記事検索

加藤雄一のブログ

https://jp.bloguru.com/katoyuichi

フリースペース

あなたの魅力や強みを輝かせるお手伝いをしています

そういえば、目的があったよね

スレッド
そういえば、目的があったよね
私たちは日々、さまざまな行動や選択を繰り返している。
 
 
そのひとつに
 
「目的」
 
があるかどうかは、思っている以上に人生の質を左右しているのを感じる。
 
 
 
目的があるということは、自分の行動に意味があることを自覚し、時間やエネルギーの使い方に納得感をもたらすということだと思う。  
 
それは
 
自分は「なぜそれをするのか」
 
という問いへの答えがあるということ。
 
 
それこそが、自分の人生を尊く、そして自分らしくしてくれるような気がしている。
 
 
  
目的があると、同じ行動でもその意味合いがまったく変わってくる。
 
たとえば
 
「毎日仕事に行く」
 
という行為も
 
「生活のために仕方なく」
 
なのか
 
「誰かの役に立ちたい」
 
「自分の成長につなげたい」
 
なのかによって
 
心構えや疲労感、達成感は大きく違う。
 
 
目的とは、行動に『意味の重み』を与えるものなんだと思う。  

それがあることで、日々の営みが「ただの作業」ではなく、「自分の人生の一部」として感じられるようになった。
 
 
そしてその感覚は、自分の存在を肯定する静かな支えとなってくれている。
 
 
そして

人生には、思い通りにいかないことや、努力が報われないように感じる瞬間が必ずある。
 
そんなとき
 
目的があると
 
「なぜこれを始めたのか」
 
「何のために続けているのか」
 
という問いに立ち戻ることができる。
 
 
それは、嵐の中でも揺るがない『コンパス』のようなものなんだと思う。
 
 
子育てや介護、創作活動など、すぐに成果が見えない環境の中でも
 
「この人を笑わせたい」とか
 
「この表現を残したい」とか
 
目的があることで、やめようと思った時でも、踏みとどまる力が生まれる。  
 

目的は、困難を消してくれることはないが、困難の中に意味を見出し、次の行動を見つけ出す力をくれるのを感じている。
 

目的を持って生きる人の姿は、他者にとっても力になる。
 
それは
 
何かを成し遂げたとかそういうことだけではなく、「なぜそれをしているのか」が伝わるからだと思う。  
 
 

目的は、自分の人生を語る言葉であり、他者とつながるものでもある。  
 
目的そのものがその人の生きてきた物語であり、それはこれから始まる物語でもあると思う。
 
 
だから、目的があるということは苦しくもあるけど、人を豊かにしてくれるものでもあるように思う。
 
 
 
目的があるということは、自分の人生に対して「こう在りたい」と願う意志を持ち、その意志を日々の行動に静かに織り込んでいくこと。
 
 
そしてそれは、他人に見せるためのものではなく、自分自身との対話の中で育まれていくもの。  
 

目的がある人生は、たとえ遠回りに見えても、一歩一歩に納得と意味が宿る、尊い道のり。  

その道を歩む人の姿には、静かな強さと、深い優しさがにじんでいるのだと思う。
 
 
何かがなくても、目的があれば、また始められる。
 
よし、また始めてみよう。

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
ハッピー
悲しい
びっくり