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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(59・60)『名探偵コナン理科探偵団1・2』(小学館)

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今年の読書(59・60)『名探...
小学生の孫用にと買い求めました原作<青山剛昌>の『名探偵コナン理科探偵団1・2』は、1巻・2巻が同時発売されていますが、全9巻の予定のようです。1巻の作画は<狛枝和生>、2巻は<斉藤むねお>&<鹿賀ミツル>が描いています。
 
どちらも1冊(1320円・税込み)ですが、前頁オ-ルカラーで仕上げられていますので、読みやすかったです。
 
小学生向きの学習漫画として、小学生が強い関心を抱くジャンルを中心に刊行されていくようで、小学3年生から6年生まで学習する「理科」では、自然(宇宙、天気、気象)や生き物(人体、昆虫、動物)や科学(乗り物、実験、AI)などについての知識を学べるようになっています。
 
今回の1巻目は、〈ニホンオオカミ〉を話題として、地球上の「絶滅動物」についてのお勉強です。
2巻目は、宇宙と隕石についてわかりやすく解説されています。
#単行本 #漫画 #読書

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今年の読書(58)『プラハの古本屋』千野栄一(中公文庫)

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今年の読書(58)『プラハの古...
私のブログル参加の一番最初の投稿は、2007年12月16日の「古書店が消えてゆく」でした。
 
中学生のころから、古本屋巡りは、毎日曜日の楽しみでした。ブログルに参加しだして、投稿に時間を取られますので、読書数はかなり激減してしまいましたが、気になるタイトルの文庫本『プラハの古本屋』が、1987年8月の刊行から時を経て、2025年8月25日に文庫本として発売されています。
 
著者の<千野栄一>(1932年2月7日~2002年3月19日)は、言語学者で、ワルシャワの首都プラハに留学時代の古本屋に関する文章が収められています。文庫本の帯には、〈本とビールと友情と〉あり。これまたビール党としては、面白く読めそうだとの直観も外れませんでした。
 
社会主義国の古本屋では、良い本は店頭より奥にしまい込んである。足蹴良く通い店主と打ち解け、バックヤードに入れるかどうかで、欲しい本が入手できるかの勝負が決まります。戦後第一回目の交換留学生としてプラハに降り立ったときから10年間、古書を探さない週はなかったという言語学者が、本と出逢う喜び、愛すべき店主たちとの交流を中心に構成されています。
 
つらつら読みながら、私も宇治川商店街の最南端の古書店から元町商店街の西口に入り数軒を巡り、大丸神戸店の山側の古書店を経由して、三宮センター街の後藤書店まで十数軒を超える古書店巡りの各店舗を思い出しておりました。特に元町商店街にありました「黒木書店」の博識な店主には、いろいろとお世話になり、良い勉強をさせていただきました。
#ブログ #文庫本 #読書

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今年の読書(56)『流警 水地川温泉事件ファイル』松嶋智佐(集英社文庫)

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今年の読書(56)『流警 水地...
日本初の女性白バイ隊員であり、元警察官の<松嶋智佐>だけに『女副署長』シリーズ以後の作品はすべて読んでいると思います。
 
本書『流警 水地川温泉事件ファイル』は、『流警 傘見警部交番事件ファイル』(2023年)、『流警 新生美術館ジャック』(2024年)に続く3冊目ですが、「榎木孔泉」を主人公とする2作目の続編として、2025年8月21日に書下ろし文庫本として発売されています。
 
各地の警察署をさすらう変人キャリア警視正「榎木孔泉」は、前作の警備部長から水地川警察署長として赴任しています。そんな折、鄙びた水地川温泉街で連続放火事件が発生します。
水地川署の女性刑事「東田和希」は運転技術を買われ、足を負傷中の署長「榎木孔泉」のお供役の運転手を命じられ、温泉街に聞き込みに回りますが、不眠不休の巡回も虚しく、第3・第4のボヤ騒ぎが起こり、ついには温泉旅館経営者が殺害されてしまいます。
 
