シアトルのベル・タウンを歩いていたら、懐かしいお名前を発見しました(写真)。
Dorothy先生は40歳を過ぎてから単身、米国から日本に渡った女性宣教師。
今は三重県の錦と言う場所にある墓地に葬られています。
私が神学校を卒業して遣わされた最初の任地がその錦と言う漁師町でした。
70歳を超えた女性米国人と20歳そこそこの私との共同生活が始まりました。
今思い返しても夢のような日々でした。
ドロシー先生が来日した際、横浜港のタラップを歩きながら今後大好きなアイスクリームを食べることもできないと悲壮な覚悟を決めたそうです。
ところが日本にもアイスクリームはある。
錦の近隣にある大内山村には牧場があり、そこで作られているアイスクリームは天下一品です。
7年間、毎日3食をドロシー先生とともにさせていただきましたが、夕食後には決まってそのアイスクリームとチョコレートやパイを組み合わせたサンデーをいただくのが楽しみでした。
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