10月
2日,
2013年
道迷い遭難は地形図で防げる
だからGPS、いえいえそれも万全ではありません。
※GPSの問題点はは次回述べるとします
防止策:
1:地形図は必携、国土地理院のそれは私的利用なら無償で入手可能
2:コンパスは地形図とセットで持参
3:登山道の全体をスタート前に確認すること
写真は冠山ですが、視界が悪いと道迷いが続発する山です。
視界が良ければ目的の山頂が見えるので問題がありませんが、ガスると厄介な山です
登山口から山頂までの距離が短く、そこそこの高低差なので初心者がよく目指しますが、天候不順の時は要注意です。
問題は青丸の鋭角の折り返しですが、ここに標識がありません。
読図ができれば、広いコルに出たら行き過ぎとわかります、進行方向も東北東と
地形図には無い方向です、さらに、南斜面の岩場、なお進むと大きな山頂広場
に出るので、ミスに気が付きます。
ところが地形図がないと、どんどん進み、厄介な事になります。
高度は1000mを越すので、時期・時間によっては危険が伴います。
10月
1日,
2013年
地形図を読む
稜線はピークから伸びていき、谷はピークに向かって細くなっていきます、谷はおおよそ行き先はピークになります。
図では赤が稜線、青が谷(沢)を表しています、おなじみの鳩吹山なので、現地で見比べてチェックをしてみてください。
10月
1日,
2013年
男子厨房に立つべし105(秘伝の辛子醤油)
極上の醤油をベースにナマ唐辛子(激辛)、秘密のスパイスなどを入れ、常温で
数日熟成させます。
中の唐辛子は刻んでチャーハンなどにも使えます。
※唐辛子の入手の関係で一年で一度しか作れません
10月
1日,
2013年
高度計の補正が必要なわけ
気圧の変化によって、高度を算出します。
気圧は
高度に反比例する
という大原則があります。
高度が上がると気圧が下がります、この原理を応用したのが高度計です。
このため、天候によって気圧が変動すると、高度計に誤差が生じます。
登山中に気圧変動がなければ、スタート地点に戻った時にも同じ高度を示すはず
ですが、時として大きく変化している場合があります、また、日を変えて同じ場所に行っても何もしていないのに前回と高度が異なる場合、これは気圧変化によるもので高度計の故障ではないのです。
以下の原理を覚えましょう
1:気圧が下がると、高度はプラスになる
つまり天候が悪化の傾向にあると、高度は高め高めの表示となる、
三角点など正しい標高値と比較し、高度計が高めにでれば天候は下る傾向。
2:気圧が上がると、高度計はマイナスになる
高度計を見ていると頂上はまだ先と思っていたら到着した。こんな時は
天候が良いほうに向かっています。
※これにはスタート地点で精度の高い補正が必要です。
9月
30日,
2013年
キャンプ鍋の把手にシリコンチューブを被せる方法
お手持ちの鍋の把手が外れる事を確認します、根本を上下に引っ張ると外れますが、SnowPeek等は上がわにリブがあるので、下から外します。
把手は大抵ステンレスで出来ています。
この把手を持参して、ホームセンターなどで「シリコンチューブ」を求めます。
内径が同じかやや大きめを、計り売りで購入。
テフロンスプレーがなければそれも同時に購入。
長さを決めてカットします、長さはシリコンの先端が鍋から10mm程度離した
長さが最適です。
シリコンチューブの中にテフロンのノズルを入れて軽くスプレーします。
※この時床面に絶対漏らさないこと
湿潤ができたら、ゆっくりチューブに把手を挿入しますが、抵抗が強い場合は
前後してすすめるか、把手にもテフロンをスプレーします。
入れ終わったら、把手を整形して外れ悪くします。
これで出来上がり。
面倒と思われる方は、VEGAまで、お持ちください。
鍋一個、缶ビール一缶(500希望、発泡酒は不可)で請負ます。
9月
30日,
2013年
地形図から正確な高度を得る
地形図は以下のような特徴があります。(登山用に限定)
1:山容は等高線で表されている
この等高線には主曲線と計曲線がある、細い腺が「主曲線」、太い線が「計曲線」。
2:通常山で使う地形図は1/25000、拡大しても大きくなるだけで、この基本縮尺は変わらない事を理解すべし。
3:計曲線は、1/25000 の時、50m間隔で引いてあり、ところどころ標高(高度)が
数値で表されている、単位はm
4:計曲線と計曲線の間には主曲線が4本存在する、つまり主曲線は10m間隔で
引かれている。
この事を理解すれば、高度計により自分の位置を知ることが出来る。
ただし、国土地理院の登山道は100%正確ではないため、コンパス等で補正をすべき。
写真の赤丸の900は高度900mを表す(計曲線)、下降して、その次の計曲線は850m、さらに次は800mとなる、赤字の1から4は主曲線、5は計曲線となる。
これによりスタート地点は800mとなる。
※重要な注意
山行時、スタート地点付近の高度は予め算出し、記入するほうが良い、現地では間違える場合がある、参加者は原則高度計を持参の事、命を守ることを考えれば安い価格、出発時には時間確認と高度設定を行うべし。
9月
29日,
2013年
ベースキャンプに使いたい
立ち寄って見学したかったのですが、そうしたら欲しくなるのは必定なので、踏みとどまりました。
snowpeak land rock model
こんなテントを設営し、野外でのんびり過ごしたいのですが、浮世はままなりません。
キャンピングカーは手軽でよいのですが、やはり自然に触れるには、テント生活だと
思います。
9月
29日,
2013年
CASIO-PROTREKの高度設定
多分、一番多く使われているCASIO-PROTREKの高度計の設定についての解説です。
この手の高度計は気圧の変化を利用するので、現地で都度高度設定が必要となります。
これを面倒がって、数値の差を+-する方がいますが、これは危険です。
高度と登山ルートでかなり正確な位置判断が可能なため、これを頼って現在位置を
算出する場合、数値の記憶や加減をあやまると大変な事になります、面倒がらずに
高度設定をするべきです。
※山で必要な機能は時計と高度、更に日の出・日の入り時刻ですが、色々操作するより、一番覚えにくい高度設定をしっかりマスターしましょう。
高度設定の基本:
1:スタート地点の高度を必ず調べておく。
2:気圧の変化で高度は変動する事を理解する。
3:都度、高度修正の必要はない。
4:国土地理院の地形図は必携。
5:復数の使用者がいるなら、必ず高度を全員でチェックする
9月
28日,
2013年
母袋烏帽子岳(もたいえぼしだけ)2013.09.28
その名はない。
ただし、2等三角点の設置はある、点名「栗巣:1341m」。
大和ICを出て、R156の徳永の交差点を東進、小学校の手前を左折、分岐の案内に
従えば「母袋温泉スキー場」に到着する。
駐車料金500円が必要、この1枚で温泉入浴券になる(1名のみ)
※駐車場の標高は800m丁度
ここはキャンプ場が併設されている、道は舗装されており、途中の分岐を左にとり、最終点が登山口となる。
登山道はほぼブナ樹林の中で、夏でもOK。登山道はジグザグは少なくほぼ直登で、木の根やガレもあり、下山には要注意、掴まる木々も少ない。
ヤブ漕ぎはゼロ、道幅も広く、衣服の引っ掛けの心配は殆どない。
※コシアブラ多し
林道横断のの手間に水場の案内がある、飲用可能、林道から1時間の案内があり、
急登をこなせば所定時間内で頂上に出る。
残念ながら木々がありあまり展望は期待出来ないが、涼しく・急登が続くのでトレーニングには最適、冬場も期待出来る。