本部の捜査一課が捜査に加わる中、現場に出て組織の和を乱す「榎木孔泉」署長を敵視する捜査一課長「一之宮」に、犯人逮捕よりも火災防止を優先する消防団が加わり、立場も信念も異なる者たちが、真犯人を追い求めます。
 
寂れゆく温泉地の現状を舞台として、旅館同士の敵対心、後継者の問題などの伏線を絡めながら、おさがわせキャリア「榎木孔泉」の新米刑事「東田和希」への教育など、話題豊富な内容で読み終えました。
#文庫本 #読書

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今年の読書(55)『皆殺し映画通信 破滅へあと三歩』柳下毅一郎(フィルムアート社)

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今年の読書(55)『皆殺し映画通信 破滅へあと三歩』柳下毅一...
映画評論家<柳下毅一郎>が有料Webマガジン『柳下毅一郎の皆殺し映画通信』に発表している邦画評論を集めた書籍『皆殺し映画通信 破滅へあと三歩』が、9月26日にフィルムアート社より刊行されています。
 
スクリーンから洋画が消え、アニメーションが上映ホールを埋め尽くし、興行収入の一、二位を占めている現在、日本映画は新たな黄金時代へと向かうのか、それとも大爆発ビッグバンが待っているのか、< 柳下毅一郎>が、真の〈最先端の日本映画〉とともに現代を問う本書です。
 
『Me? Xavier!』にはじまり、『野球ユーチューバー有矢』・『レディ加賀』『フィリピンパブ嬢の社会学』『劇場版マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』『四月になれば彼女は』・『大阪男塾・炸』・『大阪カジノ』『輝け星くず』『初めての女』『岡野教授の高校協奏譚』『幽霊はわがままな夢を見る』『逃走中 THE MOVIE』『私が俺の人生⁉』・『ザギンでシースー⁉』・『つぎとまります』・『ル・ジャルダンへようこそ』・『本を綴る』『カーリングの神様』『てっぺんの剣』『重ねる』『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』『海の沈黙』『グランメゾン・パリ』『おらが村のツチノコ騒動記』『スオミの話をしよう』など26作品の評論が掲載されています。
 
映画評論家<轟夕起夫>とともに現代日本映画の隆盛を分析したイベント対談の模様も収録されています。
#単行本 #映画 #映画評論 #読書

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今年の読書(54)『水族館ガールNEO』木宮条太郎(実業之日本社文庫)

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今年の読書(54)『水族館ガー...
大坂の海遊館が、10月1日に累計入館者数が9千万人を超えたとの報道を聴き、久しぶりに『水族館ガール5』以来手にしました2025年8月15日発売の書下ろし文庫本『水族館ガールNEO』ですが、ご無沙汰していますうちにシリーズが「9」まで進み「メモリーズ」シリーズが2冊発売されての本書になるようです。
 
この間に、アクアパークの買収行為で孫ぞ期危機があり、主人公の「嶋由香」は先輩「梶良平」と結婚していました。
 
本書では、再び大企業連合買収計画が立ち上がり、対抗するため、館長をはじめ、飼育員の「由香」や「梶」、千葉湾岸市から出向の「奈良岡咲子」を始め、黒岩企画の黒岩たちをはじめ、実習生で研修に来た大学院生の「宮川」らと新しい水族館の運営方針に取り組む奮闘記が、展開されていきます。
 
硝子の水槽が並んでいるだけの〈汽車ポッポ展示〉を刷新するために、カニダンスやチンアナゴ、ちりめんじゃこの五感展示、デンキウナギで発電など様々な企画に挑戦、クラウドファンディングの活用と目まぐるしく水族館の裏側での奮闘が続きます。
 
