曇ってはいるのだけれど・・・それにしても、次第に薄暗くなって行きます。
薄暗さが雨降り前の薄暗さとどこか違います。
世界の音がし〜んとしています。
気が付けば・・・蝉が鳴いていません。
遠くの道路を走る車の騒音さえも聞こえてきません。
肌にひんやりとした空気を感じます。
おひさまが三日月の形になりました。
このとき、木洩れ日も、三日月形に見えるとか・・・あまりに薄っすらとした日差しで、木洩れ日を見つけることができませんでした。
残念です。
それにしても、一瞬地球が呼吸を止めたようなし〜んとした時間でした。
終わってしまうと・・・あっという間の出来事のように感じました。
ここにも龍が登場してきます。
古代中国では、二匹の龍が、時々、日や月を呑み込んで、日食や月食を起こすと信じられていたようです。
明日のお天気は、午前中が曇り・・・らしいのですが、実際にはどうなるのでしょう?
神のみぞ知るですね。
ここでは、9時38分から日食が始まり、10時56分に一番欠けた状態になるようです。
88.5%
元の丸い太陽に戻るのは12時18分位です。
手作りの観察グラスをいただきました。
連続して観るのは30秒くらい・・・長くても1分以内にしてくださいとのことです。
次回の日食は、2012年5月21日7時26分で、91.2%の食分だそうです。
その時まで、観察レンズを保管しておきましょう!
あした天気になぁ〜れ♪
そして、2009年は、世界天文年・・・8月12日の夜には、ペルセウス座流星群が多い時には1時間に100個くらい見られるそうです。
星への願い事は、短く3回!!
火球(爆発するような流れ星)が見られることもあるそうです。
楽しい夜になりそうですね。
7月18日、19日の小倉祇園太鼓の夏祭りの余韻が小倉の街の中にまだ残っていました。
終わった後の余韻を楽しむのも静かな華やぎの心境です。
次回は、8月1日2日の百万祭りへと準備が進みます。
夏祭りの飾りつけを見ているだけで、満足できるわたしです。
<相思草〜あいおもいぐさ>
煙草の異称です。
煙草の花は、ピンク色で、とても可憐です。
最近、ニュース番組のバックのフラワーアレンジによく使われているのを目にします。
ピンク色のもあもあふわふわなピンク色が印象的です。
今日も朝からゴロゴロと雷が鳴って、土砂降りの雨が降っています。
時折、止んで・・・また、降り続きます。
昨日の日本庭園では、睡蓮の咲く池に雨の波紋が描かれていました。
明日は、日食観測会なのに・・・。
と思っていると、明日の天気予報は「晴れマーク」です。
天気予報は、期待できるのかしら?
午後から、日食観測説明会に行ってきます。
日本庭園では、賑やかな蝉の大合唱を背景にして・・・
水琴屈の和音が響き合っていました。
日本の風流を楽しみました。
近くを通ったので、行ってきました。
小倉城庭園・松枝玉記の遺した機音〜豊穣の藍 久留米絣展〜
ずっと松枝玉記さんを女性だとばかり思っていたのですが、男性でした。
ポスターに使われた絣の振袖の名は『献穀』です。1976年71歳の作品。
米俵と稲穂、淡藍に白く織り込まれた連続模様は米の文字を表しています。
孫の哲哉氏の新婦小夜子さんの花嫁衣装として振袖に仕立てています。
玉記氏は、1905年3月22日生まれ。
〜藍に生れ
藍に育ちて いかされし
藍にむくいて 果てんとぞおもふ〜
藍生庵主 玉記
玉記氏は、先人たちの弛みない努力に良い絣をつくるため、デザインのためのスケッチは欠かさなかったそうです。
野山や草花を織り込んだ絵絣には人と自然を敬愛する玉記氏の心が表れています。
『雨にあじさい』1982年77歳作品。
雨を表す縦線とあじさいの柄が調和して美しい作品です。
梅雨をおしゃれに装いたい女性向・・・と説明文にありました。
今の時期にピッタリな絣です。
『機の音』1980年75歳作品。
