ナイス シー ユー 、Alicia
友人のリチャード中村のご令嬢がこの度無事に美容学校を卒業したと聞いていた。
そしてシアトル・ダウンタウンのとある老舗の美容店に就職が決まったとも。
この日、そのお店に新顔がいるなぁと感じながら話を交わしていると、
Alicia ですと名乗るではないか。
思いがけずにばったりとお会いして驚き!
まだ就職して1か月だというのに、すっかりと仕事場に慣れている様子。
もちろん直接の接客はさせてもらえないが、いわゆるアシスタントとしての仕事をテキパキとこなしている。
そして彼女のボスにあたる人にもジョークを交わしながら、楽しそう。
新人とボスとの役割は異なっていても、人としての価値には変わりなく、上下関係のないフラットな世界で友人関係を結べるのは米国社会ならでは光景であろう。
日本の美容業界では考えられない異界である。
Kai との燃える戦いが続く
昼間はサッカーで、夜はTVチャンネル争いで
今週から子供らは夏休みが始まった。
登校準備を終わらせてバス停まで送り届ける朝のお勤めから解放された身として
肩の荷が降りた。
朝に起きなくともよいとなると、当然、夜更かしとなる。
「早く寝ろ~」とぼやく私に
「夏休みなんだから~」と敵は応じてくる。
論戦ではどうも勝ち目がない。
TVを夜も占拠されてしまい、
いつまでも私の番が回ってこないではないか!
毎朝目覚めたとき、することがあるのは幸いだと思う。
行くべきところがあって、あなたの仕事を待っていてくれる人があることは実に幸いであると言っていい。
このニューヨークにも私の訪問を待っていてくれる方々がいる。
毎朝、その日にお会いする方々のお顔を想像するとモチベーションも高まって来る。
ビジネスの世界での喜びや苦しみ、楽しみや挑戦を語り合うこともある。
そんな重荷を共有していくことにも思いが至る。
するとお会いするのがますます楽しみとなってしまう。
かといって、目覚めてから布団を蹴飛ばして飛び起きるかといえばそうでもない。
起きるのが億劫で数十分単位でまどろみ、グズグズしていることもある。
マンハッタンをかなりの距離、あちこちを闊歩するのはかなりの体力消耗となるらしい。
そう感じる年になったらしい。
夕刻ホテルに戻ると、かつては街中をジョギングに飛び出していったこともある。
今では湯船につかり、疲れた足を自らマッサージするようになった。
少し前まではシャワーがあればそれで十分だったが、このところ、湯船のある部屋が必須となって来た。
マンハッタンで錦織先生と夕食を共にしました。
先生とは高校時代に伊豆大島でのホーリネス教団主催クリスチャンキャンプで同室になったのが初めての出会いでした。
高校2年生だった当時の私はまだ教会に通うようになってから半年ほど。
そのキャンプの集会中、落雷で停電し、真っ暗な中で信仰決心に至りました。
一方、錦織先生は牧師家庭出身であられ、キャンプ体験も年の数だけされています。
その時高校3年生で、お兄様はその時、大学生でキャンプのボランティアスタッフとして働いておられました。
そんな錦織先生と高校生キャンプ以来にお会いするようになったのはここ数年来のことです。
私がニューヨークに来る度に食事を共にしています。
あまり楽しすぎて時が経つのを忘れるほどです。
この日も夕食後話は尽きず、スタバへ移動しての2次会と相成りました。
2次会では神学的な議論が沸騰していよいよ楽しさが増してきました。
このままだと徹夜になりそうだったので
「明日の予定もありますから、、」と錦織先生は潮時を見計らって終えることになりました。
良識をバランス感覚良く備えておられる先生ですので安心してお付き合いしています。
ウエストシアトルのビーチ
フェリー船内
ウエストシアトルからフェリーを乗って15分ほど、ヴァション島へ行ってきた。
この日はいつもよりもフェリー待ちの車列が異様に長い。
特別イベントが開かれている様子。
羊毛を刈り込むショウと
ファーマーズ・マーケットが開かれていた。
サイクリストもかなりいるなぁ、と思っていると
オーナー会で親しくさせていただいているMさんご夫妻がその中におられた。
ベーカリーでランチを手にして車に戻る途中に自転車を漕いでいるご夫妻にバッタリと遭遇。
フェリー乗り場に車を乗り捨て
ヴァション上陸から自転車を漕いでいるという。
息を弾ませながらとても楽しそうなお二人。
自転車レーンも整備されていて、ゆっくりと陽光を浴びながら島巡りするのもいいもんですねぇ。
今朝も子供らを通学のためバス停まで送る。
朝の出立のためには眠たさに克己することから始まり、子供達にも、親にも戦いである。
長女は学区外通学のため一般バスを利用している。
これまでに3回、バス停を変えてきた。
自宅から少しづつ遠くなるが、そのわずかの数分間が貴重らしい。
バス停までの運転中も貴重な数分間で化粧に余念がない。
今朝もギリギリ間に合った。
化粧の途中で降車せねばならなかった。
お岩さんになっていなければ良いが、、
と思案しながら送り出した。
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