《 備忘録(12月に観たい〝野生花5〟)!?! 》
ツチトリモチは、日本固有種で寄生植物。
紀伊半島, 四国, 九州, 南西諸島,
其々の山地森林内の限られた場所に見える。
木の根に寄生し根塊(寄生木こぶ)を作る。
寄生する木は、ハイノキやクロキ等、
限られた樹種のみに寄生する。
光合成をせず葉が無く雌雄異株。
雌株だけでも増える単為生殖である。
草丈6~12cmで菌が赤いので真っ赤な姿をしている。
花期は、10~11月で3cm程の肉穂花序を出す。
毎年同じ場所に出現。
こぶは年々コブは大きくなり最後は黒くなって枯れる。
花序が坊主頭に似ていることから、
ヤマデラボウズ(山寺坊主)とも呼ばれる。
根塊(コブ)に粘着物質が含まれ、
昔は潰して鳥もちに用いられていた。
寄生木こぶ(根塊)の色が異なるのは、
寄生してからの年数の違いと推測される。
栄養は、寄生主の根を体内に引き込んで吸収する。
根茎は大小不同に2 - 3に分岐。
一見すると、キノコのように見えるが、
隠花植物ではなく隠花植物で花を付ける。
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未だ見ていない野生種、結構ある。遠き南方方面に多い花々。
ミヤマツチトリモチは、東京都西多摩郡の某所で見る事ができる。
備忘録⇨記録しておく^^)。
「令和伍年(皇紀2683年)12月18日、記」