記事検索
ハッシュタグ「#読書」の検索結果1181件

今年の読書(43)『荒神』宮部みゆき(新潮文庫)

スレッド
今年の読書(43)『荒神』宮部...
関ヶ原の戦いから100年。太平の世の東北の寒村の山村に隣り合う二藩があり、片方の村に怪物は突然現れ、村人を殺し村を焼き尽くした。

<朱音(あかね)>の住む村に、怪物に襲われて傷だらけになった少年<蓑吉>が逃げてきます。迫りくる怪物の恐怖。<朱音>は、浪人<榊田宗栄>、絵師<菊地圓秀>とともに、村を守るため、知恵と勇気をふりしぼって怪物との戦いに挑んでいきます。

一方、朱音の兄で藩の重臣<曽谷弾正>は、怪物を自ら操ろうと企む。怪物との戦いの蔭で繰り広げられる愛憎劇。やがて明らかになる怪物誕生の意外な真相。そこに浮かび上がるのは、罪深い人間の業だった。朱音たちと怪物との戦いの行方は?

怪物はなぜ現れたのか?どうすれば倒すことができるのか?怪物と人間たちの死闘を描いたエンターテインメント時代劇です。

理不尽な藩の圧政にもめげず、自然の中で暮らしている農民たちの力強さを感じさせてくれる一冊でした。
#読書 #文庫本

ワオ!と言っているユーザー

今年の読書(42)『豆の上で眠る』湊かなえ(新潮文庫)

スレッド
今年の読書(42)『豆の上で眠...
小学校一年生の時、<結衣子>は二歳年上の姉<万祐子>と神社の境内で秘密基地づくりをしていましたが、先に姉は家に帰ったのですが、自分が帰宅した時には、姉は帰宅していませんでした。必死に捜索するも少し離れたスーパーで<万祐子>の麦わら帽子が届けられていただけです。変質者が疑われるなか、母親はスーパーのはり込みを続けますが、手掛かりは得られません。

二年後失踪した神社で、突然<万祐子>が戻り、自分との記憶に矛盾はありませんが<結衣子>は、姉とは違う違和感を抱き続けていました。

だいがくせいになり、実家を離れ神戸で一人暮らしをはじめましたが、母親が入院したということで、実家に戻ってきますが、休憩中の駅の喫茶店から、姉とその友人らしき女性を目撃、抱き続けていた疑問の答えを見つけ出していきます。
#読書 #文庫本

ワオ!と言っているユーザー

神戸ご当地(659)「タイムトリップ神戸70-80s」@京阪神エルマガジン社

スレッド
神戸ご当地(659)「タイムト...
1970~80年代の神戸のライフスタイルをまとめた雑誌「タイムトリップ神戸70-80s」(1058円)が、京阪神エルマガジン社(大阪市)から発売されています。

旧居留地や北野、元町などファッションの最先端だった地域を、当時流行した洋服やディスコ、バーなどの写真とともに特集。ページをめくれば、バブル時代のパワフルな神戸の姿が甦ります。

巻頭は、70年代後半から流行した、海外ブランドなどを取り入れた神戸発のファッション「ニュートラ」スタイルや、当時若い女性たちから爆発的な人気を集めたブティック「アルフィー」の特集。皆が欲しがったショップバッグなどのアイテムが紙面を埋めています。

ディスコ全盛期を振り返るページも。バブルならではという夜遊びの思い出を、当時の経験者たちが行きつけの店や定番の音楽とともに語り尽くしています。

また、現在まで店を続ける経営者らが「神戸らしさ」を語るコーナーや、今後の神戸ファッションの中心とする店の紹介もあり、当時を知っている人も知らない人も楽しめる内容になっています。
#読書 #雑誌

ワオ!と言っているユーザー

今年の読書(41)『プラージュ』誉田哲也(幻冬舎文庫)

スレッド
今年の読書(41)『プラージュ...
前回読んだ著者の 『ケモノの城』 があまりにもグロテクスで衝撃的な内容だっただけに、WOWOWで8月12日(土)より連続ドラマ化されるという本書で、口直しができるかなと読んでみました。

