ビング&グレンダールの波文小花瓶です。先週、デンマークから届きました。高さは約9cmで、作家はファニガード、1923年製です。ファニガードには珍しいマット釉の作品で、描かれているのは波でしょうか。浮世絵の影響が出ていますね。
すごい本をネットで落としてしまった。京焼き、錦光山宗兵衛のデザイン集2冊である。京都で発見された全14冊の画帖より収録したもので、栗田焼全盛時代の貴重な資料である。説明では6代目とあるが、掲載内容から見て、輸出用のアールヌーヴォー様式のものが多いので、7代目であろう。昭和61年の発行で、定価一冊15000円である。2冊で送料含めて4320円で落とせた。とてもうれしい。
PENAMPILAN GAMELAN BALI 2010 無事終了しました。まあ細かいことは置いといて、今年も楽しめました。しかし、今日は疲れました。明日、詳しくアップします。
5月29日にガムランの発表会があります。私は、4曲演奏に参加します。今回は、クンダンという太鼓、両手に撥を持って演奏するグンデルランバット、そしてジェゴガンという低音楽器を演奏します。只今一生懸命練習しております。お時間のある方は是非見に来てください。画像をクリックすると大きくなります。
ついでに、聖パウロ教会です。こちらは、昭和10年にフランク・ロイド・ライトの弟子アントニン・レーモンドが設計した教会です。ちょうど、訪れたときに、結婚式が終わったようで、教会のまわりで撒かれたお米を係りの人が掃いていました。
東京プリンスで購入したロイヤルコペンハーゲン、カーネーションが上絵付けされているテーブルウェアのセットである。時代は19世紀末。他にミルク入れやトレイなどがあるが揃っていなかった。おそらくアーノルドクローがデザインしたものだと思うが定かではない。取手が高いこの形はなかなか出てこないので、釉下彩ではなかったが購入した。ちょうど、母の日の前なのでタイムリーだったかな。
カーネーション文TW
で、戦利品は花瓶2個。写真左は明治後期くらいの源六製で、糸瓜が描かれているひょうたん型花瓶。高さは15.5cm。これは手ごろな値段で、デザインも面白かったので、即購入した。写真右は、大正から昭和初期の香蘭社製で、釉下彩の小花瓶である。高さは11.5cm。まわりをうすいグリーンで塗られ、木蓮が描かれている。これはちょっと値がはったが、やはり珍しいので思い切って購入した。ということで、今回のポイントは緑でした。
彩磁木蓮文小花瓶
彩磁糸瓜文花瓶
オーストリアのCarlsbadというメーカーのカップ&ソーサです。右下に小さく貼り付けた写真、ピエトロクローンが制作したB&Gのカップ&ソーサにそっくりでしょう。写真ではカップで隠れていますが、実はソーサの葉一枚が割れています。そのため、買うのを断念してたのですが、マイセンの大皿を買ったおまけに付けてくれました。
裏の銘によれば、フィラデルフィアにあるBAILEY BANYS&BIDDLEという店(?)がおそらく注文したものだと思います。確か同じ形のものを日本でも作っています。デミタスC&Sのコレクターが所有しています。20世紀前半、この形は人気があったのでしょうかね。
見つけちゃいました。新宿にある食器の下ろしをしている店に行ったら、なんと、マイセンの花麦藁手の大皿が。それも、形が三角形。なかなか見ませんね、この形。三角形の一辺約32cmあります。時代も点の時代。1763年から1774年だったかな。手元にちょっと資料が見つからないので多少ずれているかもしれません。でも約250年前の大皿ですよ。古伊万里だったら、たいしたことはないかもしれませんが、マイセンですからね。いや〜、悩んだけど、買っちゃいました。
やれやれ、東京プリンス骨董市の前にとんだ出費だ。プリンスでは少し、自粛しなければ。
スイスから届いた、ロイヤルコペンハーゲン1905年11月製のユニカ、彩磁田園風景文大皿である。作家はカール・フレデリック・リースベェアである。ユニカについては以前説明したが、作家の一点ものという意味である。スイスにはロイヤルコペンハーゲンを集めているお金持ちのコレクターがいると聞いたことがあったが、手放し始めたのかな?
デンマークに行くと良く見ることができる白と黒の2トーンカラーのカササギが農具の上に止まって遊んでいる様子が描かれている。デンマークのこういう田園風景は素朴だが私は大好きである。10年前、コペンハーゲンに住んでいたとき、天気が良い日はよく散歩した。風景の絵皿はなるべく購入したいが、なかなか出てこない。
彩磁田園風景文大皿
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