予想外の反応こそ扱いたい
5月
3日
先日、初対面の方へのコーチングを行ったことを書きました。
記事中の「まだまだできなかったこと」のうち、
>セッション中、コーチの私にとって最も印象に残った発言を即時に扱いきれず、掘り下げることなく話を進めてしまった。
について書きたいと思います。
コーチングセッション中、クライアントにこのあと話したい内容の要望を聞いてみると、
「自分がどんな人かを探っていきたい」
ということだったので、その対話を始めました。
私が
「あなたはどんな人ですか?」
と聞くと、その人は言いました。
「外面がいいかな」
「でも怠け者」
「単純で素直」
そして少しの沈黙のあと、
「うーん、説明できません」
とやや取り乱したように見えなくもない様子で言われました。
いくつか自分を示す言葉を語ったにもかかわらず「説明できない」との発言。
説明したようでいて説明できないとはどういうことなのだろう?
説明したようでいて説明できないとはどういうことなのだろう?
私は一瞬、混乱しました。
そして私はその混乱を扱うことなく、ここは話を切り替えた方がよいと無意識に感じたようで話の方向性を変えたのでした。
振り返ってみると、その瞬間こそもっと話を掘り下げた方がよかったのかもしれません。
私は混乱したその直後、どのように問いを発すればよかったのでしょうか。
以下のような問いを続けたらよかったのかもしれません。
以下のような問いを続けたらよかったのかもしれません。
「今、『説明できません』とおっしゃいましたが、いくつかご自身を表す言葉も述べていました。『説明できない』と言った言葉にはどのような思いがあるのですか?」
「『説明できません』と言った今、何を感じているのですか?」
「『説明できません』と言った今、何を感じているのですか?」
予想外の展開になったときにもそれを受け止め、掘り下げる勇気を持ちたいと思います。
投稿日 2025-05-03 10:43
ワオ!と言っているユーザー