無茶ぶりはゼロリセットで考える
8月
2日
おだやかに機嫌よく過ごすライフコーチの十条らいふです。
仕事には計画が必要です。
なにを達成するために
いつまでに何をやるか。
その計画に基づいて行動します。
自分で立てた計画ですから
自分のペースで淡々と
ことを進めているのですが
ある日上司から
事業部の売上予算が未達なので
今期あと1億積んでくれ
という指示があったとします。
こんなとき
どんな感情が生まれるでしょうか。
もともとの目標も
けっこうきついし
そのための行動計画を立てて
必死にやっているのに
ここへきて
さらに目標上積みするんですか、と。
どちらかというと
一生懸命やっているひとほど
ネガティブな感情になる傾向があるかもしれません。
でも指示なので
やらざるを得ません。
到達目標が変われば
行動計画も変えなければなりません。
そこであと1億やるために
何をどうするか
現状をいったんリセットして
どんなリソースが使えるのか
どんなチャネルが使えるのか
どんな商品を売るのか
というように
視点が変わります。
新幹線がなかったころは
東京ー大阪間は鉄道で
7時間半かかっていたそうです。
これを2時間半で
行けるようにしなさい
という指示が出たとしたら
新幹線がない時代でしたら
そんなの無理だよ、となるでしょう。
でもそれは
従来の鉄道ではなく
別の専用路線を引いて
そこを高速で走る列車を開発することで
結果的に実現できました。
いまは当たり前のように
東京から大阪へは2時間半で行けてしまいます。
無茶ぶりをされることで
やり方をゼロリセットで
考え直したからこそ実現したのです。
これと同じように
上司から無茶振りをされたときは
やり方・発想・視点を
ゼロリセットで見直す
良い機会だと思えばよいのです。
積まれた目標値だけをみて
ギブアップするよりも
いままでのやり方を見直して
発想を変えてみよう。
行動も変えてみよう。
こう考えることで
自分の成長の機会に
することができます。
実際にはしんどいですけどね。
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