相手の話を「聴く」ということ
1月
4日
またYouTubeでMCC Duoを視聴しました。
メンターコーチに関する動画を観ていると、出演者の猪俣さんが過去のメンターコーチから学んだこととして紹介した話がありました。
それは、コーチングセッションの内容を録音し、一つひとつクライアントの話を聞いては止め、
その言葉がどういう状況で発せられたものか、
クライアントにどういう感情がよぎっていそうか、
ああでもない、こうでもない、と意見を出し合う練習だったようです。
大変な練習だったようですが、猪俣さんはその経験を通じてクライアントの話を聴く力がついたと言います。
これを聞いて私は思い出しました。
私が中学生だったとき、国語の授業でまさにこのことをしていたなと。
録音ではないですが、教科書に書かれている描写、台詞から何が読み取れるかをとても丁寧に皆で意見を出し合っていました。
今の私は「速さ」重視です。
何かを聴くとき、基本は2倍速。
何かを読むときも速読。
相手の話を一つひとつ噛みしめるように聴く練習が、今の時代のコーチとして特に必要だと思いました。