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四季織々〜景望綴

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紫の御方・・・。

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紫の御方・・・。
夏の花が咲いています。

この藤のような花は・・・?

そうそう・・・です。

紫色の高貴な花を天へ向けて「わたくしの季節でございます」と誇っているようです。

曇り空が「ごめんなさい」と平謝りしている気がします。

萩は、夏きものの文様に数多く用いられています。
ああ!夏きものが着たい・・・。

夕方から少しずつ晴れ間が見えてきました。

先日の登場!の紫式部さんは、 薄紫色 の花を咲かせ始めています。

紫の御方・・・どちらも日本の夏!を感じさせてくれる花ですね。
#自然

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【峠の茶屋】

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【峠の茶屋】
「峠」という漢字は、日本で考え出されたそうです。
山の上りと下りの堺目だということがよく分かります。

峠といえば、恐ろしいお話がつきものですね。ひっそりとした峠に佇むと、魔界への入口が開いているような気分に陥ります。

それでは、ここで景望のむかしばなしをいたしましょう。

むかし、むかし。
ある峠の茶屋は、半夏生で覆われていました。
旅人は、この峠の茶屋を半夏生茶屋と呼んでいました。
半夏生茶屋の横には、道祖神が祭られています。
旅人は、道祖神に手を合わせてから、半夏生茶屋に立ち寄ります。
どんなに暑い日でも、この峠の半夏生茶屋の椅子に腰かけると、すっーと何処からともなく涼しい風が吹いて、ほっと一息できるのでした。

この半夏生茶屋の名物は【葛蓬】です。
半透明な葛饅頭の中に緑色の蓬餡が涼やかに包まれています。
蓬は、鬼が嫌う薬草でもあります。

半夏生茶屋の看板娘の名は、お千夏ちゃん。
元気な笑顔で旅人たちを迎え、送りだします。

過去の重荷を背負った人々が、峠に辿りついて、そこで旅の安全を願って道祖神に手を合わせ、半夏生茶屋で休憩し、また、先の見えない未来へと歩み出すのです。

今日も峠の半夏生茶屋は、満員御礼です。

とっぺんはらりのすっすっすっ。


<峠>
夏至から十一日目にあたる日から、五日間を「半夏生」といいます。
農作業がひと段落して、休憩を取った時期、また、毒草や大雨を用心した時期でもあります。
今日はちょうど一年の折り返し点です。
あらためて、一年の旅路の幸せと無事を祈りましょう。
#自然

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<愛逢月>のはじまりに・・・。

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<愛逢月>のはじまりに・・・。
七月に入りました。
七という数字は、とても幸運な気がします。

<愛逢月〜めであいづき>、七夕月、七夜月・・・七夕にちなんだ七月の異称です。
文月は、短冊に歌や字を書いた七夕の行事からだとか・・・。
他に、蘭月、女郎花月、穂見月、秋初月(旧暦ではもう秋のはじまり)

一日強い雨が降る七月の始まりの愛で逢いは・・・ 紫陽花の雫たち。 緑色の葉を封じ籠めて、七夕への想いを膨らませています。

どうぞ、七夕さまの日だけは、晴れますように〜♪
今からお祈りいたします。
#自然

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おちゃのじかん〜自身と向き合う静かな【氷壺】

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おちゃのじかん〜自身と向き合う...
七月最初の蒸し暑い日のおちゃのじかんは【氷壺】です。

琥珀に小豆を封じ籠めた涼やかなる御菓子です。

氷を入れた玉の壺をイメージしています。

こころと向き合う静かなひとときにいかがですか?


〜湖月堂〜
#グルメ #バー #レストラン

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ドキドキ・・・今日からスタート!!

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ドキドキ・・・今日からスタート...
早朝より土砂降りの雨・・・のスタートとなりました。

今日から、中学校での読み聞かせが始まりました。

はじめての中学一年生への読み聞かせです。

ドキドキ・・・初体験にみなさん不安でした。

土砂降りで、道路が渋滞したために、開始時間に間に合わなかった人の代わりに入りました。

念のため持参した絵本は『わからんちんのココ』です。

本を読む前に少し問いかけをしましたが、素直に答えてくれました。

手応えありです。

取りあえず、1年生だけ、月2回のペースで入ることになっています。

小学生の時から、聞いてくれていた生徒たちなので、これからもこの調子で続けて行けそうです。

楽しい時間のはじまり、はじまり!!
#受験 #外国語 #学校 #教育 #科学

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「いただきます」からはじまる・・・いのちのおはなし。

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「いただきます」からはじまる・...
本日は、「独り立ちの準備」講演会に行ってきました。
内容は、期待していたものとは違いましたが、また違う意味で感動して帰って来ました。

医=生きること
食=食べること=生きること
農=農業=生きること
自然=環境=生きること

私たちの命は、生まれるだけで奇跡です。
人は、そこに存在するだけで価値があります。

「性」=「生」=「食」

「生」の反対は、何だと思いますか?
答えは、「死」ではありません。
「生まれないこと」です。
生まれなければ、死ぬこともありません。

身体の成長は、食物をしっかり食べることで成り立ちます。
心の成長は、優しさを掴むことです。優しい気持ちは、心を強くします。
家族団欒で囲む食卓には、優しさが生まれます。

