眞葛香山の竜文花瓶2本である。時代は1890年代と思われる。本日、アメリカから届いた。速い。さすが、EMS。あと2つ眞葛ではないが、ヨーロッパからくるはずだが遅い。ひとつは本当に送られてくるのか心配である。
しかし、久しぶりにいいものを安く落とせた。展覧会の図録で眞葛について執筆して以来、少し、この辺の眞葛を調べようかなと思うようになり、集めはじめたのである。おそらく、このくらいの大きさの花瓶を使って、いろいろ実験を兼ねて、釉下彩の色の研究をしていたと思われる。左は、竜を釉裏紅で描き、辰砂の釉薬を薄くかけている。右は灰色の釉下彩を背景にやはり釉裏紅で竜を描いている。この二つを見ても、やはり眞葛も紅色はなかなかきれいに出せなかったようである。
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投稿日 2011-10-18 00:25
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2011-10-19 08:50
ワオ!と言っているユーザー