ダウンタウンにある郵便局
暮れなずむべリングハムの町並み
今週のシアトル地元のフリーペーパー「ソイソース」は
べリングハム特集です。
べリングハムはシアトルを北上すること、約1時間半ほどにある小さな町。
「小さな」といっても、一応国際空港もあり、夏になれば日本人留学生数百人で賑わうところでもあります。
先日行ってきましたが、
どこがよいランチの店か、
海岸を散歩できる所はどこかなど不案内なところが多くて
かなり困ってたんです。
これから特集を読んで、よい情報を集めようと思います。
家内はそこにある州立大学へ行きました。
彼女にとっては懐かしい学生時代の町でもあります。
日本総領事館が入居しているビル。
この5階にあります。
4月29日は、日本の祭日に合わせて閉館してました。
この夏も日本へ一時帰国することになりました。
その航空チケットを購入するためシアトルにあるIACEという、
旅行会社事務所へ行ってきました。
この会社から1週ほど前にお知らせメールが入って、
DELTAがシアトル・羽田間の直行便を開設するにあたり、
都内までのタクシー送迎がフリーサービスとして付くんだそうです。
ところが、羽田到着が午後11時30分。
税関や入国手続きを終えたら、1時ころ?
成田着の今までなら、家族が迎えに来てくれたけれど、
そんな深夜に80歳を超えた両親に頼めることではない。
タクシーサービスは実にありがたいです。
と言うことで、その会社に決めました。
事務所まで行きましたが、
そのとき2名しかスタッフがいなくて
ともに電話で応答されてました。
10分ほど待ちましたが、その電話が終わる気配なし。
他に急いでいる用事もあって、そのまま事務所を後にしました。
明日、もう一度その事務所へ行ってきます。
タクシー無料サービスは4月の末日までです。
かつて利用されていた鉄道。
今では観光用に廃車となった機関車が展示されています。
この日はイサクワへ行ってきました。
ここも古くから開けた町です。
どうしてかと言うと、周辺の山々から切り出した木材の集積場としてかつて賑わいました。
当時は鉄道で木材を運搬したのですが、
今や、ハイウエイによるトラック輸送。
交通手段が変わると、町の行く末もガラッと変わるんですね。
サンフランシスコにつながるベイブリッジ。
この橋の右に新しい橋を建設中です。
Church通りにある公園はダウンタウン・サンフランシスコを見下ろす位置にあります。
先週末にシアトルに帰っていたのでしたが、
今週もまた機上の人となっていました。
今回はサンフランシスコやウオナット・クリークへ出かけました。
1年のうちいつ来ても、ここは良く晴上がっているところがいい。
雲一つない晴天に海の碧さが映えて、街をカラッと照らしている。
聞けばシアトルは今日も雨。
陽光の恵みをここで充分に戴いておこうと思います。
先週のアリゾナ・ユタ州ドライブツアーで
どうしても外せない一点がありました。
それを記して、春休みツアー報告の最後とします。
今回の旅で最も大きな感銘を受けて私の記憶に残っている地名が
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■ antelope
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これまでも何度か旅行雑誌に紹介された幻想的な岩肌の色は見てきました。
しかし写真で見るのと、現物で見るとのとはやはり次元が違います。
訪れる時間によって天井の岩間から差し込む光線の角度が変わり
毎分、刻々と岩の色が変化して行きます。
義母はかつて、
antelopeをその目で見たらそこで死んでもいい。
そんな感想を言ったほどです。
それをこの目に納めて堪能できたことは、生涯忘れることはないでしょう。
ガイドの女性がカメラを構えるそのスポット一点に立たない限り、
美しい文様の写真が取れない不思議さ。
わずかそこから1歩でもズレてしまうと、平凡な光景しか写真に残らない有様は、
そのアメリカン・インディアの60歳ほどの女性が、
魔力を持っているかのように錯覚してしまうほど、神秘を秘めたところです。
その秘境のantelope canyonは、The Navajo Nation と言われる広大なナバホ・インディアン居住地に位置しています。
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■ アメリカ原住民の居住区