では、その優しい気持ちを培うためにはどうすればいいのでしょう?
残飯いっぱいの給食の残飯を限りなく0にする取り組み・・・ある校長先生が「月に一度のお弁当の日」を作りました。
自分でお弁当を作ってくる日です。
自分でお弁当を作ることで、今まで見えなかった「いただきます」からはじまるいのちが見えてきます。
人の優しさ、苦労、痛みが読める人になってきます。

毎月一度自分でお弁当を作ることで新しい自分に出合います。

工夫できる人
自ら学ぶ人
感性を磨ける人
心豊かな人
賢い人
想像力のある人
幸せな人生を送れる人
慈しみのある人
逞しい人
人とともに生きていける人
社会をよくしていける人
世界をよくしていける人
人に好かれる人
独り立ちしていく人
感謝の気持ちを忘れない人
家族の愛に包まれた人
・・・等々

それぞれの自分で作るお弁当が、それぞれに跳ね返ってくるのです。

誰かに認められているという気持ちが、人に優しくなれる気持ちを生みます。

それは、しあわせの連鎖を生み、感謝の気持ちを生むことに繋がります。

分かっているつもりの「食」の大切さを実感し、反省する時間でした。


<羨み顔〜うらやみがお>
羨むは「心病む」心が病んだ状態。
「羨」という漢字は、羊がごちそうを見て、よだれを流している様子を写したものだそうです。
羨ましいと思った時には、鏡の前でにっこり微笑んでみましょうよ。

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#受験 #外国語 #学校 #教育 #科学

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見上げる空に・・・天使のラッパ。

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見上げる空に・・・天使のラッパ...
見上げるくらい高い所に、天使のラッパ(キダチチョウセンアサガオ)がたくさん咲いています。

見上げて撮影したので、お顔しか撮れませんでした。お顔だけだと、朝顔の面持ちですね。

名前の通り、全体像は、細長くラッパの形をしています。

天使が持っているラッパの形から、名前が付いたのでしょう・・・上手に名付けたものです。

薄黄色の花は、梅雨空を明るくしてくれます。

本日は、朝から大忙しの模様です。
文学館「女性作家の手紙展」→ランチのじかん→高校生の自立へのステップ講演会→地域と学校との懇和会・・・と夜まで続きます。

さぁ!6月最後の日を盛り上げましょう♪
#自然

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『骸骨ビルの庭 下』 読み終わりました。

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『骸骨ビルの庭 下』 読み終わ...
『骸骨ビルの庭 下』宮本輝著 講談社

内容(「BOOK」データベースより)
育ての親、阿部轍正は、子供たちの一人、桐田夏美への性的暴行の汚名を着たまま、苦悩のうちに死んだ。真相を求めて、八木沢は夏美の行方を追う。過去の謎が謎を呼び、秘密は深まる。一方、八木沢はビルにもう一度畑を甦らせようと一人耕し始める。そして、小さな命が蕾をつけるとき、骸骨ビルの本当の意味が明らかになる。自分は何のために、そして、誰のために、生きているのか?心の奥底から溢れ出す人間への讃歌。すべての生きとし生けるものへ贈る感動の長篇小説。


ゆるやかに・・・様々な人が語るその時の話から、真相が明らかになって行きます。
その真相と庭での畑仕事が重なって行きます。
「生きる」ということは「生かされている」という感謝のもとに存在していることがこころに沁みてきます。

最後は、少し物足りなかった・・・気もします。

それでも、被害者のふりした加害者の夏美が、花に包まれて暮らす夢(家の後ろに桜並木がある)が叶っているところに、これからの夏美の贖罪の可能性を信じたいと思いました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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梅雨空にキラッ!元気な向日葵。

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梅雨空にキラッ!元気な向日葵。
公園の花壇いっぱいに向日葵が咲いていました。

春には、菜の花の黄色で埋め尽くされていた場所です。

黄色のお花は、見ているだけで、元気になれますね。

しっかりと抱いた蕾・・・。

お花の中央の種へと変わるつぶづふたち・・・。

ゆっくりと見つめてみると、また違う向日葵の表情が楽しめます。

スライドショーを閲覧するにはジャバスクリプトが必要です。


<閑古鳥>
かっこうのこと。
かっこうは、賑やかな街中に寄りつかないそうです。そこから、閑古鳥が鳴く場所は、閑散としているという意味になったようです。
鳴き声は「カッコー、カッコー」心を爽やかにしてくれる気持ちのいい鳴き声です。
#自然

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絡みつく・・・夏のオレンジ色。

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絡みつく・・・夏のオレンジ色。
夏らしい!!オレンジ色の花の群れを見つけました。

凌霄花 (ノウゼンカズラ)のようです。


春に辛夷が咲き乱れていた樹の横に絡みつくように咲いています。

西洋朝顔の群れに負けないくらいの元気さで、
天に向かって咲き誇っています。
#自然

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