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つれづれなるままに

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坂の上の霧

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観光地のひとつ。この家も坂に建... 観光地のひとつ。この家も坂に建っています。 カトリック教会のカセドロウ。 カトリック教会のカセドロウ。 金融街の入り口に聳えています。 金融街の入り口に聳えています。
サンフランシスコは坂の街です。
かなりの遠隔地まで起伏に富んでいる地形です。

長所は坂の上に立つと見晴らしが良いことです。ブロードウエイとフィルモアあたりから水上に浮かぶ白いセールボートが湾に浮かんでいる様子は、どの角度から見ても絵となります。そこから左に向くとゴールデンゲイト・ブリッジです。夕方となると橋桁の上半分は濃い霧に包まれます。時にその丘の上でも霧に覆われることもあります。そんな時は「坂の上の霧」です。

短所は坂道に駐車する際に前輪タイヤを進行方向左側(下り坂の場合。上りでは逆の右側に切ります)に大きく切らなくてはいけないことです。これを知らずに、違反切符を2回ほど頂いてしまいました( ̄▽ ̄)
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全身が凍てつきましたが、次の瞬間…

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サクラメントからサンフランシスコに移動途上でBeniciaという町に寄りました。ここにも友人たちが私を待っていてくれます。

その町のインド料理のレストランで夕食。
食事を終えて路上駐車した車に戻った時、私の体も思考も凍りつきました。車のトランクが開いたままなのです。
おそらくロックするつもりでトランクボタンを押してしまい、そのままレストランへと立ち去ったのでしょう。

黒い幾つものトランクケースやPCのブリーフケースがむき出しのまま、暗闇の町に1時間ほどもさらされていたのです。
にもかかわらずに、すべて無事でした。

ありがたいことです。
主よ。今日もお守りくださり感謝します。

「主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、
   あなたの命を守られる。
   主はあなたを、行くにも帰るにも、
   今よりとこしえまでも守られる。」
                                         詩篇121:8
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米国とカナダの違い

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バラード通りにあるキリスト教会 バラード通りにあるキリスト教会 ダウンタウンペンダー通りにある... ダウンタウンペンダー通りにある中国人街
カナダとの国境を越え、USに戻ってきました。

安堵感。
同じ西洋の英語圏の国、距離にしても数時間しか離れていないのに、カナダと米国は大変違います。

う~ん、同違うのかうまく説明できないのですが、文化が似て異なります。

①先ず、人種・民族構成からして違います。シアトルでは良く見かけるメキシコ系、アフリカ系の方々をバンクーバーで見かけることはめったにありません。彼らへの移民政策が厳しいのでしょう。それに対して中国系が圧倒的に多いのがバンクーバー。しかもリッチモンドという街は、中国の国かと思うほど中国語の看板で埋め尽くされた街です。

②交通事情も違います。バンクーバーとその郊外は渋滞が多いです。都市部に住居と産業がシアトルよりもよほど集中しているように見受けられます。その周囲に見事で広大な自然があるのに、なぜバンクーバーの皆さんは広がって住まないのでしょう?おかげでダウンタウンの不動産価格は停滞の米国を尻目に今も上昇中。
さらにすぐ気づくのは、制限速度に変わりなくとも車幅がカナダは狭いです。国境を越えUSに入ると、気持ちに余裕を持って走れます。
あと、黄色信号から赤信号への変更時間が短い。そのため、これまで2回も赤信号違反で反則チケットをいただいちゃいました。米国のタイミングなら違反にならなかったはずです。これもカナダ社会への貢献だと思ってあきらめましたが、$160は痛すぎます。

③言葉も違います。同じ英語です。でもカナダはブリティッシュ・イングリッシュが生きています。トイレをUSでは Restroomと呼ぶのに対して、カナダでは Washroomとなります。Center は Centreとなります。ATMでの第二外国語のチョイスがUSではスペイン語なのに、カナダではフランス語です。レストランで食事するとカード支払いのチップは米国のレシート書き込み型に対して、カナダではターミナルに客が直接キーインします。これは広く行き渡っていて、どのレストランでも同じようなターミナルを使っていました。それも英語でなく、フランス語での表示。NONというフランス語だけ意味が分かりましたので、何とか自力で決済できました。

