効果的な問いを考える
8月
24日
先日、オブザーブしたコーチングセッションを引き続き振り返っています。
今日からは、自分が学んだコーチ・エィのテキストをもとに、どんな問いが考えられたのかを考えていきたいと思います。
今日開いたのは「効果的な質問」というクラスのテキストです。
このクラスは本当に学ぶことが盛りだくさんのクラスでした。
そのなかに「質問をつくる軸」という内容があり、次のような問いがあったかもしれないと思いました。
「今この状況を空から見ると、あなた自身はどのように見えるでしょうか」
「あと1年、Bさんとの人事交流が続くとしたら、あなたは何をしますか」
その他にも「スライドアウト」の手法を使い、AさんからBさんへの思いを
「他にもありますか」
と、とことん聞き出した上で、
「これまでAさんが述べたBさんへの思いのうち、最も強い思いは何ですか」
と聞き、「チャンクダウン」の手法で理由を明確にし、人事交流が終わるまでにBさんにどんな言葉をかけたいかを明確にしてもらうことも手かもしれません。
他にも「イメージをつくる」という方法があります。
元々AさんがBさんとの間で築きたかった理想的な関係を言語化し、ありありとしたイメージを描いてもらう方法もあるかもしれません。
その上で
「理想的な関係の実現のためにAさんができることは何でしょうか」
とAさんがとるとよい行動を聞き出し、Bさんとの関係を変えることに役立ててもらえればと思います。
ただ最後の方法は、Bさんの人事交流が終わろうとする今行うと、Aさんがもっとこうすればよかったという後悔ばかり持つことも考えられ、時期として適切ではないかもしれません。
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