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ハッシュタグ「#読書」の検索結果1234件

今年の読書(29)『我が心の底の光』貫井徳郎(双葉文庫)

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今年の読書(29)『我が心の底...
著者の作品は、『天使の屍』 ・ 『公開と真実の色』 と読んだ数は少ないのですが、人生に絡む重いテーマを扱っているように思え、本書も「んん~」という感じで読み終えました。

主人公<峰岸晄>は、父親は一時は不動産で儲けたこともある殺人者で、水商売の母親とは死に別れ、ラーメン店を営む母方の伯父に引き取られ、いとこの<慎二>とともに育ちます。心を閉ざし、他社との接触を避けるようにしていましたが、学校では万引きをさせられる陰湿ないじめにあっていましたが、同級生の<木下怜奈>だけは救いの手を差し伸べようとします。

高校を卒業後<晄>は、サラ金業にたずさわり、その後不動産詐欺師の道へと進んでいきますが、その背後には、驚くべき復讐劇が隠されていますが、読者には最後まで真相は明かされず、一気に驚愕の結末に誘い込まれます。

<晄>の悲惨な幼少のころの生活状態が克明に描かれているのが、本書の大きな伏線だったと、読者は最後に納得しながらも、彼のすさまじい生き方に、唖然とさせられました。
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今年の読書(28)『逢魔が時に会いましょう』萩原浩(集英社文庫)

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今年の読書(28)『逢魔が時に...
聴きなれない単語「逢魔」とは、魔物に出会うことを意味しています。

大学4年生の<高橋真矢>は、映画研究会に在籍、自主製作映画を夢見てしゅうかつもせず、文学部の大学院生を目指しています。撮影技術を買われ、民俗学の准教授<布目悟>の現地調査の助手となります。

本書には、3篇が納められており、「座敷わらし」・「かっぱ」・「天狗」の現地調査に出向く先々の二人の珍道中が楽しめます。

民俗学といえば、好きな作家の<北森鴻>の <蓮丈那智フィールドファイル> を思い出しますが、こちらは、美麗の東敬大学助教授<蓮丈那智>とその助手<内藤光國>が現地調査先々で起こる殺人事件を解決する推理小説ですが、かなり深い民俗学の知識に基づいていますので、読み応えがあります。

本書は、風采の上がらない<布目>と空手女子の<真矢>の珍道中が楽しめる構成で肩を張らずに気軽に楽しめました。
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今年の読書(27)『能登島から武蔵』岡田功(私家版)

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今年の読書(27)『能登島から...
本書は本屋さんで見つけられないと思います。自費出版物の書籍をいただきました。

著者ご自身2017年5月18日~5月29日までの旅行記として、石川県・能登島から、東京に至る旅路の内容が、克明に描かれています。

詳細な地図をたどるような街並みの記述、料理の細部に渡る記録等、あたかも自分自身がその場にいるように感じられる内容でした。
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今年の読書(26)『パスコースがない?じゃあ、つくればいい。』小柳ルミ子(東京書籍)

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今年の読書(26)『パスコース...
スペイン・サッカー1部リーグの「バルセロナ」を今季限りで退団し、5月24日にJ1の「ヴィッセル神戸」に完全移籍した <アンドレス・イニエスタ> 選手に関して、歌手<小柳ルミ子>が解説しているのに、なんで?と驚きました。

彼女が熱烈なサッカーファンで、海外プロリーグを中心に年間2000試合を観戦していることなど知りませんでした。気づいた点をくまなく「ルミ子・サッカーノート」に記録、本書はそのノートをから導き出したサッカー論・人生論をまとめたものになります。

「サッカーは人生の縮図、社会の仕組みと同じ。パスも仕事も、他人から信頼されていないと回ってこない。」は、本書のタイトルと合わせ、説得力のある言葉だと感じました。
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気になる「蜘蛛の巣を払う女」@、ソニー・ピクチャーズ