④政治的規範も違います。バンクーバーはよりリベラルです。同性愛者の司祭があちこちに登場した聖公会ではその問題で真っ二つに分裂しました。米国ではシアトルがリベラルで知られており、今回の大統領選でも民主党が優勢となるはずですが、さらにその先を行ってしまっています。南部バイブルベルトの家庭では師弟をカナダに留学させたくないでしょう。

もう15年も住んでいる米国の水が私には合っています。
国境を越えるとホッとしてしまいます。
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街への寄付金

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街への寄付金
この日、Walnut Creek のダウンタウンの路上で、駐車違反の反則キップを切られてしまいました。
有効時限から10分ほど超過していたのでした。
ついつい客人との話が長くなり、時間が気になっていたのですが相手はそんなこと知りません。長話に付き合って恐る恐るクルマに戻ると、案の定、白色の封筒がフロントガラスに置かれてあったのでした。

$45なり。
イタッ(T ^ T)

「無駄金にはならないんだ。その反則金もこの街の収入に計上されてコミュニティのために活かされるのだから。寄付と思えばいい。」そんな風に自分に言い聞かせたことです。

その後、Oaklandという街に移動。
用事を済ませてクルマに戻ると、白封筒がまたしてもフロントガラスに
☆〜(ゝ。∂)
今回はたっぷり有効時間を残しています。
なのに、なのに…\(//∇//)\

理由なく寄付を強要され、これに応じるほどお人よしではありませんの、ワタクシ。
その白封筒に小切手の代わりに反論文を書いて送付したのは言うまでもありません。ただ気がなりなのは、わたしの英語が当局に通じるか、という点です。
通じるように、そして免停にならないようにお祈りくださいませ。
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オリジナリティの強さ

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今夕のフライトは楽しています。

いつもですと満席ですので、隣の人と肩が触れたりして気を使わなくてはならないのですが、今回は3分の1の乗客もいません。誰もが一人で3人分の席を独占できます。

現在私も正面のトレイにキーボードを乗せて叩いているところであり、左のトレイには配られたドリンクとスナック、右のトレイには本を置いています。

このような環境なら日本行きの8時間フライトも、ニューヨークからの6時間フライトも地獄でなくなるのになあ。

ANAが就航させた新型の787なら、地獄までいかずとも監獄程の快適さとなるのでしょうか。

後日談です。
着陸後、乗務員が歌を歌い始めました。

「ついに着陸したよ。皆さん。
オークランドだよ、ホイ。
皆さんとともに時間を過ごせて、うれしかったよ、ホイ。
また会う日まで、ご機嫌よろしゅう、ホ-イ」

こんな感じで一人で悦に入っておられる。
決して上手とは言えない中年男の歌声に誰も歓心している様子はないけれど、彼はオリジナルのサービスを披露してくれた。

何事もマニュアル通りで、そのイントネーションや文言の一言一句が型とおりでないと気が済まない日本のサービス業界と比較してしまう。

このようなオリジナルサービスは、毎度でないにしても5回に一回くらいの頻度でお目にかかる。
この辺りに合衆国の底力を見るような気がするのです。
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Lake Oswego

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Lake Oswego
ポートランドから南へ25分ほど高速を走ると、Lake Oswegoがあります。

読んで字のとおり、Oswegoという名の湖を中心に据えている町。

大都会の只中にリゾート地が出現するような感覚になれる場所。

今回も多くの友人たちとお会いすることができました。
一人の方はその湖で魚釣りをしたことを以前FBで公開してくれましたが、意外な発見。
家のデッキが湖面にせり出しているので、そこから釣り糸をたれて数分もしないうちに大きな魚がいくつも連れて行くのです。
きっと、湖畔に住む人たちは魚を買う必要はないでしょう。

この日は数週間ぶりの雨が降り、乾燥しきっていた大地に貴重な湿り気となりました。

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Mukilteoに行って来ました

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Mukilteoに行って来まし... Mukilteoに行って来まし...
Iー5から525号線に入り、その終着はMukilteoという町があります。
ここの岬からフェリーがWhidbey Islandに繋がっています。

