LAN工事のABC-002(HUB&ケーブル)

前回の続きを解説します。
事業所の机の配置は、いわゆる「島」になっているケースが大半です。
LAN工事は、この「島」に一台のHUBを設置し、これを数珠つなぎ(デージーチェン
と言います)する方法が多用されますが、これはGiga伝送では好ましくありません。
※私は島HUB式と命名しています

原則的にスター結線が理想ですが、ケーブルの本数が増えてもスター型は二段程度で
押さえ、HUBの台数をへらす工夫をすべきです。
これによりHUB指数は向上します。

島HUB式は工事は簡単、誰でも出来ます。しかし、脆弱性は大きいいのです。
クラウドが良いと言いながら、この状態では極めて不安定な状態となります。
島HUBの数だけ故障要因を抱える事になります。
その時、HUBを交換すれば良いは机上の空論です、トラブル時にHUBの不良と断定し、
そのHUBを特定するのには結構な経験が必要です、HUBが10を越えるとお手上げに
なります、そしてその修復が終わまで、該当デバイスは通信不能となり、確実に
業務は停止します。



わかお かずまさ
VegaSystems


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LAN工事のABC-001(HUB&ケーブル)

ここでは、私の本業のLAN工事設計を可能な限り平易
解説します。
ただ用語の解説は検索で可能なものについては、そちら
に頼ってください。

LAN工事の主体はHUBとケーブルですが、この扱いには
法則があります。この法則に従えば一定以上の性能は担保
されますが、工事を簡便にと思う方は無視される法則です。

以下は解説
LAN工事では、いかにHUBの数(ポート数ではなく)を減らす
かが重要です、これは伝送速度とトラブル対策です。
デバイス数だけポート数は必要ですが、可能な限り多ポートの
HUBを使用し、台数を抑えます。
全デバイス数をHUBの台数(ポート数では無い)で割った値を
HUB指数と言います

これには以下の短所があります。
工事が面倒になる(配線が長くなる)
多ポートのHUBは価格が高い

しかし、これで得られるメリットは
高速伝送
伝送の安定
HUBのトラブルの減少
セキュリティの向上

安価なHUBはそれなりの部材しか使っておらず家庭用
ならともかく事業所向きではありません。

ところが、ちょっとLANの事を知ると、ケーブルと
HUBを買ってくれば、ちょいちょいで簡単。
私はこれを「生兵法は大怪我の元」と断じます。

この大怪我は意外に傷が深いのです、ネットワークが
停止したり不安定になった時、このHUB指数が低い、
つまりHUBの台数が多いと、復旧にかなり手間取ります。
法則に従うと工事は面倒ですが、得られるメリットは
極めて大きいのです。

実際の工事事例は002で




わかお かずまさ
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今日の日の出(2021.01.15)

今日は小正月、私の幼少時に母親が私を連れて実家に帰るときに
聞かされた語彙で、今でも明確に覚えていますが、それが何日で
あるかがわかったのはかなり成長してからでした。

今日も太陽は雲のベールですが、実はこのほうが撮影はやりやすい
のです。内蔵のNDフィルターもありますが・・・・


わかお かずまさ
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