《 “殺風景な里山でも!?!”❖ 20-04❖》

ロウバイ(蝋梅) ロウバイ科(Calycanthaceae)
学名:Chimonanthus praecox (L.) Link
別名: カラウメ(唐梅)



しろはら、だろうと思うが定かではない。

《花暦樹(1)・_・鳥⇔“七草の頃”》
里山の中が、震撼としている。初参りに出掛けた時に感じた事。
そんな里山でも目立つ光景は、鳥観察する人々(鳥撮影の人々)。
そんなポイントを避け落葉で陽溜りになっている所をさがしていると、
ロウバイ(観賞用に植栽??)の黄色花が目に入った。
葉より先に黄色い花を開花させ近づくと甘い香りが漂い優しい。
一般的に臘梅といえばソシンロウバイを指しているように感じる。
ロウバイには、鮮やかな黄色い大輪花の満月臘梅(まんげつロウバイ)」、
花の内側中心が赤い「和臘梅(わロウバイ)」、
色が薄めの「素心臘梅(そしんロウバイ)」の3種類がある。
花弁は、透明感があるが蝋質、それゆえの花名か。新春にふさわしい。
そんな樹の足元の落ち葉の絨毯の中にゴソゴソ動いているのが見えた。
近寄ってみると小鳥が飛び立ち、かなり先の枯れ草地に降りた。
人間を恐れているのではなく、かくれんぼをしてるようだった。
鳥に疎い、帰宅して調べてみるとシロハラ(Turdus pallidus)のようだ。
見かけた時、枯れ葉下のミミズでも捕食していたのか??

今年は、散歩・サイクリングをしっかりして鍛えよう。
「2020/01/05・泉の森」

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“里山の今、赤い実!!”《襍感・/・点描18-77》

ガマズミ(鎌酸実、莢迷/実“fructus") レンプクソウ科(Adoxaceae)
学名:Viburnum dilatatum Thunb.
「エナガ(多分)」

《時節感慨・・呟記・・初冬、鳥の「食」、赤い実!?!”》
ガマズミ(鎌酸実、莢迷、蒲染);
花に関しては、以前に細かく記したのでそちらを参照して頂きたい。
ガマズミ(鎌酸実、莢迷)の花は ムシカリ(虫狩・スイカズラ科)とかなり大きさが異なるが、
赤い実になったら区別が難しいほど良く似ている。
秋には ムシカリやヤブデマリの実と同じように真っ赤に実る。
鳥たちの餌になるが、食してみると紅くなりたての頃は酸味が強い果汁である。
初冬の頃には、甘くなり食べられるが、果肉は薄く種子が大きい。
昔から天然の着色料に用いた。山里では果実酒にする(きれいな深紅色)。
秋も深まると、実より遅れて葉も赤くなる。
又、タマバエの一種による虫こぶにもなる。正常実の2~3倍の大きさの球形になる。
色は淡緑色から淡紅色を帯び、表面には白色の短毛が密生する。
例年、11月には実(種子)が姿を表すが、今年はなぜか遅れ気味に実が付いた。

一寸離れたところでは、“鳥撮”集団が、「カワセミ」を狙って三脚を立てていた。
邪魔しない様に遠回りして林の中をいくと池近くで可愛い「エナガ(多分)」に出会った。
「2018/12/09大和市・泉の森」 

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“鳥の名は‘2’?”《襍感・/・点描‘18-06》

スズメ目 Passeriformes;スズメ亜目 Oscines
モズ科 Laniidae モズ属 Lanius  モズ L. bucephalus
学名:Lanius bucephalus Temminck & Schlegel

《時節感慨・・呟記・・》
林の中にある湿地っぽい所に落葉した枯れ枝が見えた。
足元が少しぬかるんでる。そんな所に三脚は立てられる由もない。
そんな環境からか、小鳥たちが沢山いるのにキャメラマンは、皆無。
じっと眺めていると雀より大きいか。何かの実を啄んでいたのか。
目から後頭部にかけて黒い帯が、、、特徴と映った。
「キィーキィーキィー」という甲高い声で鳴いている。
なわばりなのか、近くに居るこちらは侵入者で威嚇でもしてる風に感じた。
恥ずかしながら鳥の名前がわからない。しぐさを懸命に観察して。。。!
口ばしを見ると“小さな猛禽類”といえまいか!!
クチバシは尖い、が脚が細いので精悍さに欠ける。
だが動きを見てると、脚の動きが鋭い。鷹のように“狩り”をするのだろうか??
色々思いを巡らせながら、暫くの間、無心に観察した。
疲れている我が“まなこ”を生き返させてもくれた。
自宅にもどり、その鳥が百舌鳥(もず)であることを知った。多分だが。





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“鳥の名は?”《襍感・/・点描‘18-05》

ミソサザイ;スズメ目 Passeriformes:ミソサザイ科 Troglodytidae
学名:Troglodytes troglodytes
小さな体に似合わない大きな声で長くさえずる(体長:10cm)。
ウグイスより乾いた感じのツェッ、ツェッという声。

《時節感慨・・呟記・・》
里山散歩の折、よく耳にする鳥のさえずり。でも姿を見る事は、余り無い。
意識して探さないからだ。地表近くの植物に夢中で。。。!
池の脇、岩の上に偶然みつけた小鳥。名前等、全く分からない。
自宅に戻り調べてみると、多分?!?「ミソサザイ」ではなかろうか。
半信半疑だが掲載。ひょうきんに動く姿を思い出しながら画像を眺める。
解説書によると、この鳥を「王さま」とか「年寄り」と呼んでいる由。
その理由は、ギリシャの哲人・学者が、斯様に記していたとか!!
「弱々しいが、チャッカリ屋で器用。暮らし振り楽々としている」と。
日本では、小林一茶の「みそさざい ちっというても 日の暮るる」がある由。
普段鳥名に感心をもたなかったが、色々とおもしろい。
一応の知識を以って、のんびりと朝食をとる。ここ数日、実に寒い。

先日、ある所で河津桜や梅の木の剪定枝を頂いた。
その折、仲間も持ち帰った。其の仲間の家では、開花したそうだ。
だが我が家に持ち帰った枝は、未だ蕾のままだ。
木々は、正直だ、と痛感した。仲間は、陽の差す玄関に飾ったようだ。
対する我が家に持ち帰ったものは庭に地植え、表土上は残雪が残っている。
花々の開花時期が、気温でかなり違いが出ることを実感した。

昨日は、節分だった。「鬼は外、福は内」と豆まきをした頃がなつかしい。
昨今は、そんな声を近所で聞かない。生活環境の変化をかんじる。
これも年老いた証拠かもしれず、和の風習が薄れていくのを食い止めねば^^)。

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