戦車用プラグ
7月
1日
いぶん時間が経ってしまったが、未だ修理中。
さて、ミッションのトラブルがやっと直ったようだ。
次はエンジンパワー。
プラグ交換が必要との報告があり、手配をお願いしました。
このあたりの作業も、狭いスペースしかなく、物凄く大変なのだ。
外したプラグは・・・@。@?
以下、現場レポートです。
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作業は順調に進行しております。
プラグ交換をするにあたって、その特種な形状の為日本国では流通しておりませんので、
先ほど、UKに大至急でオーダーをかけました。
プラグ自体をよく観察してみると、通常白いガイシにあたる部分が金属の筒に覆われていて、
プラグワイヤーとの結合は、プラグキャップをはめ込む一般的は方法とは違い、金属の筒の
上部にネジ山が切ってあり、プラグワイヤー側からナットで締め込む方法です。おそらく、
リーク対策、完全防水の為だと思います。
プラグの燃焼室側の形状、中心電極を包むガイシの厚み等からして、いわゆるイリジウムプラグ
の一種ではないかと思います。また、中心電極を覆うガイシが薄いので、どちらかというと火花は
弱いものの、一般的なプラグに比べて、より高温に対しての能力が高いようです。
この種のプラグの使用対象車種を調べたところ、"MILITARY VEHICLE" "AGRICULTURAL
PETROL ENGINE" となってました。
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構造から部品まで、乗用車の概念では対応できない^^!
それにしても、戦車とトラクター用は一緒なの?
1963年製のフェレット装甲車が、街を走る日は近い!