タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢);
明治初期に渡来した帰化植物。日本各地に広がっている。
花も小さいが実もちいさい、ルーペで見ないとみつけられない。
人の立目線では花の存在に気が付かない。見をとしていた花だった。
我が家の周りでも極普通見られた。花の直径が約3㎜と小さい。
茎高20㎝位で、茎基部で分岐し直立、曲がった毛と長い腺毛がある。
葉は対生、下部の大きな葉に比べ上部の葉は小さく三角状広披針形。
花は瑠璃色で、花柄は殆どない。花は、昼前後の数時間しか開かない。
萼は長さ3㎜位、4裂し裂片は線状披針形。花冠は萼より短い。
花名の由来は、イヌノフグリの仲間で茎が立ち上がることから。
「令和参年(皇紀2681年)3月23+1日、記」