今年の読書(67)『スティーヴン・スピルバーグ 未知と驚異の創造主』
12月
6日
<イアン・ネイサン>による映画監督<スティーヴン・スピルバーグ>の評伝『スティーヴン・スピルバーグ 未知と驚異の創造主』が、10月25日に(フィルムアート社)より発売されています。
芸術と商業を見事に融合させてきた<スティーヴン・スピルバーグ>の〈幼少期の目覚め〉から、『フェイブルマンズ』までの長い旅路を探ります。<ジョージ・ルーカス>をはじめとする制作者仲間〈ムービー・ブラッツ〉の面々、作曲家<ジョン・ウィリアムズ>、プロデューサーの<キャスリーン・ケネディ>、映画編集者<マイケル・カーン>、俳優の<リチャード・ドレイファス>、<ハリソン・フォード>、<トム・ハンクス>、そして興行界の大物にして恩師である<シド・シャインバーグ>らとの協働についても言及しています。
また悪夢のような撮影と手強いサメに翻弄された『ジョーズ』、奇妙な野心に満ちた『未知との遭遇』、挫折に終わった<三船敏郎>が出演した『1941』、そして「インディ・ジョーンズ」シリーズなど、製作の過程から生まれた数々のエピソードも紹介しています。
著者<イアン・ネイサン>は<スティーヴン・スピルバーグ>という作家を芸術家として、映画監督として、そして1人の人間として見つめ直しています。