雑多な住人が共同生活をする「シェアーハウス」を舞台としています。色々な性格の登場人物たちを描けるということで、『新子岩 パラダイス』<又井健太> や 『荻窪 シェアーハウス』<小路幸也> などの作品がありました。

本書は、覚せい剤使用で執行猶予中の30歳<吉村貴生>とフリーライターの<僕>の二人の視線で物語が進んでいきます。

執行猶予中ということで無職の<貴生>は、火事で住む所がなくなり、保護司の世話で、<朝田潤子>が経営する『プラージュ』というシェアーハウスに住むことになります。住人達は、何某かの犯罪の過去を持っていますが、物語の進行に伴い各人の過去が露わにされていき、<僕>の意外な過去の結末に、読者は驚かされ、読後の余韻に浸されることになります。
#読書 #文庫本

ワオ!と言っているユーザー

気になる「最終巻『フロスト始末(上・下)』」@R.D.ウィングフィールド

スレッド
気になる「最終巻『フロスト始末...
時間にはルーズ、書類の片づけはできない、口は悪くゲヒンナコウドウトツマラナイジョークと荒唐無稽な性格の主人公<フロスト警部>を主人公とするシリーズも今回の『フロスト始末(上)(下)』で最終巻となります。

著者<R.D.ウィングフィールド(1928年6月6日~2007年7月31日)が既に亡くなっていますので、前作 『冬のフロスト(上・下)』 が発行されたときは、定価の高さ(1冊1404円)に躊躇してしまい、また、今後の作品も今回の本書が最終巻とわかっていましたので、のんびりと見逃してしまいました。

いよいよ最終巻ともなれば読み切らなくてはなりませんが、本書も1冊(1404円)ですので、未読の『フロスト気質(上・下)』と合わせますと4冊で(5616円)となり、チト値が張ってしまいます。

余裕ができるまでと諦めなければいけないようで、文庫本の高騰化は、読書意欲を低くしてしまいます。
#ブログ #読書 #文庫本

ワオ!と言っているユーザー

今年の読書(40)『寮生ー1971年 函館ー』今野敏(集英社文庫)

スレッド
今年の読書(40)『寮生ー19...
最近は、著者の作品としては警視庁を舞台とする <隠蔽捜査>シリーズ を読み続けていますが、本書の舞台は函館にある有名男子進学高です。1971年、「僕」は寮に入り、新しい友人たちとの高校生活を始めます。

著者<今野>自身が1971年函館にある「ラサール高校」に入学していますので、半自伝的な青春へのノスタルジーを感じ取ることができます。

憧れの都会の高校生活に沸き立つ「僕」だったが、「入魂会」と呼ばれる、上級生の新入生つるし上げに面食らう。数日後、入魂会のリーダー格である2年生が屋上から転落死する。事故か自殺かわからない状況が続く中、寮には「毎年、入魂会を企画した寮生の誰かが死ぬ」という伝説がありました。彼はなぜ死んだのか-。事件と噂の伝説の謎を追って、「僕」を含めた同部屋4人の1年生探偵団が活躍します。

歯切れの良い警察捜査モノとは違い、モラトリアムの環境での探偵ごっこですが、青春学園ミステリーとして、楽しめました。
#読書 #文庫本

ワオ!と言っているユーザー

今年の読書(39)『政と源』三浦しをん(集英社文庫)

スレッド
今年の読書(39)『政と源』三...
東京墨田区、荒川と隅田川に挟まれたY町の水路には、江戸時代に象が船で運ばれたという話しが伝わっています。その水路がある下町に73歳の元銀行員の<政>こと<有田国政>と、同い年の幼馴染であるつまみ簪職人の<源>こと<堀源二郎>、その弟子20歳の<吉岡徹平>と年上の彼女<マミ>たちを主な登場人物として連作短篇が六話が収められています。