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< リスベット<=クレア・フォ... < リスベット<=クレア・フォイ>(画像:ソニー・ピクチャーズ) >
映画『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作『The Girl in the Spider’s Web(原題)』の邦題が「蜘蛛の巣を払う女」に決まり、2019年に全国公開されることが8日、ソニー・ピクチャーズより発表された。

本作は、世界的ベストセラーとなった小説「ミレニアム」3部作(  ・  ・  )を手掛けたスウェーデン作家<スティーグ・ラーソン>さんの死後、執筆を引き継いだ作家<ダヴィド・ラーゲルクランツ>によるシリーズ第4弾「ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女」を映画化した作品です。天才ハッカーの主人公<リスベット>の壮絶な過去がある人物によって明らかにされていく。自らの裁きで悪を正そうとする<リスベット>に対し、「皆を助けるのに、なぜあの時……私だけを助けてくれなかったの?」と意味深な言葉を投げかける謎の女<カミラ>。凄惨な過去と秘密を背負った<カミラ>と<リスベット>の関係をひもときながら、ジャーナリストの<ミカエル>と再びタッグを組んだ<リスベット>が新たな犯罪組織の陰謀に迫るさまが描かれています。

前作でメガホンを取った<デヴィッド・フィンチャー>監督は今作では製作総指揮を手掛け、監督には『死霊のはらわた』のリメイクで脚光を浴び、盲目の老人が強盗に入った若者を狩るホラー『ドント・ブリーズ』も話題を集めた<フェデ・アルバレス>が抜てきされました。キャストも一新されており、<リスベット>は<ルーニー・マーラ>からNetflixドラマ「ザ・クラウン」などの<クレア・フォイ>、<ミカエル>は<ダニエル・クレイグ>からスウェーデン人俳優<スベリル・グドナソン>に変わっています。<リスベット>の過去の真相を握る<カミラ>役は、『ブレードランナー 2049』の<シルヴィア・フークス>が務めています。

劇中写真や予告編も公開され、パンク風の個性豊かな容姿が健在の<リスベット>が制裁する様子や、スタイリッシュなアクションなどを垣間見ることができます。
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今年の読書(25)『ヴィジュアル・クリフ』佐藤青南(宝島社文庫)

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今年の読書(25)『ヴィジュア...
被疑者のしぐさや言動から嘘を見抜く行動心理捜査官<楯岡絵麻>シリーズは、第1作目の 『サイレント・ヴォイス』 に始まり、前作 『ストレンジ・シチュエーション』 に次ぐ第6作目が本書です。

既刊はだいたい4章からなる連作短編形式ですが、本書は珍しく一話の完結です。

高齢者に対して高額な商品を売りつける会社の社長が殺され、売上金が奪われる事件が発生。別件で指名手配されている男が現場付近で目撃されたという情報が上がりますが<楯岡>は違和感を覚えます。

新たに捜査線上に上がってきた人物<卜部>は、<楯岡>が行動心理学を学んだの大学時代の恩師でした。お互いの手の内を知り尽くす二人のやり取りは、なかなかの迫力で楽しめました。

今回も多くの心理学用語が登場、第4作 『サッド・フィッシュ』 にての部下の<西野>のキャバクラ通いも、うまく生かされた構成になっており、大いに楽しめた一冊でした。

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今年の読書(24)『ストレンジ・シチュエーション』佐藤青南(宝島社文庫)

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今年の読書(24)『ストレンジ...
被疑者のしぐさや言動から嘘を見抜き事件を解決する通称「エンマ様」こと<楯岡絵麻>を主人公とする<行動心理捜査官>シリーズは 『サイレント・ヴォイス』 に始まり、前作 『サッド・フィッシュ』 に次ぎ本書で5作目になります。

