《時節感慨・・呟記・・》
林の中にある湿地っぽい所に落葉した枯れ枝が見えた。
足元が少しぬかるんでる。そんな所に三脚は立てられる由もない。
そんな環境からか、小鳥たちが沢山いるのにキャメラマンは、皆無。
じっと眺めていると雀より大きいか。何かの実を啄んでいたのか。
目から後頭部にかけて黒い帯が、、、特徴と映った。
「キィーキィーキィー」という甲高い声で鳴いている。
なわばりなのか、近くに居るこちらは侵入者で威嚇でもしてる風に感じた。
恥ずかしながら鳥の名前がわからない。しぐさを懸命に観察して。。。!
口ばしを見ると“小さな猛禽類”といえまいか!!
クチバシは尖い、が脚が細いので精悍さに欠ける。
だが動きを見てると、脚の動きが鋭い。鷹のように“狩り”をするのだろうか??
色々思いを巡らせながら、暫くの間、無心に観察した。
疲れている我が“まなこ”を生き返させてもくれた。
自宅にもどり、その鳥が百舌鳥(もず)であることを知った。多分だが。