『左利きの少女』@<ツォウ・シーチン>監督
6月
18日
第98回アカデミー賞国際長編映画賞の台湾代表作品に選出されました『Left-Handed Girl』が、邦題『左利きの少女』として、2026年8月14日より公開されます、このたび予告編が解禁されています。
監督を務めたのは、『ANORA アノーラ』で知られる<ショーン・ベイカー>と学生時代に出会い、プロデューサーとして『タンジェリン』・『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』などを手がけてきた台湾出身の<ツォウ・シーチン>が務めています。2004年には多額の借金を抱えながらニューヨークの中華料理屋で配達員として働く青年を描いた『テイクアウト』を共同監督しています。
<ツォウ・シーチン>初の単独監督作となる『左利きの少女』は、台湾・台北に実在する通化街夜市(臨江街夜市)を舞台に、〈左利きは悪魔の手〉と祖父に叱られた5歳の少女と家族の物語です。都会の片隅に暮らすシングルマザーと娘たちが困難を乗り越えようと奮闘する姿を、幼い妹の視点からエネルギッシュに活写していきます。
<ツォウ・シーチン>自身がもともと左利きで、祖父に右手を使うよう助言を受けた実体験をもとに監督・脚本を担当。『タンジェリン』におけるiPhone撮影を<ショーン・ベイカー>に強く勧めたという彼女が、本作でもiPhoneを駆使して街の奥へと自在に入り込んでいます。<ショーン・ベイカー>は製作、共同脚本、編集として参加。5歳の「イージン」役で<ニーナ・イエ>、借金を背負う母親「シューフェン」役で<ジャネル・ツァイ>、ハイティーンの姉「イーア」役で<マー・シーユエン>が出演しています。
公開中の予告には、「イージン」が祖父から「左手を使うな」「〈悪魔の手〉だぞ」と咎められて罪悪感を抱く姿や、「ママのために〈悪魔の手〉に稼いでもらう」と万引きを繰り返す様子などが切り取られています。
「左利きの少女」は台湾、フランス、アメリカ、イギリスの合作製作で26回回東京フィルメックスでは観客賞を受賞しました。第20回ローマ国際映画祭では最高賞の栄誉に輝いている作品です。