今回も、カニやチンアナゴ・ペンギンなどの生態が気楽に楽しめた一冊でした。シリーズですが、本書単独でも楽しめるお仕事小説です。
#文庫本 #水族館 #読書

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今年の読書(53)『今日は何の日?』露の団姫(春秋社)

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今年の読書(53)『今日は何の...
著者<露の団姫(まるこ)>さんは、1986年 (昭和61)年 10月17日生まれ、
静岡県しゅっしんです。現在兵庫県尼崎市在住の落語家兼天台宗尼僧です。
 
古典落語の他にも自作の仏教落語に取り組み、毎月3日、13日、23日には自身が住職をつとめる天台宗不軽山道心寺(兵庫県尼崎市西長洲町2丁目29-17)で「縁日寄席」を開催しています。
 
本書『今日は何の日 まるこの日めくり仏教小咄』は、2024年12月20日に発売されていますが、1月1日から、毎日一話の仏教に関連した小咄が、1ページにまとめられています。
寝る前に一日一話で、一年かけて読む予定でしたが、繰り上げて終了しました。
 
仏教や宗教に関する豆知識が学べ、面白く読み終えました。
 
ちなみに本日10月1日は、【印章の日】ということで、〈なぞかけ〉で締められています。「御朱印」とかけて「JA」と説く、そのこころは、どちらも「納経(農協)」です♪
#単行本 #天台宗 #尼僧 #落語家 #読書

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今年の読書(52)『ロボット・ドリームズ』サラ・バロン(ポプラ社)

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今年の読書(52)『ロボット・...
2024年11月8日より公開されました映画『ロボット・ドリームズ』の原作となりましたグラフィックノベルの日本版が、ポプラ社より9月17日に刊行されています。
 
 『ロボット・ドリームズ』は、1980年代のアメリカ・ニューヨークを舞台に、孤独な「ドッグ」と友達「ロボット」の友情を描いた、セリフなしのアニメーション作品です。監督は<パブロ・ベルヘル>が務め、第96回アカデミー賞で長編アニメーション映画賞ノミネートを果たし、その他多くの賞を受賞した作品です。
 
日本国内では20館からスタートした公開館数を徐々に増やし、興行収入は2億円を突破しています。
 
 グラフィックノベルのカバーは原著者の<サラ・バロン>が、「ドッグ」と「ロボット」の仲睦まじい様子を描き下ろしています。イラストは裏表紙までつながっており、ほかのキャラクターも登場しています。
 
セリフのないグラフィックノベルですが、箱に書かれた文字や擬音は原書のイメージを崩さないように翻訳し、デザインされています。そのほか日本版のスペシャル仕様として、装丁がハードカバーに。さらに映画ビジュアルと原書カバーイラストのピンナップが付属し、<サラ・バロン>から日本の読者へ向けての描き下ろしイラスト付きメッセージなども収録されています。
#アニメ #単行本 #映画 #第96回アカデミー賞 #読書

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今年の読書(51)『桜の血族』吉川英梨(双葉文庫)

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今年の読書(51)『桜の血族』...
著者<吉川英梨>には、『アゲハ 女性秘匿阿捜査官 原麻希』から始まる〈ハラマキ〉シリーズの「原麻希」『十三階』シリーズの「黒江律子」といった個性的な女性主人公の作品がありますが、それにもまして個性的で強烈な主人公「桜庭誓」が登場しています本作は、2023年8月に刊行されていますが、2025年8月9日に文庫本が発売されています。続編『菊の慟哭』が2025年9月18日に刊行されていますので、文庫化されるまでが待ち遠しいシリーズになりそうです。
 
警視庁暴力団対策課の刑事の妻であり、警視庁暴力団対策課の刑事の父の娘でもある「仲野誓」はある日、同じ課で働く夫の「賢治」が銃撃されてしまい「賢治」は下半身不随になります。「誓」は犯人を逮捕するため、警視庁に再就職、「警視庁初の女マル暴刑事」である「薮哲子」とコンビを組み捜査に当たります。
 
