兵庫県出石焼の白磁の花瓶4本である。時代は昭和初期、いずれもおそらく1930年頃と思われる。先月、1本ネットオークションで落とした。本日、屋根裏部屋を整理していたら残り3本出てきた。2本はHPにアップしているが、もう1本購入していたことをすっかり忘れていた。今回、4つを並べてみると、昆虫が同じでも、張り付けている位置が違うので、ひとつずつ制作していることがわかった。しかし、本当に細かい。そして、色を塗ってなく白磁なので、余計にリアルに感じる。昔の技術は凄かったな...
スウェーデンのロストランド窯の青磁シクラメン文小物入である。時代は1910年頃だと思われる。今日、イギリスから届いた。同じ青磁釉の金連花文皿を持っている。青磁は珍しいらしく、以前、スウェーデンのコレクターから売ってくれと問い合わせが来た。この小物入れも初めて見たので、ちょっと興味がわき、落札した。といっても、入れたのは私だけ。
さて、問題は最後のひとつ。まだ、送ったという知らせも来ない。大丈夫かな..
眞葛香山の竜文花瓶2本である。時代は1890年代と思われる。本日、アメリカから届いた。速い。さすが、EMS。あと2つ眞葛ではないが、ヨーロッパからくるはずだが遅い。ひとつは本当に送られてくるのか心配である。
しかし、久しぶりにいいものを安く落とせた。展覧会の図録で眞葛について執筆して以来、少し、この辺の眞葛を調べようかなと思うようになり、集めはじめたのである。おそらく、このくらいの大きさの花瓶を使って、いろいろ実験を兼ねて、釉下彩の色の研究をしていたと思われる。左は、竜を釉裏紅で描き、辰砂の釉薬を薄くかけている。右は灰色の釉下彩を背景にやはり釉裏紅で竜を描いている。この二つを見ても、やはり眞葛も紅色はなかなかきれいに出せなかったようである。
横浜で行われた骨董フェアで購入した香炉である。裏に銘がある。この手の彩磁ものを制作している現代作家は何人かいるが、どれも違うような気がする。まあ、ゆっくり調べましょう。そういえば、だいぶ前に購入した森洋氏の彩磁香炉も紫陽花だったような気がする...。紫陽花柄と相性がいいのかな。
ここ最近、ネット・オークションでの落札が続いている。そのうちの最初に届いたロイヤル・コペンハーゲンのブルーフルーテッドのティーカップ3客(写真上)である。なんと、国内のオークションで落とした。それも入札は私だけ。もうあまり人気がないのかな...
カップ&ソーサはいっぱいあるので、一応うちの奥さんに相談した結果、ブルーフルーテッドのティーカップ&ソーサはあまり持ってないので、買ってもよいという許しがでた。
時代は100年前で、いわゆる中絵付きという絵付け師がときどき遊びで描くめずらしいものである。値段もデンマークで買うより安かった。この76番のティーカップはデンマークで買って1客だけ持っている(写真下右)。この中絵は3か所に描かれており、今回の3客よりも豪華である。6客そろえるなら、すべて中絵付きと決めていたのでよかった。13年かけて4客そろったことになる。残り2客。あと何年かかるかな?
ところで、昨日803人入り、本日9000人を超えたという連絡が美術館から入った。もう1万人は確実でしょう。
ノルウェイの窯、ポスルンドのリスのトレイである。先日、横浜で行われた骨董祭で購入した。制作時代は1910年頃だと思われるが、少なくとも1908年から1930年の間に造られたものである。これと同じデザインのものを、ロイヤル・コペンハーゲンで1908年にA.Nielsenが制作している。当時、ロイヤルコペンハーゲンの釉下彩の技術を習得しようという努力が感じられる作品である。
なかなか捗らなかったが、クリスチャンからもいくつか写真が届いたので、昨日、ひさしぶりにHPを更新した。
さて、オークションで落としたワヤンがバティックで描かれた額絵である。寸法は108.5cmx130cm。でかい! 大きいと思っていたが、届いてあらためて大きいと感じた。もちろん家では飾れないので、仕事場で空いている壁に掛けている。ちょっと色あせてはいるが、迫力のあるとてもいい絵である。なんと1000円だった。送料の方がとても高くついた。きっと、大きすぎて処分したかったのだろうな...
辰砂と錆釉で彩られたなすの水滴です。長さは12cmくらいで裏に大清康熙年製の刻印があります。おそらく、100年位前の中国製と思いますが、定かではありません。なかなかきれいに赤が出ていましたので、購入しました。
スウェーデンから送られてきたロストランド製タンポポの大皿です。直径31cm、制作年代は1909-1915年、作家はNils Emil Lundströmです。
実は昨年から、スウェーデンのコレクターから私が持っているロストランドのブルー&ホワイトの花瓶を譲ってほしいと言われておりました。あまり、気が進まなかったので、「私の花瓶は日本で購入したので、デンマークで購入する価格の2倍から3倍するよ。」と返事をしたら、それでは物々交換しようと勝手に決めてきて、いくつか彼が持っているロストランドの写真を昨年の暮れに送ってきたのです。ただ、ロストランドの研究はまだあまりしていなかったので、もうちょっと待ってくれと伸ばし伸ばしにしていたのです。その後、何度か問い合わせがあり、とうとう根負けしてバリ島から帰った後、トレードに応じました。
届いて実際手にとって見ると、すばらしいものでした。タンポポはスウェーデンではとてもポピュラーなものだそうです。なんとも、幻想的な雰囲気を持つ絵皿です。
もうひとつ、高さ6.5cm、直径16.5cmの青磁の中鉢です。小ぶりですが、ずしりと重いです。色合いは唐津に似ています。明朝末期ということですが、李朝かなという感じもします。
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