コーチ・エィのファウンダー伊藤守さんのメールマガジンで紹介されていた「天に落ちる」という本を手に取りました。
一読して思ったのは、なんとシュールな本だということでした。
1ページずつ小話とイラストが書かれている本です。
「アドバイス」というタイトルの話では、リンゴを頭に乗せたウィリアム・テルらしき人の絵が描かれています。
リンゴの真ん中を狙おうとして放った矢が的を外して、おでこの真ん中に刺さっているというものでした。
アドバイスの多くが的外れだということなのでしょうか。
「彫物師ルース」というタイトルの話では、スーツは高いし暑苦しいということで、体にスーツの絵を彫ってもらっている男性の絵が描かれています。
「ニンジン」というタイトルがついた話では、ニンジンは視力によいらしい、でも昨夜より見えなくなっている、なぜだろうと言って、目にニンジンが突き刺さった絵が描かれていました。
一見、子ども向けのような本でいて、大人でもちょっと「え!?」となる本でした。