性格が真反対の<政>と<源>ですが、ともに戦争を潜り抜けた無二の親友として仲良く付き合ってきています。

<政>の妻<清子>は、仕事一筋の夫に愛想を尽かせて、娘の家に出向いたきり家出状態です。そんなおり、<徹平>と<マミ>の結婚話が持ち上がり、師匠の<源>の奥さんは早くに亡くなっていますので、<政>に仲人の依頼がかかります。あわてる<政>です。

江戸っ子気質の<政>と<源>の二人が、下町で繰り広げる幼馴染と夫婦関係の妙が楽しめた人情譚の一冊でした。
#読書 #文庫本

ワオ!と言っているユーザー

今年の読書(38)『細胞異植』仙川環(新潮文庫)

スレッド
今年の読書(38)『細胞異植』...
ミステリーは好きな分野で、警察を舞台にした「捜査モノ」は好んで読んでいますが、「医学」関連のミステリーも目が離せない分野です。

著者の<仙川環>もその一人で、『潜伏』 ・ 『治験』 ・ 『人体工場』 と、読んできています。

本書は、国内二例目の「赤ちゃんポスト」ができるという取材で動いていた大日新聞北埼玉支局の<長谷部友美>は、ポストが開設された日に、偶然行きつけのバー「ナカジマ」から突然姿を消した<石葉宏子>が赤ちゃんを抱えているのを目撃してしまいます。

バー「ナカジマ」に勤めるまでの経歴は店主の<中島>も知らず、<長谷部>は、新聞記者の特権を生かして彼女のことを調べていきます。
5年前に自分の不注意でわが子が交通事故に遭い脊髄損傷で車いす生活をしているのを知ります。

元医大の秘書をしていた彼女は、「幹細胞」の移植を研究していた医者に、胎児から採取した細胞を、我が子に移植させようと目論んでいるのを知ります。

「倫理」とか「ルール」とかいう言葉で助かる生命を見過ごすのが正しいのか」という突きつけられた重い命題に答えが見つからないいまま読み終えました。

#読書 #文庫本

ワオ!と言っているユーザー

今年の読書(37)『特命金融捜査官』江上剛(新潮文庫)

スレッド
今年の読書(37)『特命金融捜...
元銀行員の著者らしく、銀行を舞台としており、(新潮文庫)としては、『激情次長』 に次ぐ作品です。

金融庁長官の特命を受けて、ベンチャー銀行の<JIB>の業務を調査している<伊地知>ですが、銀行内部の不正情報を徴収していた専務の<国仲>が突然消えてしまいます。

野望実現にまい進する<JIB>の会長<坂巻>は、父親の工場が大手銀行の貸しはがしで倒産した仕返しのため、やみくもに組織の肥大化を求め、<伊地知>の乳も同様の経歴がありながら、銀行を監視する側に立場を求め、金融に対する対比的な考え方が物語の主軸をなしています。

もう少市経済的な裏知識が得られるかなと期待したのですが、テレビの2時間サスペンスドラマ的な展開で、少々物足りなさを感じました。
#読書 #文庫本

ワオ!と言っているユーザー

今年の読書(36)『にらみ』佐伯泰英(新潮文庫)

スレッド
今年の読書(36)『にらみ』佐...
歌舞伎の世界では、「成田屋」のお家芸「にらみ」をタイトルトする<新・古着屋総兵衛>シリーズも 『虎の尾を踏む』 に次ぎ本書で第14巻目です。

6回目の「古着大市」の開催を目前に、大黒屋に「古着大市」を取りやめないと客を殺戮するとの脅迫状が届きます。

裏の貌の影<九条文女>との密談の帰り、総兵衛一行は怪しげな艾の煙と小道具を使う集団に襲撃され、総兵衛は情報網を駆使して、脅迫状の送り主を探し出します。やがて許婚<桜子>の母親<坊城麻子>から朝廷と公儀の繋ぎ役の人物が浮かび上がり、「古着大市」開催前に敵を抹殺してしまいます。

読み終った多くの読者はタイトルの「にらみ」の意味に「なるほど」と唸ったことだと思います。
#読書 #文庫本

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
    現在 1/119 ページ
  1. <<
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 5
  7. 6
  8. 7
  9. 8
  10. 9
  11. 10
  12. 11
  13. >
  14. >>