運との向き合い方
1月
8日
こんにちは。
おだやかに機嫌よく過ごすライフコーチの十条らいふです。
運が良い
運が悪い
といいますが
「運」ってなんでしょうね。
辞書には以下のように定義されています。
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うん【運】
1 人の身の上にめぐりくる幸・不幸を支配する、人間の意志を超越したはたらき。天命。運命。「運が悪い」
2 よいめぐりあわせ。幸運。「運が向いてくる」「運がない」
(出展:デジタル大辞泉)
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「運」がなんなのか
科学的に説明できないのですが
誰しも運というものが存在することを感じています。
一生懸命受験勉強をしたのに
受験当日にインフルエンザに罹ってしまう人もいます。
努力してもどうにもならず
運という自分でコントロールできないものに
人生は支配されている。
そう考えると
努力することが
馬鹿馬鹿しくなってくるかもしれない。
ところが違うのです。
運不運は一時的なものではなく
それぞれの事象はつながっているんですね。
「人間万事塞翁が馬」
というように
ひとつの不運なことが
必ずしもその人の人生を決定づけるものではないです。
幸運もそうです。
さきほどの
受験の日にインフルエンザにかかってしまった人も
その年は無念であったかもしれないが
そのおかげで
翌年はもっと良い学校に入れたということがあるかもしれません。
幸運もそうですね。
宝くじで数億円の高額当選をしても
破産に陥るケースもあるようです。
このように幸運不運のひとつひとつは
人生全体のスパンで考えれば
さほど大きな影響はもたらさない。
大事なのは
起きた事象の捉え方です。
幸運も不運も
人生には起きうることです。
それは振り子のように
いったりきたりするもので
「得意淡然失意泰然」
という言葉がありますが
物事がうまく行っている時は
淡々と謙虚に。
物事がうまく行かない時は
落ち込まず、ゆったりと落ち着いて。
運への向き合い方で
心を穏やかにしていられることができるのではないかと思います。