～50代の転機 2～ 立場が変われば見えるものも変わる

4月から専業主夫になった夫。

決めたことは決めた通りこなしていくことが得意。

掃除や洗濯干しなどは

これまでも私よりできる方なので

いつも通りこなしている。

食事はずっと私が担当だったから

彼の今の目標は三食つくること。

4月に入って、毎日三食つくってくれている。

朝、私が２階の仕事部屋にいると

朝食を作っている匂いがしてくる。

ありがたや。

「ご飯できたよ～」の声。

「は～い、ありがとー」と私。

あと少しこれを片づけたらとすぐに行かない私。

「ご飯食べられるからね～」と夫。

「は～い」ばたばたばた、着替えをしたりする私。

席について夫を見るとちょっと不満げ。

？？？

ああ、思い出した。

私も家族に食事ができたと声をかけても

なかなか食卓に来てくれなくて

がっかり、イライラしていたなぁ。

温かいものは温かいうちに。

美味しく食べてもらいたいって思ってたなぁって。

「なんだか残念そうにみえるけど

今、どんな気持ちなの？」と夫に聞いてみた。

「だって、冷めちゃうから」

「そうだよね～、私も同じ気持ちでイライラしてた」

「えー、呼ばれたらすぐ来てたし、時間も守ってたよね～」

「いやいや、そうばかりではなかったよ」

立場が変われば感じ方も

見えることも変わるんだね～って

互いに笑い合った朝でした。

総務のお仕事 19年の組織コーチ✖️キャリアコンサルタント　木村多喜子です♪