ニューヨーク為替市場でドル円は戻り売りが優勢となっており、「1ドル=147円台前半」に値を落としています。
全体的にはドル買いの流れは続いているものの、動きに一服感も出ており、ドル円も利益確定売りが出ているようです。しかし、円安傾向の状況に変化はなく、上値追いの流れは継続している模様です。
市場では米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の行方や年内の追加利上げに対する懸念が再燃しています。(FRB)が追加利上げを正当化するために、最近の強い米経済指標を利用するのではないかという懸念が高まっているようです。この日発表の米新規失業保険申請件数は21万6000件と、市場予想(23万件)を下回り、労働市場の強さを示しています。
市場では「足元の米経済指標を見る限り、(FRB)は今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派的なポーズを取る可能性が高い」との指摘も出ています。短期金融市場では9月(FOMC)は90%超の確率で据え置きを見込んでいるものの、11月(FOMC)での追加利上げの確率は40%を超えています。
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