まぼろしの邪馬台国
7月
3日
実はこの本を読むまで、「邪馬台国論争」は新聞などを読んで知っていはいたが、それほど興味はなかった。
しかし、すごい本である。目が見えないのに奥さんと九州を歩き回り、魏志倭人伝をもとに、邪馬台国やその周りの国々の場所の仮説を構築していく。そのパワーと熱意はすごい。それも専門学者ではないのである。とにかく「邪馬台国論争」を引き起こし、「邪馬台国」ブームを作ったのは、この宮崎さんである。
なんとなく、コレクターの感覚に似ているところもあり、妙に共感してしまうところもある。
しかし、もう少し生きていれば、もっと、色々な自説を出していただろうに。
残念である。
投稿日 2008-07-03 00:35
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2008-07-04 16:45
ワオ!と言っているユーザー