本書は4章からの構成ですが、第1章の事件が各章につながっていく連作短編となっています。

第1章で、派出所勤務の警察官<宮田>が拳銃自殺を起こし、のちに<江口>夫婦殺害強盗事件に絡んでいることが判明、共犯者が自首してきますが、殺害したのは<宮田>だと言い張ります。<楯岡>は自主犯が殺人の主犯であることを見破り事件は解決したように思えましたが、<宮田>と同期の<綿貫>刑事は、<宮田>の行動が納得ができません。

女子大生の失踪事件・アイドルの他殺体事件と捜査一課として忙しく動き回るさなか、<綿貫>はひそかに<江口>家に残された兄妹に接触していきます。

事件の背景に10年ほど前に起こった一家殺害事件が浮かび上がり、<綿貫>は<宮田>の企みに辿りつき、余韻を残す結末でした。
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今年の読書(23)『サッド・フィッシュ』佐藤青南(宝島社文庫)

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今年の読書(23)『サッド・フ...
第1作目の『サイレント・ヴォイス』 で始まりました、被疑者のしぐさから嘘を見破る行動心理捜査官<楯岡絵麻>は、その仕事ぶりから「エンマ様」と呼ばれ、『インサイド・フェイス』 に次ぐシリーズ第4作目の本書では四つの難事件を解決します。

人気歌手の死は本当に自殺なのか。老婦が殺された原因はご近所トラブルによるものなのか。SNSを巡る事件の裏には何が隠れているのか。捜査に勤しむ<絵麻>のもとに、かって恋人だった公安の男<塚本>が姿を現す。彼に頼まれ、絵麻は国際テロ組織にスパイとして潜入していた女の行方を追います。

<楯岡>と部下の<西野>組と、<綿貫>と<筒井>組のキャラの対立も面白く、事件の構成もシリーズとして安定感がでてきた感じですが、「エンマ様」を騙る<西野>のキャバクラ狂いには驚かされました。
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今年の読書(22)『インサイド・フェイス』佐藤青南(宝島社文庫)

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今年の読書(22)『インサイド...
しばらくチェックしていない間に、『サイレント・ヴォイス』 に始まる<楯岡絵麻>シリーズがたまっているようで、『ブラック・コール』 に次ぐ3作目が本書です。

主人公の<楯岡絵麻>は、警視庁捜査一課巡査部長。「行動心理操作感」との副題がついているように、習慣や仕草、行動パターンから相手の嘘を見破る行動心理学を駆使して被疑者を追い詰める美貌の刑事。取調べの腕はピカイチで、絵麻という名前から「エンマ様」と呼ばれている。過去に経験したとある事件がきっかけで刑事になった。

本書では4つの事件があつかわれており。一つ目の事件と4つ目の事件がリンクしていて読みごたえがありました。

「ビグマリオン効果」・「ハロー効果」・「なだめ行動」・「マイクロジェスチャー」などの行動心理学のいろづけもよく、部下の<西野圭介>都のコンビも楽しめる要素に構成されていました。

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今年の読書(21)『爆裂通貨』濱嘉之(文春文庫)

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今年の読書(21)『爆裂通貨』...
『完全黙秘』 で始まりました「警視庁公安部 青山望」シリーズも、前作 『一網打尽』 に続き本書で第11作目になります。

ある事件が起こり、その背景として韓国・中国マフィアの登場、世界の政治的流れを取り入れるとの構成は、読者としてお馴染みですが、元公安部勤務の著者の目線は、いつもタイムリーな話題で楽しませてくれます。

ハロウインで賑わう渋谷の交差点で、スーパーマリオの仮装をした集団が見事な更新を見せた後、ATM爆破とその場でマリオの仮装をした銃殺体が発見される事件が連続して4件起こります。その後同様の事件がハワイでも発生、国際照り事件の予兆かと思わせます。

調査の結果、ハワイ銃殺された死体は中国の偽造パスポートをしようした無国籍の人物たちで、事件の解明にてこずります。
DVDで出生を届け出れない子供たちの無国籍状態が問題になっていますが、犯罪の手先に使われるという設定は小説の中だけでなく現実として受け止めなければならない社会問題だと感じました。
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