日刊工業新聞を見ていると、毎日毎日「海外生産を開始」とか、「海外調達を開始」といったニュースばかりなのだ。 これが日本の現状。 「関西電力が電力需要を水増しして予測した」とか、「節電効果が出ている」というが、景気が良好で生産現場フル稼働ならば、節電なんてそう簡単にはできないものだ。 つまり、電力需要は景気を表す有効な数値なのだ。 節電じゃない。 企業が日本での生産活動ができなくなっている現状が見える。 そんな中、今日はトヨタがターボユニットを内製化するというニュースが目を引く。 トヨタは製造技術が確立されているものに関して海外で生産し、高付加価値の部品に関しては国内生産をしようとしているようだ。 トヨタはハイブリッドからEVの方向に力を入れているので、直噴ターボによるエンジンのダウンサイジングに関しては出遅れている。 しかし、以前はターボも内製していたメーカーである。 今回はアジア需要を見ての内製再開らしい。 これはいい流れだ。 MADE IN JAPANの誇りを復活させたい。
大阪府と大阪市では、大阪府市統合本部における決定に基づき、「新たなエネルギー社会の形成による新成長の実現」に向けた戦略を検討するため、平成24年2月27日に「大阪府市エネルギー戦略会議」を設置している。 本日(7/24)はその第16回の会議が行われた。 このような会議では、いろいろな研究者の話が聞けるわけだが、その会議で出た数字を追いかけてみた。 実に面白いので紹介したい。 各地の電機料金の話だ。 従来、原子力発電の比率が高い関西電力の家庭向け電機料金は、1kwhあたり25.55円。 http://www1.kepco.co.jp/home/ryoukin/tanka.html 原子力依存度の低い中国電力は、1kwhあたり28.06円。 http://www.energia.co.jp/personal/house/house7-1.html ほぼ火力発電で発電される沖縄電力は、1kwhあたり29.04円となる。 http://www.okiden.co.jp/service/individual/menu_specific.html 沖縄と関西の電機料金は、たった13%差@@? ムムム。。。 電力の自由化を進め、競争原理が入れば、金額面は何とかなりそうだな。 しかし、原子力を廃止できない関電の言い分も、分らんでもない。 原子力発電所という高額固定資産が突然無価値となり、除却損(実際には除却仮勘定を立てる)となれば、会社は破綻もしくは高額の電気料金が発生する事になりかねない。 その処理をどうするかも考えなければ、対案とは言えない。 原発を止めたところで、冷却し続けないといけない使える核燃料は「ある」わけで、使っても使わなくても「ある」のなら使うのも1つの方法だ。 期限付きの原子炉稼働中に、抜本的な代替方法の確立をするという考えもある。 将来的に原発を止めるのは、国民の総意に近いものがあろう。 いま議論すべきは、「原発反対」かどうかではない。 どのように止めるかだ。 現在の日本のように火力頼みでは、温暖化ガスの排出量は激増する。 しかし、日本の温暖化ガス排出量は世界のわずか4%未満。 それが5%になったところで、どう影響するのだという考え方もある。 エネルギー問題は経済問題、地球温暖化問題と直結しているだけに、いつも答えはシンプルにはならない。 それよりも面白い数値も見つけた。 米国の電気代。 http://www.aquatechnology.net/ElectricalcostsperKWH.html ワシントン州は1kwhあたり5.69¢ ≒ 4.5円! しかもワシントンはほとんど水力じゃないの。 http://www.commerce.wa.gov/energy/archive/Indicators99/Indicator3.htm 火力に頼るハワイでも、1kwhあたり13.71¢ ≒ 10.9円! 化石燃料を持つアメリカと持たない日本では、単純な比較はできないけど、なんだか羨ましい。 米国は、脱原発を比較的容易に達成できる。 日本は、どうするのか? 僕個人としてはCO2削減を進めたいので、ワシントンに学びたい。 安定した頼れるエネルギー、水力ダムの時代が来る! http://jp.bloguru.com/furyou/5525/2009-09-25 「エネルギー戦略会議」 これを自治体レベルでやっているのだから面白すぎる!
のどかにカフェ行っちゃったりしています。 優雅な午後のひと時。 カフェでお茶をいただく間にも、通行人・近所のビル・近所のお店の人・子供・・・、どんどん立ち止まったり写真を撮ったりしています。 大きなカメラに持ち替えてくる人までいます。 これは、イベントごとで使えそうです。 運転も僕は何とかなりますが、下手な人は危ないし、壊しちゃいます。 ドライバーの養成教育が必要です。 ちなみに、駐車したのは別の場所です。
双発のヘリコプターが安全でオスプレイが不安定なのは、エンジンが左右で支えているのに機体が前後にあるから。 ならばということで、尾翼付近に思いっきり穴をあけて、垂直移動時の機体安定用になる小型ローターを装着してみた。 これは、常時使用するわけではないので軽量化してモーター駆動でも大丈夫。 意外と簡単に、良い機体になりそう。
隠れ家に、装甲車が到着しました。 無事に日本のナンバープレートが装着されています。 やりましたね。 ガレージの予定通りの場所にぴったりとおさまる姿を見て、感無量。 難易度マックスなので、さすがに最後まで気が抜けませんでした。 ただし、運転はそりゃーもう大変。 欲しい人がいたら、あと2~3台なら入れてあげます。 それ以上はさすがに無理。 さて、これを運転するのは楽じゃないです。 明日から特訓です。
これは昨年、上海の路地裏を歩いた時のスナップである。 ガムテープやゴムバンドにまかれた、オンボロバイクが数台。 しかし、よく見ると全て電動に改造されている。 珍しさや、偽善で乗っている電動車両ではない。 完全に生活の臭いがする電動バイクだ。 カッコよくはないが、必要性があるがゆえに日本よりも電動車両が発達している事が分かる。 理由はともかく、こうして実用化されるところには、改良や進化が生まれる。 次世代の中国電動バイクは、実用的で頑丈なのが生まれそうだ。 日本製品もあるけど、普及はまだまだこれから。 どうする日本! 現在の日本では、ほぼ化石燃料に頼った電力が供給されている。 つまり、どんなに素敵なテスラであっても、不細工な日産リーフであっても、EVは化石燃料で動いていることに変わりない。 しかし、もともと内燃機関はエネルギー効率が悪いので、発電・送電・蓄電のロスを考慮しても、EVのエネルギー効率のほうが多少マシかもしれない。 車両本体価格を無視すれば、エンドユーザーが支払う燃料代(電気代)は、かなりお得だろう。 かといって、太陽電池を屋根に積んだ自動車が動くのはバラエティー番組の中だけ。 原子力と化石燃料への依存をやめるためには、エネルギーの技術革新がまだまだ必要なのです。
パピーヴァン ウィンクルファミリー リザーブ 20年 ここまで上物のバーボンを、帝国ホテル OLD IMPERIAL BARで発見。 しかも、ボトル売りだそうです。 香りが甘く、いろいろなドライフルーツのようだが、単純ではない。 口に含むと、柔らかい舌触りで甘さが炸裂する。 喉の奥にいつまでも続く香り、最後に長熟独特のセメダイン臭 。 これが、実に面白い。 長熟のバーボンの中でも、トップクラスの纏まりと深さ! 僕の夏は、またもバーボンブームが来そうです。