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インディアン居住区は、米国の中に点在しており、
そこでは自治が営まれています。
連邦税や収税などの所得税は免罪となり、
ギャンブルも許されてます。
そのantelopeまで行くにも、ナバホ族が経営するツアーに参加しなくてはならず、
個人が勝手に踏み込むことができない、独立自治区。
Paigeのダウンタウンからジープに揺られること25分ほど。
舗装されていない原野の砂の上を80キロほどの猛スピードで突き進みました。
運転手は先述の女性。
土地の説明からカメラのポジショニングとその設定を手伝うことまで
何から何まで一人でやってのけるたくましい女性でした。
岩肌の自然が織りなす芸術に圧倒されましたが、
それと共に、アメリカ先住民について考える時ともなりました。
白人が来るまで、この豊かな大陸は彼らのものでした。
白人政府は彼らから土地を取り上げて、価値の低い居住区に追いやったのです。
その負い目を今も継承しているためか、
居住区では所得税が免除。
それでいて、道路や学校、水道光熱などのインフラは州や連邦政府が他と同様に負担します。
警察や消防などのサービスもある他、カジノ許容といった他にはない特典も。
良いことづくめのように見えますが、
その結果は、決してそうではありません。
白人政府に依存した結果、かつての誇り高い自主独立の気風を失い、援助漬けの生活。
主な産業といえば、観光とカジノくらいしか育たず、ほとんどの方々は貧困から抜け出ていません。
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■ 聖書の言葉
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聖書にも怠惰や一方的な援助に頼る生き方を戒める次の言葉があります。
7 どのように私たちを見ならうべきかは、あなたがた自身が知っているのです。
あなたがたのところで、私たちは締まりのないことはしなかったし、
8 人のパンをただで食べることもしませんでした。
かえって、あなたがたのだれにも負担をかけまいとして、
昼も夜も労苦しながら働き続けました。
9 それは、私たちに権利がなかったからではなく、
ただ私たちを見ならうようにと、身をもってあなたがたに模範を示すためでした。
10 私たちは、あなたがたのところにいたときにも、
働きたくない者は食べるなと命じました。
11 ところが、あなたがたの中には、何も仕事をせず、おせっかいばかりして、
締まりのない歩み方をしている人たちがあると聞いています。
12 こういう人たちには、主イエス・キリストによって、命じ、また勧めます。
静かに仕事をし、自分で得たパンを食べなさい。
(2テサロニケ3:7-12)
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San Rafael 教会。
市の中央部に位置しています。
この市の名前はこの教会から付けられました。
霧で覆われたゴールデンゲイトブリッジ。
右(東)側が太平洋、左(西)側がサンフランシスコ湾の入り江です。
San Rafael まで足を伸ばしました。
気温も70度を超えて、快晴。
シアトルの雨季が堪えている身には、ありがたい陽光。
帰りは5時ころにゴールデンゲイトブリッジを通過しました。
そこはすでに霧で覆われています。
ブリッジからその南に位置するサンフランシスコ市内は通常夕刻になると、
濃い霧で覆われます。
河の向こう側がオレゴン州、ポートランド。
鉄橋はI 5です。
今回のポートランド遠征では
コロンビアの河畔に位置するホテルに滞在。
レストランからの眺望が
幅広いコロンビア河を見渡せて良かったです。
毎朝、朝食後にそこで執筆や読書。
自宅よりも作業効率がUPしているように感じます。
場のもっている力のようなものがあるのでしょうか?
家人から要求されるものがないのは確かですが、
周りに余計なものが一切なく、持ち込んだ原稿・図書案件に集中しやすいのが大きいようです。
そうなると、その場から腰をあげるのが難しくなりますね。
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