そんな中、日本最大の暴力団吉竹組の元組員宅で爆破事件が発生。ベトナムマフィアの仕業かと思いきや、事件は本家と関東に分裂した吉竹組の抗争が絡んでいました。「誓」は自分に思いを寄せる片腕の武闘派組長「向島春刀」とともに、血まみれの抗争に身を挺していきます。
 
マル暴刑事の執念と複雑化する暴力団組織の闇、血飛沫舞うヤクザの生き様から目を離すことができず、最後まで一気読みさせる描写力と構成は、著者ならではの力量と伏線が見事に回収されており、続編が刊行されているだけに文庫化が待ち遠しいシリーズの終わり方でした。
 
読後に〈マンゴ〉が食べれなくなるかもしれません。(笑)
#文庫本 #読書

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今年の読書(51)『生きている松田優作』丸山昇一(集英社インターナショナル)

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今年の読書(51)『生きている...
著者<丸山昇一>は、ドラマ『探偵物語』(日本テレビ系・1979年9月18日から1980年4月1日まで)や映画『野獣死すべし』(1980年・監督:村川 透)で知られる脚本家ですが、著者が<松田優作>と出会い別れるまでの濃密な関わり、愛憎入り交じった感情を著わしたのが、本書『生きている松田優作』で、2025年8月26日に刊行されています。 
 
 1970年代末から1980年代の映画業界の熱気と混沌、不世出の大スターの情熱とすごみ、脚本家の苦悩と恍惚が込められています。
 
1979年、『探偵物語』の製作前打ち合わせで、脚本家志望の若者だった<丸山昇一>の前にサングラスをかけてデニムのスタジャンをまとったスター<松田優作>が現れます。もともとは「好きな俳優ではなかった」ものの「存在感がすごすぎる」<松田優作>と出会ったことで、<丸山昇一>の運命は変わっていきます。『探偵物語』で脚本家デビューを果たした<丸山昇一>は、<松田優作>主演の映画『処刑遊戯』(1979年・監督: 村川 透)で念願の映画脚本を担当し、<角川春樹>から『野獣死すべし』のシナリオ執筆を依頼されることになります。
 
「生きている松田優作」には回想録となる本編に加え、<松田優作>が生前語っていた構想をもとに、75歳の<松田優作>を主演に想定して書き下ろされた探偵ドラマのシナリオ『21世紀探偵秘帖 顔(フェイス)と影(シャドー)』が収録されています。
#俳優 #映画 #書籍 #読書

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今年の読書(50)『ワインビジネス』佐野敏高(クロスメディア・パブリッシング)

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今年の読書(50)『ワインビジ...
本書『ワインビジネス』は、プロのソムリエがワインの世界をガイドする一冊。紀元前6000年に遡るワインの起源やブドウの種類といった基礎情報から、ワインの醸造や流通、購入方法、普段の楽しみ方までを総合的に解説しています。
 
著者の<佐野敏高>は国内外のレストランやワインバーで経験を積んだ後、「Wine Bistro calme」と「ワインのお店さらさ」を開業しています。
 
ワインの美学と奥深さ知識も楽しみもぎゅっと詰まった、究極のワイン教科書となっています。ワインは単なる飲み物ではありません。それは歴史であり、文化であり、自然との対話です。本書は、ワインという神秘的な液体が持つ無限の魅力を、生産から流通、味わい方まで総合的に解き明かしています。
 
テロワールと呼ばれる土地の個性、ブドウ栽培の秘密、気候変動とワインの未来など、専門的な知識も分かりやすく解説され、さらに、ペアリングとマリアージュの違いまで、実践的なアドバイスが満載です。
 
本書を通じて、「正解」を求めるのではなく、一期一会の出会いとしてワインを味わう感性を育むことは、感覚を磨き視野を広げることにつながる、と著者は言いいます。
#ソムリエ #ワイン #単行本 #読書

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