「変格的コーチング」の第7章「新天地から次へ」を読みました。
意外に感じる書き出しから始まります。
多くのコーチが詰めの甘さを後悔するのが、クライアントに次にすべき行動を明確に述べてもらうこと、実行を約束してもらう機会を逃してしまうことだそうです。
私は自分がコーチングをするとき、またコーチングを受けるとき、そのセッションの最後に
「では、これから何をしますか?」
「小さくても今からできることはなんですか?」
「明日から何ができますか?」
という言葉が出ることが通常なので、そうならないことがあるのかと意外に感じました。
ただ、自分が行動を促す質問ができていたとしても、この章を読んでまだ足りないなと思うことがありました。
それは、何をするかだけではなく、
・いつまでにするか(期限の把握)
・何が障害になりそうか(現実的な行動になりそうかどうかの確認)
・もし難しい場合にどんな対応を望むか
・それらの計画についてどう思うか
という質問も加えた方がよさそうだということでした。
行動を促すにあたって、確実に実行してもらうために問いを深めていくことが必要だと気づきを得ました。