怒涛の10日間のまとめ
2月
10日
腎臓移植の記録:過去10日間のまとめ
1月19日から始まった腎臓移植について、この10日間の出来事を自分のために振り返ってみようと思います。
1月19日:移植の知らせと入院
午前中、病院から「あなたに合う腎臓が見つかったので、すぐに入院してください」との連絡がありました。2日後に予定していた日本出張の飛行機やホテルを急いでキャンセルし、最後の2時間半の透析を行った後、午後4時にVirginia Mason Hospital(シアトル)に到着。入院の手続きを開始しました。
午前中、病院から「あなたに合う腎臓が見つかったので、すぐに入院してください」との連絡がありました。2日後に予定していた日本出張の飛行機やホテルを急いでキャンセルし、最後の2時間半の透析を行った後、午後4時にVirginia Mason Hospital(シアトル)に到着。入院の手続きを開始しました。
2月1日:手術
午前8時からの手術予定でしたが、血液が不安定とのことで、最後の透析を行うことに。そして午後3時ごろ、「手術を開始する」との連絡が入りました。
午前8時からの手術予定でしたが、血液が不安定とのことで、最後の透析を行うことに。そして午後3時ごろ、「手術を開始する」との連絡が入りました。
手術台に横たわり、酸素吸入をしているところまでは覚えていますが、その先の記憶はありません。次に目を覚ましたのは夜の9時。看護師さんが「手術は成功しましたよ。おめでとうございます」と声をかけてくれました。
2月2日:順調な経過からの異変
朝、目が覚めると、カテーテルを通じて尿が絶え間なく流れ続けていました。自分で排尿している感覚はなく、ただ体からどんどん尿が出ていく状態。点滴もされ、水分がどんどん補給されていました。「1日に2.5~3リットルの水を飲んでください」と言われ、正直「そんなに飲めるのか?」と驚きました。
朝、目が覚めると、カテーテルを通じて尿が絶え間なく流れ続けていました。自分で排尿している感覚はなく、ただ体からどんどん尿が出ていく状態。点滴もされ、水分がどんどん補給されていました。「1日に2.5~3リットルの水を飲んでください」と言われ、正直「そんなに飲めるのか?」と驚きました。
しかし、午後3時ごろ、突然カテーテルに尿が溜まらなくなり、全く出なくなってしまいました。腎臓が働いていないのではという不安が募りましたが、痛み止めをもらいながら様子を見ることに。
2月3日:原因究明と処置
朝になっても尿は出ず、お腹がパンパンに膨らんでいるように感じました。検査の結果、新しい腎臓には血液が流れているものの、膀胱への尿の流れが途絶
朝になっても尿は出ず、お腹がパンパンに膨らんでいるように感じました。検査の結果、新しい腎臓には血液が流れているものの、膀胱への尿の流れが途絶
2月4日:順調な回復
尿は続けて出ていましたが、赤みがかかった色をしていました。それでも排尿があることに安心しました。夕方になり、カテーテルを抜くことが決定。抜いた後は、初めて尿瓶を使うことに。
尿は続けて出ていましたが、赤みがかかった色をしていました。それでも排尿があることに安心しました。夕方になり、カテーテルを抜くことが決定。抜いた後は、初めて尿瓶を使うことに。
しかし、これが止まらない。夜通し15~30分おきに尿瓶を使い続けることになりました。
2月5日:退院
朝の時点では特に問題なく、尿が頻繁に出る状態が続いていました。退院前に薬の専門家や栄養士から、服用方法や食事管理について説明を受けました。処方された薬の量に驚きましたが、これが移植後の生活には必要なのだと実感。
朝の時点では特に問題なく、尿が頻繁に出る状態が続いていました。退院前に薬の専門家や栄養士から、服用方法や食事管理について説明を受けました。処方された薬の量に驚きましたが、これが移植後の生活には必要なのだと実感。
退院準備が整い、夕方7時半ごろに病院を出発。しかし、帰宅途中も「家までおしっこが持つのか?」という不安でいっぱいでした。
家に着いてベッドに横になってみると、病院のベッドと違い平らなため、傷口が痛むことに気づきました。そして、頻尿との戦いが続き、夜も15分おきに尿瓶を使用することに。
2月6日:自宅での初日
初めて1日を自宅で過ごしました。とにかく尿が止まらず、寝る暇がありません。それでも、SNSに投稿したりブログを書いたりしながら、何とか1日を過ごしました。
初めて1日を自宅で過ごしました。とにかく尿が止まらず、寝る暇がありません。それでも、SNSに投稿したりブログを書いたりしながら、何とか1日を過ごしました。
食欲はあまりなく、水を大量に飲んでいるせいか、お腹が減る感覚も少ないように感じました。
2月7日:初めての通院
病院で血液検査と尿検査を受け、医師との面談。飲んでいる薬の影響で血圧や血糖値の調整が必要とされました。予定していた新しい薬の処方は、担当医が風邪で休みだったため、次の診察(2月10日)に延期。
病院で血液検査と尿検査を受け、医師との面談。飲んでいる薬の影響で血圧や血糖値の調整が必要とされました。予定していた新しい薬の処方は、担当医が風邪で休みだったため、次の診察(2月10日)に延期。
2月8日:少しの進展
寝不足が続くなか、朝1時間ほど眠ることができました。しかし、起きたとき尿がスムーズに出ず、お腹に違和感を感じました。午前中の排尿量が少なくなっているような気がして不安に。腎臓がちゃんと働いてくれていることを願うばかりです。
寝不足が続くなか、朝1時間ほど眠ることができました。しかし、起きたとき尿がスムーズに出ず、お腹に違和感を感じました。午前中の排尿量が少なくなっているような気がして不安に。腎臓がちゃんと働いてくれていることを願うばかりです。
まとめ
この10日間は、まさに尿と向き合う時間でした。時間が経つのが早いような遅いような、そんな感覚です。運動不足を感じながらも、頻尿のせいで遠くに出かけることができません。今朝は家の中を800歩ほど歩き、動物園の動物のようにぐるぐると動いていました。
この10日間は、まさに尿と向き合う時間でした。時間が経つのが早いような遅いような、そんな感覚です。運動不足を感じながらも、頻尿のせいで遠くに出かけることができません。今朝は家の中を800歩ほど歩き、動物園の動物のようにぐるぐると動いていました。
今後どうなるかはまだ分かりませんが、無理をせず、自分の体を大切にしていこうと思います。皆さんも健康には気をつけてください。
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