糸車と杼が描かれた孫哲哉氏の機織る姿を見守る玉記氏のおもいが伝わってくる作品です。
〜かすり業 継ぐてふ孫の 機の音
いともさやかに 窓辺に聞こゆ〜
〜やよはげめ
手に手をとりて 次の代に
守り伝えよ 絣の枝を〜
〜夢花火
生まれし命 輝きて
絣にこめる 永遠のよろこび〜
展示場は、玉記氏ゆかりのご夫妻とわたしだけの貸し切り状態でした。
静かにゆっくりとメモを取りながら見て回ることができました。
わたしと入れ替わりに、二組の方が入られました。
以前に久留米に行った時に久留米絣の展示場を見ました。
そのときは、それほど感動しなかったのですが、今回は、絣の温かい風合いに感じ入るものがありました。
むかしは、絣を織ってそれで婚礼蒲団を作って嫁入り道具にしたとか・・・それはとても素晴らしく大切な伝統ですね。
しずく・・・雫。
雨上がりの庭は、雫のきらきら、つぶつぶで華やいでいます。
夜中、29℃あった気温が、朝の激しい雨に洗われて、26℃に下がっています。
雨上がりの蝉の大合唱が始まっています。
今日は雨模様・・・きらちゃんは、3000mを走ります。
今から、観戦に行ってきます。
<心星〜しんぼし>
北極星・ポラリスのことです。小熊座の二等星。いつも、真北の天に輝いています。
古代中国では、天帝の居場所とされていました。
あなたのこころの心星を探してください。
土用菓子が売っていました。
土用菓子まであるなんて・・・知りませんでした。
本日のおちゃのじかんは【二色きり団子】にしました。
陰陽をイメージするお団子です。
土用の丑の日の今日はどこに行っても「うなぎ」が売り出し中でした。
我が家は、お魚屋さんで、今焼きたての鹿児島産鰻を買ってきました。
しじみ貝も売り出し中でしたね。
夏バテしないように・・・今夜もおいしくいただきました。
さて、土用の丑の日を始めたのは・・・平賀源内さんだったそうです。
友人のうなぎ屋さんが売れなくて困ったいた時に「本日土用丑の日」と書いて貼りだしたところ、大繁盛したことから他のうなぎ屋さんが真似をしたといわれています。
機転を利かせたアイデアですね♪
昨日、遠い記憶・・・の想い出をお話しましたが、干潟には、無人島があります。
干潮の時は、歩いて渡ることができる島です。
子ども時代は、潮干狩りに行って、ここでお弁当を食べました。
間島神を祀る小さな祠があります。
間島は、その形から「くじら島」とも呼ばれているらしいのですが、わたしの中にはそう呼んだ記憶がありません。
今では、この後方に新北九州空港が出来ています。
間島神が仲裁に入った 北九州の民話・神さまの恋のおはなしがありました。
<海神〜わだつみ>
本来海の神をさした言葉です。
海の底にはいろいろなものが沈んでいます。美しいもの、醜いもの、恐ろしいもの、どろどろしたもの・・・それでも海は、輝きながら、果てしない営みを繰り返しています。
海は、おおらかです。
5月3日に紹介したお祭りは、この海の海神のお祭りです。
綿都美のお祭り
暑い夏・・・
白い入道雲・・・
潮の香り・・・
波の音・・・
麦藁帽子・・・
夏休みの
遠い記憶・・・。
生まれたところは、歩いて30分くらい行くと干潟がありました。
陽炎の道を歩いて、海まで遊びに行きました。
潮干狩りの泥の海だったので、ほとんど砂浜がありませんでした。
それでも、潮溜りには、小魚やカニ、エビなどが残されていたり・・・海坊主がいたり・・・楽しめたものでした。
本日の美人の日本語は<忘れ潮>
潮がひいた後、潮溜りに残っている海水のことです。
忘れ潮を覗きこむと・・・何が見えますか?
それは、自身の顔。
ときには、遠い記憶を呼び戻してみませんか?
その僅かな時間が貴重なものだったりしますね。
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