今年の読書(66)『帳の向こう』若林正恭・國分功一郎(文藝春秋)
10月
11日
お笑いコンビ・オードリーの<若林正恭>と哲学者の<國分功一郎>の共著『帳(とばり)の向こう』が9月11日に発売されています。
本書は、コロナ禍の2021年3月号から2025年10月号まで4年半、文芸誌『文學界』(文藝春秋)にて5回にわたって行われた対談をもとに書籍化されています。
<若林正恭>がもっとも話したい相手は、哲学者の<國分功一郎>でした。「目的と手段」の社会は終わりつつある?資本主義の魔物に、どう立ち向かえばいい?現代で「快適」を求めるには、勇気が必要?かなど、2人が語り合った、現代への違和感のすべてが話し合われています。
<國分功一郎>は「まえがき」で、これは、2人で行ってきた定点観測のようなものです。では私たちは何を観測していたのでしょうか。それは私たちが生きている社会であり、より詳しく言えば、この社会にある息苦しさのようなものであったと思います。と綴っています。
<若林正恭>は「あとがき」で、「私がシステムに対しての距離を測り直したきっかけは、國分先生が帳の際で、哲学やその普遍でもってヒントを与えてくれたからに他ならない」と記しています。










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