5月
13日,
2007年
週末は飲酒解禁
最近はバーボンソーダが多いですね。バーボン50ccにソーダを150cc、後は氷をたっぷり!
この時期、ボサノバでも聞きながらの一杯は最高です。
5月
12日,
2007年
台湾の結婚写真その2
異常と思える程記念写真が好きです。物見高さも相当で、結婚写真の屋外撮影でも黒山の人です。
大抵景勝地で同じ様な場所で行うので決して珍しくないはずですが、撮影時はギャラリー
が一杯です。「アノ子美人だね」
「ダンナはチビだね」等など
老若男女全員が批評家と化して楽しんでいます。例外なく新婦は堂々としてして「さあ、みんな見てよ!」と言う感じですが、新郎は
見るも気の毒な位、疲れた顔です。
でも、カメラマンの色々なポーズに応じなければなりません。
私が見た時も、新郎は憔悴していますが、新婦は元気満々でここぞばかりポーズをとっているのが
印象的でした。
※日本の婚礼写真では「絶対」見れないポーズをさせられています新郎は本当に「心労」状態です。
その他人の結婚写真をパチパチ撮影する人がいるのには更に驚かされます。カメラマンが使用するのは写真として撮影後のサイズが良い、Pentax645です。
35mmではなくブローニーサイズと呼ばれる中判で、きっちり三脚の上で自由雲台を使用
して撮影しています、カット毎にアシスタントが露出を正確に測定し、デジカメで
発色等を検査しながら撮影します、適正露出の上下もちゃんと押さえてシャッターを
切っています、この辺りはプロの仕事です。写真はそのカメラです
5月
12日,
2007年
台北の結婚写真その1
ここは結婚衣裳屋さんや結婚式場ではありません、結婚写真専門のスタジオの集団なんです。それぞれのスタジオは技術を競っており、結婚写真としては世界一と言われています。通りを歩くと、年頃の女性に引きずられて仏丁面の彼氏と思しきカップルを沢山見ることが出来ます。
スタジオの前にはサンプル写真があり、オネエサンはあれこれ見比べる、彼氏に盛んに質問しています。殆んどの「彼氏」はうんざり顔で、目が合うと、苦笑いで「何とかしてくれ」と言わんばかりです。ここの結婚式の写真は大掛かりで、披露宴の衣装とは全く別の「写真専用」の衣装選びから始まります。
スタジオのビル内には沢山のドレスのストックがあり、とっかえひっかえ試着をします。
無論、サイズは即修正、仮縫いをします、ドレスは写真うつりを考慮し、大きな柄や襞の大きなものが大半です、写真撮影用なので、仮縫い程度で対応が出来るのです、これが約半日。
無論、新郎は終日付き合う羽目になります。
※新郎の衣装はサイズを測り希望の色を聞いて5分で終り。
撮影日が決まると、前日の夜には早寝をして朝食と水の摂取についての厳しい注意が与えられます。撮影当日は新婦の化粧は超念入り、装身具を含めると1時間以上、新郎は10分です。
新婦は動けないので、新郎は小間使いのごとくあれこれ取ってきたり、準備に大変です。撮影はスタジオ内、場合によっては屋外の景勝地に行き、500から700枚程度を中判カメラで撮影します。
※衣装交換が何回もあります(4から5回)、その都度大騒ぎです。スタジオはともかく、この屋外撮影が新郎にはたまらないと思います。
景勝地なので完全な晒しモノで、わたしも時々見ましたが「気の毒」の一言です。
※もっとも視線が集まるのは新婦で、新郎は見向きもされていませんが・・・昼食もそこそこで一日撮影が終わると、残るは写真選びです。
現像後に膨大な写真から数十枚を選びますが、これには半日以上の時間を費やします、新婦の友人なども参加して侃侃諤諤・・・・・
無論、新郎も同席します。結婚式より相当なエネルギーを消費すると思われます・・・・