犯罪に巻き込まれれたりといった心配もあります。

 

 その一方，スポーツや音楽など，何かの目標に向かって一生頑張っている子供の親にとっては，そのような心配は余りないのかも知れません。
そのような子供達は試合で勝つこと，コンクールで優勝することの方が大事なので，スマホに夢中になる時間も少ないように思います。

 

 例えば，野球で甲子園を目指す子供が，スマホなどに夢中になるでしょうか？
野球のレギュラーメンバーに選ばれ，強豪チームに勝つには，とにかく，毎日，必死に練習するしかないですよね。スマホに夢中になって夜更かしでもしたら，次の日，他の選手全員に迷惑かかりますので，そんなことは到底出来ません。
音楽コンクールで上位を目指すにも，一にも練習，二にも練習が必要と感じます。

 

 こういったことからすると，親としては，スマホから子供を守るためには，子供が本当に夢中になれるものを見つけてあげて，それに一生懸命取り組ませてあげることが重要だと思います。

 

 親がスマホを管理して，利用を制限するという方法もありますが，子供達は賢いもので，そんなことをしても，裏技をつかって，簡単に抜け道を探してしまいます。子供同士の裏のネットワークは計り知れません。

 

 結局，子供自身が自主的にスマホの利用を制御する方法となると，スマホに夢中になることが，子供の夢の実現の妨げることを子供自身に分かってもらう必要があるように思います。

 

 そのためには，常日頃，親の方から，子供に夢を持つことを奨励してあげることが重要だと思います。夢を持てば，その夢の実現のため，子供達は努力も苦にしなくなるでしょう。メジャーリーガーになることを夢見る野球少年は，親が言わなくても，バットを振ってばかりいるでしょう。スマホなど目もくれないのではないでしょうか？
このように，夢の方がスマホより重要と子供自身が分かるようになれば，子供の方から，スマホと距離を取るようになると思います。

 

 キコ・ウィルソンさんが述べているように，神様は，一人一人のこどもを心から愛しています。
そして，それぞれに独自の才能を与えています。なにより，子供達には，音楽，美術，スポーツ，数学，物理など，神様から与えられた潜在能力を最大限発揮してもらいたいと考えています。
親としては，そういった子供の才能をいち早く見つけて上げて，それが開花するよう，最大限，応援してあげることが重要だと思います。

 

  
 ますます平均化する社会で皆同じように生きることを期待されていますが，神様は子供が平均的に生きることなど期待していないと思います。
もちろん，他の子供のようになって欲しいなどとは思っていないでしょう。子供達には，それぞれが，異なった才能を発揮してもらいたいと思っています。

 

 夢のない時代になってしまったのは大人の責任だと思います。
子供達には一切責任がありません。
未来は子供達にかかっています。

 

 学校に期待出来ないのであれば，家庭で夢を育ててあげましょう。
トーマス・エジソンは，小学校の先生から，「学習する知能がなさすぎる」等と言われ，３ヶ月で小学校を中退しました。しかし，エジソンの母親が，エジソンの長所を伸ばす育て方をしたため，世界の発明王になりました。エジソンは，「母が私の最大の理解者であった。母がいなければ私は発明家になっていなかっただろう」と言っています。

 

 子供には，皆，神様から特別な才能が授けられています。
それを開花させてあげるか，無駄にしてしまうかは親にかかっています。
是非，あなたが子供の一番の味方になってあげて下さい。

 

 なお，キコ・ウィルソンさんは支えを必要としているのはこどもだけでないとして，次のようにも言っています。

 

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『私も神様に愛されて，多くの味方に支えられています。その私が，テレビやステージで，毎日の人との関わりの中で，誰かの味方になれたら，本当にいいなと思うんです』

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 デジタル化が進み，ますます便利になる一方で，人間関係が希薄になり，孤独感を感じる大人も沢山いるのではないでしょうか？

 

 大勢の中にいても，家庭でも，孤独を感じている方は多くおられると思います。
そういったときこそ，あなた以上にあなたのことを分かってくれている神様がいるということを知ることは，大きな慰めになるでしょう。
どんなときにでも愛されているのだと分かれば，キコ・ウィルソンさんのように，孤独を感じている他人に対して優しくもなるのではないでしょうか？

 

 是非，孤独を感じている人は聖書を読んでみて下さい。そして，受け取った神様の愛に感謝し，それを他の人にも分け与えて下さい。
是非，前向きな人生を歩んで下さい。

 

 

法律事務所リベロ所長の渡辺です。
当事務所は離婚に関するご相談や受任が非常に多いです。
日々離婚事件に携わっておりますと，たまに不登校のお子さんをお持ちの方が見受けられます。
私も，中学校から学校に行かなくなり，高校を中退していますので，そのような状況に陥るお子さんのお気持ちは良く分かります。

 

今回はそういった方へに向けて，以下のメッセージを送りたいと思います。

 

 

作家の三浦綾子さんは，｢愛すること信じること｣という書籍の中で，以下のように語っています。