シアトルは大きな入り江の本土側の縁に引っ付いている街で、その対岸には無数の島々が点在していて、南北4つのフェリーコースで結ばれています。
Mukilteoはその最北に位置するフェリー乗り場で、賑わうことほどでもなく落ち着ける所です。都会の喧騒を離れて、海を眺めをゆっくりと味わいました。

途中、525号線に沿ってボーイング・フィールドが広がっています。
ANAが成田~シアトル間就航を始めた787型機もここで作られました。
旅行会社が1日だけの日本往復格安航空料金をこの週末に売り出し、購入をだいぶ考えましたが、日程が策定できず今回は見送ることに。

でも次回帰国の際にはその787を利用したいものです。
いや、少しでも安い航空会社を選ぶことでしょう。
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体の持っている適合能力

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ニューヨークからシアトルまでのフライトは約6時間あります。
約1時間ほど仮眠することができました。
それ以外の時間はi padでの作業に費やすことができました。
PCは大きすぎるし、バッテリーが続かないのでこれまで飛行中の作業はできなかったのです。これだけでもi padの意義には大きなものがあります。

没頭してると5時間なんて、すぐに経ってしまうものです。
窓側に座っていたこともありますが、その間1度もトイレに立ちませんでした。

家では常時水分を補給することもあって、ほとんど毎時のようにトイレに行っているのです。
こんなことから、追い詰められた人間の体はいかようにでも対応できるものであると知りました。

かつて大雪のためシアトルに着陸できないで、スポケーンに回されてしまったときのことです。次のフライトのチケットを確保するために朝5時から並びました。ようやくカウンターにたどり着いたときは、午後の3時を回っていたのです。その間一度もトイレに行くこともなく、立ち続けました。他の人たちは入れ代わり立ち代わりトイレ休憩をしていましたが、私は1人でしたので誰に頼むこともできず、行列に立ち続けたのでした。

10時間以上もトイレも行かず、食事もしないで立ち続けるなんて事は普段はあり得ません。
緊急事態の中、何としても次のフライトに乗ってクリスマスにまで帰宅したいという執念のようなものが私の体を対応させたのでしょう。

脳と体って密接に結びついてるんですね。
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懐かしのDorothy Days

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懐かしのDorothy Day...
 シアトルのベル・タウンを歩いていたら、懐かしいお名前を発見しました(写真)。

Dorothy先生は40歳を過ぎてから単身、米国から日本に渡った女性宣教師。
今は三重県の錦と言う場所にある墓地に葬られています。

私が神学校を卒業して遣わされた最初の任地がその錦と言う漁師町でした。

70歳を超えた女性米国人と20歳そこそこの私との共同生活が始まりました。

 今思い返しても夢のような日々でした。

 ドロシー先生が来日した際、横浜港のタラップを歩きながら今後大好きなアイスクリームを食べることもできないと悲壮な覚悟を決めたそうです。

ところが日本にもアイスクリームはある。
錦の近隣にある大内山村には牧場があり、そこで作られているアイスクリームは天下一品です。

7年間、毎日3食をドロシー先生とともにさせていただきましたが、夕食後には決まってそのアイスクリームとチョコレートやパイを組み合わせたサンデーをいただくのが楽しみでした。
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サンフランシスコ、Filmore st. にて

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サンフランシスコ、Filmor...
 サンフランシスコ最終日の夕食は、Pad Taiとなった。
これもシアトルに引っ越してから始めて口にしたタイ料理で、お気に入りのひとつ。
うれしいことにこの店(写真)はWiFiが利用できる。
キャッホー!!

 それなら食事後にコーヒーショップによらずに済む。
今回の安ホテルにはWifiサービスがないため、メール連絡がたくさんたまっている。

にもかかわらず、
まず着手した作業はFacebookや当ブログの更新であった。
これは優先順位の弁えがないってことだろうか?

 たった今、店員から閉店時間を聞いた。
10時だと言う。これまでのコーヒーショップは9時までだから多少、余裕がある。
これから家族とビデオ電話をしよう。
#旅行

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